抜群の演技のうまさで、天才子役の名を欲しいままに
1978年 「ふしぎ犬トントン」
犬そっくりの宇宙人トントンと、坂上忍演じる少年との不思議な日常を描く、少年少女向けファンタジックコメディ。
毒舌キャラでブレイクしたおかげで、2014年初ソフト化されました。
ごく普通で特に印象に残らない青春タレント時代
実はこの頃は父親の作った借金を返済するために、高校中退してまで芸能界の仕事に励んでいたとか。
1985年 ドラマ「ポニーテールは振り向かない」
坂上は伊藤かずえ演じる主人公のバンドのベーシスト。この若さで人妻と不倫する役。
カッコイイけど、普通。
役者として一皮むけるも、一般のイメージは「普通」
俳優として転機となった1988年の映画『クレイジーボーイズ』
写真向かって左端が坂上。
カッコイイけど当時は木村一八(漫才師故横山やすしの息子で、俳優)と見た目も役柄もかなりかぶってた。
大ブレイクのきっかけは2012年 「笑っていいとも!」
金曜日のコーナー「行列のまったくできない人生相談」
「なんでも相談すれば解決できるわけじゃない。」「そこに立ってるだけで(周りは)不愉快な思いをしている。」と回答。
ひどい奴、と思わせておいて
「男はブスのスキを探そうとはしない」「トーク美人になれば外見は関係ない」
とぶっきらぼうだが親切な回答を。実はいいヤツ?
「ブスなんだからチマチマせずに自分らしく手で食べて欲しいくらいだ。そうすれば可愛いところも出てくるだろうから。」
こういう言い方、女性にはたまらないのか?
暴言を吐きながら優しいことを言うキャラで、以降テレビ出演が激増。
その後テレビドラマに立て続けに出演し、天才子役と呼ばれる程の演技の上手さを披露する。
「ありがとう」では水前寺清子演じる魚屋のねぇちゃんに懐く、近所の子供役。とにかく健気でカワイイ。