日本のムーミンはムーミンじゃない!?
2015年10月6日 更新

日本のムーミンはムーミンじゃない!?

いろいろなグッズにされていてとても人気のあるムーミン。日本で放送されたアニメをトーベ・ヤンソンが嫌っていたのって知ってましたか?アニメムーミンをまとめてみました。

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ムーミンとは?

ムーミン (1972年版) OP 4K3K - YouTube

超解像技術使用 + フレーム補間 + アップコンバート 動画サイズ 4000 x 3000 (4K3Kスーパーハイビジョン) フレームレート 60 fps ① ビデオテープの動画をSD画質に変換保存 ② 超解像技術を使用してフルHD画質に変換 (HPVC1100とTMPG4.0XPressを使用) ③ TMPG4...
『ムーミン』は『カルピスまんが劇場』(のちの『世界名作劇場』)で放送されたテレビアニメシリーズ。
1969年版と1972年版がある。原作はトーベ・ヤンソンの同名の小説『ムーミン』シリーズと末弟ラルス・ヤンソンと共に描いた『ムーミン・コミックス』。
1990年にテレスクリーンが制作し、テレビ東京系列で放送された『楽しいムーミン一家』シリーズとは別作品である。
1969年10月5日 - 1970年12月27日、フジテレビ系列にて放送。企画製作は瑞鷹エンタープライズ。アニメーション制作は第1話から第26話まで東京ムービー(Aプロダクション)。第27話以降は東京ムービーが赤字のために急遽降板したため、間をおかず虫プロダクションに交代。放送時間は日曜 19:30 - 20:00。『カルピスまんが劇場』の第2作である。第26話までは瑞鷹株式会社の他にトムス・エンタテインメントも映像の権利を所持している。
なお、放送開始時の読売新聞の新聞広告には、『「きみカバちゃん?」「ちがうよ、ぼくムーミンだよ!」北欧のかわいい妖精物語』と広告文が書かれていた。なおこの広告には、同日スタートの『ハクション大魔王』と『サザエさん』も載っている。
子供向け番組枠としての同時間はTBSが先客だった。1作目「ムーミン」放送開始の同じ日に、実写スポ根ドラマ「サインはV」が始まり「ムーミン」を上回る視聴率と人気を得た。終了後も「アテンションプリーズ」が続いた。しかし当時の識者や大人はむしろ「ムーミン」を好んだ。詩情に満ちた内容や水彩画に近い色調に魅力を感じるという見方があったが、多くの親にとっては、暴力シーン・残酷シーンなど、当時のアニメや特撮ものなど多くの民放の子供向け番組にあった「教育上悪い」シーンが少なく安心して子供に見せられるというのが理由だった。
ムーミンは1969年、1971年、1990年とテレビ放送されていたんですね。
こんなに今でも人気なのに当初は赤字だったとは驚きです。

トーベ・ヤンソンが不満だったわけ

まずアニメムーミンのあらすじについて説明します。

フィンランドのどこかにあるとされる妖精たちの住むムーミン谷に住んでいる、ムーミントロール、通称ムーミンの生活を描いています。
あらすじというあらすじもないのですが、ムーミンたちは人間と同じ世界に住んでいるが察知されない存在として描かれています。(後期になるとだんだんその様子が薄れてきますが)

ちなみに、原作の小説は子供向けのものです。ですが、第二次世界大戦中は現実の生きづらさを反映するようにムーミン谷にも自然災害が多く描かれ、純文学に近いものになっていたようです。

さて、そんなトーベ・ヤンソンが日本のアニメムーミンに抱いた不満な点とは何だったのでしょうか?

一番の原因はムーミンのフォルムです。
初期のムーミン

初期のムーミン

これですね。確かに今のムーミンよりだいぶ太っているというか、カバみたいですね。
この丸いフォルムが日本のお茶の間ではなかなかウケたそうなんですが、当のトーベ・ヤンソンにとってはこんなのムーミンではない!ということになったようです。

そしてこの後1972年からのムーミンは少し違う見た目になりました。
1972年のムーミン

1972年のムーミン

少しスマートになっています。
また、黒目が大きくなってかわいらしい見た目になっています。

しかし、トーベ・ヤンソンは日本ムーミンの世界観も好んでおらず「外国での放送は認めない」と言ったようです。日本のムーミンは蝶を虫取り網で捕まえたり、車を所有していたりしていたのですが、そんなことはしないとたびたびクレームがきたとか。
そんな事情もあって、トーベ・ヤンソンが来日した際には夜ホテルから連れ出してムーミンを見せないようにするなど涙ぐましい努力がされたようです。

後の調べでは、トーベ・ヤンソンは自身が野蛮だと考えるアメリカのアニメーションに似たものを日本制作のムーミンに感じていたようです。
その印象とは裏腹に、当時の日本では暴力シーンなどの教育上よくないシーンがないアニメとして人気がありました。

1990年から放送された「楽しいムーミン一家」についてはトーベ・ヤンソンもアニメ制作に加わったそうで、そういう意味でこの作品は過去のムーミンとは別物とされるようです。

かわいらしい妖精についてこんなに複雑な過去があったんですね。

主な登場人物

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ムーミントロール
声 - 岸田今日子/高山みなみ/野島健児
ムーミン一家の男の子。日本では妖精だといわれているが、厳密に言えば妖精ではない(作者は「バーレルセル(存在するもの)」と説明している。バーレルセルとは、「いることはいるけれど何と言い表してよいかわからないもの」というような意味合い。
小説でのムーミン達は、体の大きさは「電話帳くらいのサイズ」とトーベ・ヤンソンは言うが、植物などの大きさと比較すると、コミックスと同じように人位のような大きさと考えられる。

ムーミンパパ
声 - 高木均/大塚明夫、高山みなみ(若い頃)/稲葉実
出自は捨て子で、へムル(実際はフィリフヨンカの孤児院だが、パパの思い出でまだ存命中の者の迷惑にならないように、ヘムルとした)の孤児院に保護された。
シルクハットがトレードマークで、パイプタバコを好む。

ムーミンママ
声 - 高村章子/谷育子、かないみか(若い頃)/高島雅羅
いつも賑やかなムーミン一家を支える。常に赤と白の縦じまの腰巻エプロンを着用して、手には持ち手の付いた黒いハンドバッグを携帯している。

ミイ
声 - 堀絢子/佐久間レイ/水田わさび
ミムラという一族の一人で、ミムラ夫人の20番目の子。タマネギのように結った髪型が特徴(ミムラ族は女はみなこの髪型。ちなみに男は逆立てたような短髪である)。赤いスカートを着ているが、黒い手袋をしているため、手が黒く見える。他に34人の兄弟姉妹がいる。
一言で強烈な印象を与える毒舌家。ただし、根っからの悪い子ではなく、意地悪で言っている訳ではない。

スナフキン
声 - 西本裕行/子安武人/白熊寛嗣
ムーミントロールの親友。服を着て靴を履いており、ヒトに似た姿だが、手が4本指(親指の他は3本)、しっぽが描かれた挿絵も存在するなど明白にヒトとは異なる。
自由と孤独、音楽を愛する旅人。クールで物事を所有することを嫌う。冬の来る前に南へ旅立ち、春の訪れとともにムーミン谷に戻ってくる。

ムーミン谷のいろいろ

このほかにもたくさんムーミン谷の名言があります。
ツイッターでたくさんbotがあるのでチェックしてみては?

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本物と同じ大きさだというウォールステッカーです。
部屋にムーミンがいると思うとなんだかうれしいですね。
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