ドラマデビューまで
翌年の「五月の風 ひとりひとりの二人」でドラマデビュー。同じ年に放送されたフジテレビ系列のスペシャルドラマ「葡萄が目にしみる」では主演を務めています。相手役は萩原聖人さんでした。
原作は林真理子さん。山梨県を舞台にした高校生の淡い恋心を描いたドラマですね。
その後もスペシャルドラマを中心に数々のドラマに出演。柴門ふみセレクション「少女以上・少年未満」でも主演を務めました。
連続テレビ小説「ええにょぼ」で注目を集める
#なつぞら【14人目の歴代ヒロイン】奥原家の天丼の味の決め手となっていたのは奥原三兄弟のお母さんでした。演じるのは 朝ドラ 第49作 #ええにょぼ のヒロイン・宇佐美悠希を演じた戸田菜穂さん。歴代ヒロイン登場企画、14人目のヒロインです。 pic.twitter.com/AAblAq5PbP
— ひぞっこ (@musicapiccolino) September 16, 2019
戸田さん演じる朝倉悠希は医大を卒業した研修医。宇佐美慎と結婚したばかりだったのですが、大学院に残ることを希望したのがあだとなり、新婚早々別居になってしまいます。主人公がいきなり結婚しているのも、別居というのも朝ドラでは異例ですよね。
実家に近い舞鶴市の舞鶴中央病院に配属になり、別居婚状態が続きます。別居のためすれ違いがあり離婚の危機もありましたが、医師として、人として成長していく物語です。
連続テレビ小説にはその後出演していなかったのですが、100作目の「なつぞら」にヒロインの母役で出演しました。こちらのドラマは記念作品で、過去のヒロインも数多く登場していました。その中で実の母役というのはすごいですよね。といっても母は亡くなっていて、回想シーンのみの登場でした。
お願いデーモン!
戸田菜穂のドラマと言えば、お願いデーモンだけど、画像がほとんど転がってない。 pic.twitter.com/fwu7DIrWoD
— つぶ家三朗 (@JpnMcLaren) November 16, 2018
戸田さん演じる岸森早苗は、産休の先生の代わりに臨時採用となった教師。森脇健児さん演じる出門一郎のクラスの副担になります。
出門一郎はじつは悪魔の後継者。悪魔界存在のためには人間と結婚しなくてはいけないのですがあまり乗り気ではありませんでした。ですが早苗にひとめぼれした上、「悪魔の紋章」をなくしてしまいます。「悪魔の紋章」を探すため、人間に扮して人間界に潜入しているというラブコメディ。
「ボクたちのドラマシリーズ」では第1シーズンで「お願いダーリン!」というドラマが放送されていて、そちらも森脇健児さんが出演されていました。ですが続編などではなく、全く別のお話です。
スチュワーデスの恋人
戸田さん演じる野村奈津は養母がスチュワーデスだったこともあり、スチュワーデスを目指す訓練生。副操縦士の香月秀夫(宅麻伸さん)との純愛を描いた物語。純愛といっても秀夫には妻がいるので不倫なんですよね。
奈津は秀夫に「すっとびウサギ」と呼ばれているのですが、「のろまなカメ」を思い出しますよね。
人生は上々だ
定職につかずギャンブルにおぼれて借金まみれの若者大上 一馬(木村さん)とお人好しで非常になり切れない借金取り内藤 八郎(浜田さん)の奇妙な友情を描いた物語。
大上は、元は優秀な研修医だったのですが、目の前で恋人が自殺したというトラウマを抱え女性とキスができなくなっていました。戸田さん演じる早乙女 佐織は大病院のお嬢様。一馬に恋をして騙されていると分かっていながらもアプローチし続けるという役でした。
ショムニ
戸田さんはショムニのメンバーではなく、ショムニの対局にいるような女子社員の憧れ、秘書課のリーダー的存在杉田美園を演じました。江角さん演じる坪井千夏とは同期でお互い認めるライバルのような存在でしたね。
千夏の決め台詞の1つは「女の価値は男の数で決まる」ですが、美園の決め台詞は「女の価値は男の総資産額で決まる」でした。
社内的にはショムニよりも立場が上できれいどころの秘書課ですが、ショムニが舞台のドラマということもあり空回りが多くあまりおいしい役ではなかったですよね。海外事業部の右京(石黒賢さん)に思いを寄せていますが恋愛もいつも空回りという感じでした。
ですがあのコミカルな演技が戸田さんの演技の幅を広げたのではないでしょうか。
その後も数々のドラマに出演されている戸田さん。今後のドラマ出演も楽しみですね。