『sin』とは?
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アメリカのゲーム制作企業『Ritual Entertainment』が1998年に発売したFPSに分類されるPC向けコンテンツで、根っからのゲーム好きというユーザーにはお馴染みのタイトルです。
PCゲームレビュー「SiN Episodes: Emergence」
「SiN」といえば、古くからのPCゲームファン、それもFPSファンには馴染み深いタイトルだろう。Ritual Entertainmentが開発し、Activisionから'98年11月に発売された第一作目は、FPSゲームに「ストーリー性」を持たせ、キャラクタに演出力を持たせるという意欲的な試みを盛り込み、ゲームファンの支持を集めた。
PC向けのゲームだった『sin』がアニメ化!
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『sin THE MOVIE』(シン ザ・ムービー)は、PC用ゲーム『sin』を原作としたOVA。2000年にアメリカ、次いで2001年に日本で発売。キャッチコピーは「神は人を創り、人は悪魔を造った」。なお、タイトルは「Sin THE MOVIE」「SIN THE MOVIE」と表記される場合がある。
今回の記事では、こちらのOVA作品について紹介させていただきます。
『SIN THE MOVIE』の本編動画
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『SIN THE MOVIE』のストーリー
舞台は、西暦2070年のニューヨーク。街は退廃の一途を辿り、警察も激化していく犯罪を取り締まれなくなっていました。このような状況下、蔓延する犯罪に対抗すべく、新たに設立されたのが私設警察機構ハードコープです。
その私設警察機構ハードコープで優秀な活躍ぶりをみせる警察官ジョン・ブレード。連続で発生している少女誘拐事件の捜査を進めていると、犯人追跡の最中、相棒のアーマックがミュータントに襲われ、その身体はミュータントに侵食されようとしていました。失なわれていく意識の中で、アーマックはブレードに自分もろともミュータントを射殺すよう訴え、この状況下ではアーマックを助けらないと判断したブレードは銃を構え、引き金にかけた指に力を込めるのでした。
アーマックの妹であり、宇宙軍に所属のクリスティーナは、結果的に兄を射殺したブレードに対して憎しみの感情を抱いていました。クリスティーナは事件に巻き込まれた被害者の少女エリスに事情を聞こうとしますが、ショックを受けた彼女から何も聞き出ないでいました。
街に再びミュータントが現れたため、ブレードたちがその対応に向かうと、その隙をついてハードコープ本拠地が別のミュータントからの襲撃を受け、エリスは連れ去られてしまいます。
現場に残されたミュータントの体組織を調査すると、ミュータントは遺伝子操作によって生み出されたものだと判明。その背景には、政府や軍に影響力をもち、生体兵器を開発している企業・シンテック産業が関わっているといった事実も。ブレードとクリスティーナは、エリスを救出するためにシンテック産業の本拠地があるビルに向かうのでした…
その私設警察機構ハードコープで優秀な活躍ぶりをみせる警察官ジョン・ブレード。連続で発生している少女誘拐事件の捜査を進めていると、犯人追跡の最中、相棒のアーマックがミュータントに襲われ、その身体はミュータントに侵食されようとしていました。失なわれていく意識の中で、アーマックはブレードに自分もろともミュータントを射殺すよう訴え、この状況下ではアーマックを助けらないと判断したブレードは銃を構え、引き金にかけた指に力を込めるのでした。
アーマックの妹であり、宇宙軍に所属のクリスティーナは、結果的に兄を射殺したブレードに対して憎しみの感情を抱いていました。クリスティーナは事件に巻き込まれた被害者の少女エリスに事情を聞こうとしますが、ショックを受けた彼女から何も聞き出ないでいました。
街に再びミュータントが現れたため、ブレードたちがその対応に向かうと、その隙をついてハードコープ本拠地が別のミュータントからの襲撃を受け、エリスは連れ去られてしまいます。
現場に残されたミュータントの体組織を調査すると、ミュータントは遺伝子操作によって生み出されたものだと判明。その背景には、政府や軍に影響力をもち、生体兵器を開発している企業・シンテック産業が関わっているといった事実も。ブレードとクリスティーナは、エリスを救出するためにシンテック産業の本拠地があるビルに向かうのでした…
『SIN THE MOVIE』の魅力とは?
ジョン・ブレードのキャラクター性
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性格的には、口数が少なく寡黙。感情を表に出すことは少ないですが、仲間の死には涙を流し、優しい一面を見せることも。外見と内面のギャップこそ、ジョン・ブレードというキャラクターの魅力といえるでしょう。
サイボーグというだけで格好良いのに、内面的にも好感をもてる主人公です。だからこそ、視聴していて惹きつけられてしまうような引力があります。
サイボーグというだけで格好良いのに、内面的にも好感をもてる主人公です。だからこそ、視聴していて惹きつけられてしまうような引力があります。
グロ描写を好むユーザーにはおすすめ
人間の頭や手足が飛び散ったり、人間の頭部をミュータントが踏みつぶしたり、見ていてグロい場面は多いです。グロ描写は好き嫌いが分かれるところだと思いますので、苦手な人は視聴しないほうがいいです。
しかし、好きなユーザーにとって、思わず「うわぁ~」といった声が漏れてしまう『SIN THE MOVIE』の描写は堪らないと思います。
しかし、好きなユーザーにとって、思わず「うわぁ~」といった声が漏れてしまう『SIN THE MOVIE』の描写は堪らないと思います。
テンポ良く展開されるストーリー
本編時間が約60分ということも大きいのだと思いますが、ムダな場面はなく、物語はテンポ良く進んでいきます。内容的にも充実していて、一般的な映画や劇場アニメと比べてみても見劣りしません。
詰め込んでいるといえばそうなのかもしれませんが、短時間でサッと楽しめるところも『SIN THE MOVIE』の大きな魅力です。
詰め込んでいるといえばそうなのかもしれませんが、短時間でサッと楽しめるところも『SIN THE MOVIE』の大きな魅力です。
制作:Ritual Entertainment
OS :Windows98