朝シャン
朝シャンとは朝起きてするシャンプー(洗髪)のことである。1987年、朝食を抜いてもシャンプーはするという女子高生が大半を占めているとわかり話題となった。
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こうした状況を受け、ハンドシャワーが付いた洗面台が登場。なお、朝シャンという言葉は資生堂のCMの「朝のシャンプー」というフレーズを女子高生が略したものである。
【懐かCM】Kanebo 朝シャン 田村英里子(1989年) - YouTube
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また、朝シャンは1987年新語・流行語大賞の新語部門・表現賞を受賞。受賞者は資生堂のセールス商品事業部であった。
資生堂 モーニングフレッシュ - 斉藤由貴 - YouTube
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なぜ流行したのか?
朝起きたときには寝グセがついているので、完璧にセットするのが大変です。
特に毛質の悪い人や頭の形の悪い人は。
霧吹き等で髪を濡らしてセットするよりもサッと洗っちゃった方が手っ取り早い・・・
ということで1980年代から朝シャンがポピュラーなものになりました。
しかし、近年朝シャンはハゲるという話
朝にシャンプーをすると、当然寝ている間に分泌された皮脂を取り除きます。
頭皮の汚れ(皮脂)取り除くと言うのは、頭皮にとっては良い事のように思われます。しかし、実はこの皮脂というのは、紫外線や外からの刺激などから頭皮を守る役割を果たしています。
なので、朝シャンによって頭皮の皮脂を落としてしまうと、紫外線などからのダメージをまともに受けてしまいます。そのダメージが蓄積されることによって、髪が抜けやすくなり、薄毛になってしまいます。
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髪の毛を洗った後には地肌からゆっくりと脂分が分泌され、紫外線から髪を守る庇護膜が作られるのですが、朝シャンをするとこの庇護膜の生成が出かけるまでに間に合わないそうです。
庇護膜が作られる前に外に出てしまうと、有害な紫外線で髪が傷んでしまうようですよ。
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