FC探偵モノの基礎！　≪探偵神宮寺三郎　横浜港殺人事件≫

探偵モノがお好きな方なら、一度は耳にしたことがある神宮寺三郎シリーズ。当作品は1988年ファミコンの第2作目です。寺田克也氏の描く美しい世界観と、ハードボイルドな神宮寺のセリフと共に進む物語は、他作品とは一線を画し、気付けば長く支持され続けてシリーズは25周年を突破！！最近の探偵モノが物足りないあなたに、是非おすすめですよ～！

狙われた野毛山～怒涛の展開

銃声！発見された野毛山

野毛山のアパートへ行ってみると、
なんと銃声が！現場へ駆けつけると、
虫の息の野毛山が発見されます。

犯人はロバートであり、証拠になる
人間である戸塚や野毛山、次はエバを
殺し、国外逃亡するつもりであること、
エバは山下地区のアジトにいることを
言い残して死んでしまいます。

伊勢崎に確認し神奈川のせいろうかい
系列の倉庫へ直行します。

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犯人発見！日之出は負傷します

倉庫へ飛び込むとそこにはエバを盾に
2人の犯人が！

日之出は思わず飛び出してしまい打たれ
負傷し、神宮寺はどうしたらいいか
迷ううち、脱出されそうに・・！

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謎の男またも現る！犯人はお縄に！

そこへまたも謎の男が現れました！
神宮寺は好機を逃さず男と協力し
2人を捕まえました。

ふーやれやれ・・。

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事件の原因解明～エンディング

今回の事件の首謀者と被害者たち

事件を終えて、バーフィヨルドで伊勢崎から
イリスが殺された経緯を聞く神宮寺。

ロバートにはしてやられたと思いながら、
あの男のことを思い出します。

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伊勢崎の話を要約しますと、

密輸グループを抜けたかったイリスは、エバに
相談しようか迷っていた所、ロバートに気づかれ
襲われてしまい、もみ合ううちに川に転落して
死亡してしまった。

またロバートはエバにも真相が伝わっていると
勘違いし、野毛山を使ってエバを誘拐。

伊勢崎に目をつけられた戸塚も、事実を知る
野毛山やエバも、全員を殺して国外逃亡を
図ったということだった。

でも神宮寺の心に残っているのは、3度も
助けられながら名前すら不明の謎の男の
ことでした。

とうとう姿を現した謎の男。その正体は

その時、肩をたたく誰かが。するとそこには例の男が！

リュウさんていうんだ・・ふんふん・・
香港？香港の密輸捜査官？

・・台湾じゃないの？！
ここまで来て何故近いとはいえ別の国・・？

ともあれ彼の協力に助けられたことで
今回の事件は無事に解決できたのでした。

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そして最後はお決まりの次の仕事

そして熊野警部からは次の頼み事の
連絡が。こうして神宮寺＆熊野タッグは
ずっと続いていくんですね。

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タバコに寛容だった時代。進行の重要ツールでした

依頼人・・（はよ仕事しろ～～）

捜査中、実は総じてタバコが無いと
話が進まない仕様なのでした。

タバコは全シリーズを通して神宮寺の
大事なツールです。

話が進むたびに吸わなければ詰む仕様は、
シリーズを追っていくと肩身の狭い神宮寺も
見え隠れします。

作品によっては、エンディング後に何本
吸ったかが出るなんて仕様もあったり。

via retrogamez.net

当作品は神宮寺シリーズの基礎でした

いかがでしたでしょうか。
今回の作品はシリーズでは2作目となりますが、初作では
アクションパートが挟まれ、まだ実験的なところも多かった為、
是非論は結構分かれていました。

ですがこの2作目の仕組みはほぼ完成されていましたので、
このままの形で以降も踏襲されています。

是非、気になった方はFC単品でも、文中にお伝えしました
総集編の作品などで遊んでいただければと思います。
推理や探偵モノがお好きな方なら、王道の感動が保証できます！
おすすめですよ～！