キッチン南海とは?
カレーライスやカツカレー、生姜焼き、揚げ物、フライを主軸にしたメニューに特徴があるお店です。
神田神保町あたりをウロウロしていれば、必ず目につくお店で、サラリーマンや学生時代、神保町に通われていた方なら誰しも知っているのでは・・・。
キッチン南海 神保町店 (キッチンナンカイ) - 神保町/洋食 [食べログ]
創業
一時期は神田神保町だけでも5店舗を展開していました。
創業者
南山茂「料理の勉強はしていないんだよ。だからカレーだって、自分が信じて作っていたら黒くなっただけ。でも最初のうちは、「こんな真っ黒なのはカレーじゃない!」と怒って帰っちゃう人もいたなあ。それが、学生の頃に通っていましたと言って来てくれるようになった。」https://t.co/99eaEeaRbc pic.twitter.com/f0d8jvfs6C
— 河村書店 (@consaba) June 9, 2020
現在でも原付で店に通っているとか・・・。
創業はちょうど60年前の1960年。当初、店は飯田橋にあったが、6年後に神保町に移ったそうで、当時の店名は「カレーの南海」。(お店を出したのが30歳の時)
真っ黒カレー「神保町 キッチン南海」閉店へ 創業者の南山茂社長が思いを語る|ニフティニュース
南海の由来
南山社長は、東京生まれの東京育ちだけどアンチ・ジャイアンツ。
だからといってホークスファンというわけでもなかったそうで、ホークスの鶴岡一人監督が好きだったからだとか。
チェーンではない!
キッチン南海 高円寺
何でも、お店で最低10年修行して、お金を貯めて、「キッチン南海」として独立したいと言ってきたら、のれん分けと言う形で独立させてるとかで、これまで20人くらい独立されてるそうです。
特に契約書を交わしてないため、そこから更に独立した人もいるので、本店のオーナーも何軒あるのか分からないとか・・・。
条件としては、カレーが1500円なんてのは、うちの看板では出すなという事ぐらいだそうです。
行きつけだったお店が・・・。
決まって注文していたのが、真っ黒なカツカレーでした。
今では、金沢カレー等が出店してるので、東京でも珍しくは有りませんが、30年以上前は、真っ黒のカレーが珍しく、またコクがあり旨かったのを覚えています。