概要です
イラストレーションには新たに山田章博を起用。『血の輪廻』とストーリはほぼ一緒だが、アニメーションが削減されたり、BGMが内蔵音源になるなどの制約を受けている。キャラクタードットは『血の輪廻』と同じものだが、ステージ背景は色数を増やして一新され、ラスタースクロールや透明処理の演出などが施されている。セーブ機能はなく、パスワード・コンティニュー方式。
マリアを救出してもプレイヤーキャラクターとして使えないほか、テラとイリスとシャフトは登場せず、リヒター自体の操作感覚も異なるなど、『血の輪廻』とはほとんど別物として扱われる事が多い。
ストーリーとキャラクターの解説です
主人公のリヒター・ベルモンドを操作し、またしても復活を遂げたドラキュラ伯爵と、伯爵に捕えられた恋人のアネットとその妹、マリアの救出を目指すというものである。
基本的なシステム、ストーリーはオリジナル版『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』をベースとしつつも、そのほとんどが改められた作りになっている。オリジナル版を経験済みの方なら、前述のゲーム内容のあらましで既にその違いが分かると思われる。マリアって、アネットの妹だったけ?…と。『血の輪廻』未経験の方に向け、簡単に紹介すると、マリアとはドラキュラを倒す為に悪魔城へと単身乗り込み、捕えられていた少女。本編もう一人のプレイヤーキャラクターでもあり、とあるステージで助け出す事で、使用可能になった。打たれ弱いが、二段ジャンプ、スライディングなど、その性能は主人公のリヒターを凌駕するもので、その圧倒的な強さに多くのプレイヤーが相当な衝撃を与えたとか、与えなかったとか。また、ストーリー上ではドラキュラにさらわれたアネットとは血の繋がりの無いキャラクターでもあり、基本的に他人同士として描かれていた。それが今作では血の繋がりのあるキャラクターへと変更。加えてプレイヤーキャラクターでも無くなり、アネット同様、ドラキュラにさらわれたヒロインの一人という立場になった。その為、今作ではプレイヤーキャラクターはリヒターただ一人。まさにドラキュラシリーズの原点に立ち返ったアレンジとなっている。これだけでも、今作がゲーム的にもオリジナル版と別物というのは、ある程度察する事ができるだろう。
PCエンジンの「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」と、SFC版を比較して、良くないことを言う人が多いが、実際はどうなんだろうの件
前作の「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」はPCエンジンスーパーCD-ROMROMです。当時のゲームに使われていた容量は軽く数百MB以上ありました。ROMROM自体が500MB以上のデータを処理できる機械ですからね。まあ、そのほとんどのデータ内容は画像データのクオリティに食われていたと推測できますが、相当なものです。当時のパソコンでもまだHDDが1GBに達していなかった時期でしたから、ゲームでその容量は凄いことです。
で、「悪魔城ドラキュラXX」は、スーパファミコン仕様ですので内容量は16メガビット(2MB)。それでも、そこまでクオリティが落ちているわけではありません。
たとえば、分岐要素が最小限に留められ、初代『悪魔城ドラキュラ』に近いシンプルで硬派なアクションゲームへの回帰を図ったゲームデザインになっているという点や、新要素ボスキャラクター分岐があったり、マルチエンディング制に最小限のステージ分岐がある点、などです。
操作性の面でも、鞭の攻撃方向が左右に固定されながらも、画面上の敵に攻撃を与える『アイテムクラッシュ』など、攻撃的で機動性の面で独自の個性を発揮した主人公リヒターのアクションが良いという点や、新規に作り直された全9ステージなども魅力的な要素の一つです。
そして、難易度についても、初代ドラキュラ襲来と言わんばかりの歯応え抜群、やり応え十分の難易度設定が良い点や、渋くてカッコイイ、キャラクターやビジュアルデザインなどが好評でした。
最後に、音色です。内蔵音源で作り直されながらも、その魅力は何ら衰えていない名曲揃いの音楽も定評があります。
セーブではなくステージクリア後の表示になり、若干の改善が図られたパスワードコンティニューシステムも良い点の一つに挙げられていました。
たとえば、分岐要素が最小限に留められ、初代『悪魔城ドラキュラ』に近いシンプルで硬派なアクションゲームへの回帰を図ったゲームデザインになっているという点や、新要素ボスキャラクター分岐があったり、マルチエンディング制に最小限のステージ分岐がある点、などです。
操作性の面でも、鞭の攻撃方向が左右に固定されながらも、画面上の敵に攻撃を与える『アイテムクラッシュ』など、攻撃的で機動性の面で独自の個性を発揮した主人公リヒターのアクションが良いという点や、新規に作り直された全9ステージなども魅力的な要素の一つです。
そして、難易度についても、初代ドラキュラ襲来と言わんばかりの歯応え抜群、やり応え十分の難易度設定が良い点や、渋くてカッコイイ、キャラクターやビジュアルデザインなどが好評でした。
最後に、音色です。内蔵音源で作り直されながらも、その魅力は何ら衰えていない名曲揃いの音楽も定評があります。
セーブではなくステージクリア後の表示になり、若干の改善が図られたパスワードコンティニューシステムも良い点の一つに挙げられていました。
裏技的な要素!
裏技を紹介します。
<無限UP>
まず、ステージ2などの、ゾンビが何匹も続けて歩いている場所で、画面の右端にリヒターを移動させて、ゾンビを倒し続けていきます。すると2万点ごとに1UPしていくのです。
これを繰り返せば、他の敵を倒すよりも楽に自キャラの残数を増やすことができます。
<カギで攻撃ができる!?>
ステージ3でカギを入手して、十字ボタンの上とYを押して、他のサブウェポンと同じように敵を攻撃します。すると、カギを手前に出して、敵にダメージを与えられます。さらに、Xを押して、リヒターがジャンプしてアイテムクラッシュのポーズをとると、リヒターが無敵になります。ただし、このときは敵にダメージは与えられません。
<無限UP>
まず、ステージ2などの、ゾンビが何匹も続けて歩いている場所で、画面の右端にリヒターを移動させて、ゾンビを倒し続けていきます。すると2万点ごとに1UPしていくのです。
これを繰り返せば、他の敵を倒すよりも楽に自キャラの残数を増やすことができます。
<カギで攻撃ができる!?>
ステージ3でカギを入手して、十字ボタンの上とYを押して、他のサブウェポンと同じように敵を攻撃します。すると、カギを手前に出して、敵にダメージを与えられます。さらに、Xを押して、リヒターがジャンプしてアイテムクラッシュのポーズをとると、リヒターが無敵になります。ただし、このときは敵にダメージは与えられません。