世間がざわめいた90年代芸能スキャンダル
お酒の席などで盛り上がるネタの一つに芸能スキャンダルがあると思います。それは今も昔も変わらないですよね。1990年代も例外なく世間がざわめいた芸能スキャンダルが数多く起こりました。そこで、ここでは1990年代に話題沸騰となった芸能スキャンダルをプレイバックしてみました。
尾崎豊の死因は?
若者を中心にカリスマ的人気を誇っていた尾崎豊が、路上で死んでいると言う衝撃的な死を迎え、騒然となりました。
当時、斉藤由貴との不倫関係が噂になっていた事や、様々なトラブルが起きていた事より、事故説だけでなく、他殺説、自殺説と憶測が出続けました。
当時、斉藤由貴との不倫関係が噂になっていた事や、様々なトラブルが起きていた事より、事故説だけでなく、他殺説、自殺説と憶測が出続けました。
via c.okmusic.jp
当時、検死での発表は、肺水腫であることのみを発表された。しかし、後日談ですが、大量の覚醒剤服用した中毒であったと結論づけられている。
今の時代では絶対に掲載されないような衝撃的な写真も週刊誌に載り、ファンには忘れられない衝撃になった。
今の時代では絶対に掲載されないような衝撃的な写真も週刊誌に載り、ファンには忘れられない衝撃になった。
当初の公表と死体検案書との乖離
初めは、事件性がないとして行政解剖が行われる予定だったものの、千住署、警視庁、検察庁が前日夜に協議した結果、全身にすり傷があり右目の上にコブもあることから、司法解剖に切り替えられ、午前10時から東京監察医務院の医師らによって検視、その後解剖が行われた。その結果、死因は肺に水がたまる肺水腫であると発表され、極度の飲酒によるものだと考えられた。しかし、1994年、尾崎の体内から検出された覚醒剤に言及した司法解剖の結果が記載された「死体検案書」のコピーがマスコミに流出すると、当初報じられた司法解剖の結果に疑義が呈された。
司法解剖医による見解
検死を担当した支倉逸人によれば、尾崎の死因は肺水腫であることのみを発表し、肺水腫の原因が覚醒剤中毒であることは伏せられていた。中毒は経時的な悪化によるものではなく、大量の覚醒剤服用(オーバードース、薬の多量摂取)による急性メタンフェタミン中毒が引き起こした肺水腫と結論付けられている。内臓も覚醒剤を経口摂取した形跡があり、肺にも覚醒剤中毒の症状が見られたという。
他殺の疑惑
尾崎の遺体には全身の殆どに多数の傷やあざがあり、亡くなった当初は傷害致死の可能性も指摘された。しかし警察は、状況捜査や司法解剖を行った結果から「事件性なし」として調査を終結している。検死をした支倉逸人の著書によれば、擦過傷と打撲傷をじっくり調べた結果、他者からの暴行によって生じるものとは異なる状態であったとの記述がある。またそれを裏付けるように尾崎が転倒したり暴れて転げ回っていたという証言を警官が確認しており、このような異常行動は覚醒剤中毒者によく見られるものである。なお、支倉によれば頭部に小さな外傷性くも膜下出血も確認されているが、極めて微量の出血であり、死に至るほどの重症ではなかったと言う。
1994年にはテレビ朝日が流出した「死体検案書」のコピーやジャーナリストが取材した結果を元に妻と知人が覚醒剤を飲ませて殺害したという説を主張、尾崎の死を検証する番組を製作した。ところが尾崎の妻がテレビ朝日と記事を執筆したジャーナリストを相手取り訴訟を起こしたため番組はお蔵入りとなり放送されることはなかった。結果は原告の尾崎の妻が一審・二審・最高裁全てで勝訴した。(テレビ朝日は一審判決後原告と和解)。
7年後の1999年には週刊誌『フライデー』に蘇生措置を施されている尾崎の写真と死体検案書が掲載された。しかしこの記事は検死を行った支倉に対して一切の取材を行わずに書かれたものであったことが著書で述べられている。支倉は著書内で、覚醒剤の致死量は個人差が大きく、薬殺の手段として用いるには酒と同じくらい不確実性が高いことも指摘している。
山口智子宅に強盗
現在も「理想の夫婦」に常時、上位にランクインする唐沢寿明・山口智子夫妻ですが、二人の交際が世間に分かってしまったのは、なんと彼女の家に強盗が入ると言う事件からだった。
via miwafuku.info
山口智子宅にプロダクションからの届け物と名乗る宅配業者が。ドアを開けた瞬間に、二人の男が山口を羽交いじめにしようとした時、奥から飛び出してきた男が、強盗の足を蹴り倒し、強盗は逃げ出したのだった。その男こそ唐沢寿明!まさにヒーローですよね!
ただ、この強盗未遂事件によって世間に二人の交際は分かってしまいました。
今も宝物はと聞かれたら「山口智子」と答えるカッコよさ、惚れない女性はいないのではないでしょうか?
ただ、この強盗未遂事件によって世間に二人の交際は分かってしまいました。
今も宝物はと聞かれたら「山口智子」と答えるカッコよさ、惚れない女性はいないのではないでしょうか?
若人あきら失踪事件
当時、郷ひろみのモノマネタレントして知る人ぞ知る存在だった若人あきらが、当然、行方不明に。
熱海港防潮堤で釣りをしているところまで分かっていたため、北朝鮮による拉致など様々な憶測が流れた。
熱海港防潮堤で釣りをしているところまで分かっていたため、北朝鮮による拉致など様々な憶測が流れた。
熱海湾で釣りをしていた若人が、突然行方不明になった。熱海署は「波にさらわれた可能性が高い」と見て、警察と消防署との合同捜索となり大きな話題となった。
3日後、小田原市内の陸で見つかり、しかも記憶喪失状態と言う、未だに謎が多いままでの事件。
現在は、我修院達也と名を変え、映画やドラマでクセのあるバイプレイヤーとなっている。
3日後、小田原市内の陸で見つかり、しかも記憶喪失状態と言う、未だに謎が多いままでの事件。
現在は、我修院達也と名を変え、映画やドラマでクセのあるバイプレイヤーとなっている。
1991年3月3日、静岡県熱海市和田浜南の防波堤で釣りをしていた若人あきらが行方不明になった。警察に届け出が出され、若人が3日後に発見されるまで大々的な捜索がなされ、同時にワイドショーやスポーツ新聞、女性週刊誌などマスメディアを騒がせることになった。若人あきらを捜索するのにかかった費用は約300万円だったという。
事件から12年後の2003年になって、北朝鮮による拉致の可能性を『週刊新潮』が警察庁警備局の関係者の話として伝聞調で伝えて、改めて事件がクローズアップされた。これらの北朝鮮拉致説について、若人の反応は、『週刊新潮』の取材申し込みに返答はなく、『サンケイスポーツ』紙が匿名の関係者からの伝聞の形で「そんなこと、あるわけないじゃないですか」と一笑に付していたことを伝えている。
宮沢りえのヘアヌード写真集
当時、今で言うAKBいやそれ以上の人気を誇っていた宮沢りえの当然のヘアヌード写真集発売。誰も予想していなかった自体で、しかも新聞の全面を使った広告も話題となり、世間の注目を一身に集めた。