70年代に閉鎖された「海底ハウス」の上部構造が発見される!!
廃墟マニアに朗報!?70年代に静岡県沼津市内浦の沖合に存在した「海底ハウス」の上部構造が、このたび水深18メートルの深さの場所で発見されました。
こちらが第一報になります。
1970年代に事故により閉鎖した #海底ハウス が、静岡・沼津の #内浦湾 の海底18メートルで見つかりました。「一世」は、7日間の #海中生活実験 に成功しています。https://t.co/8vagaibO9l
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) February 18, 2019
このたび発見された海底ハウスとは、1968年に田中和栄氏によって建造された「海底ハウス歩号I世」の通称。当時は水深8メートルの場所に設置され、3年余りにわたって居住実験が行われていました。その後「Ⅱ世」も建造され一般公開もされていましたが、1976年に死亡事故が発生、閉鎖を余儀なくされていました。
60年代から70年代にかけて流行した「海中居住施設」とは?
海中居住施設とは、長期間海中に滞在することを目的とした施設で、60年代から70年代にかけて、世界各国で開発競争が繰り広げられていました。しかしながら、その建設費・維持費の高さなどが問題視され、費用対効果が薄いとして開発は衰退、現在に至ります。ここでは、当時開発された各国の海外居住施設を見ていきましょう。
via ja.wikipedia.org
Sealab I(1964年、アメリカ)
1964年にアメリカが開発した「Sealab I」。水深59メートルに設置され、4人のダイバーが9日間過ごした記録が残っています。
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Sealab II(1965年、アメリカ)
1965年にアメリカが開発した「Sealab II」。水深62.5メートルに設置され、部屋の広さは「Sealab I」の2倍近くになるなど、改良が重ねられました。
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BAH I(1968年、ドイツ)
1968年から69年にかけてドイツが開発した「BAH I」。2名の乗組員が、バルト海の水深10メートルの場所に11日間にわたり過ごした記録が残っています。
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Bentos-300(1977年、ソビエト連邦)
1977年にソビエト連邦が開発した「Bentos-300」。こちらは海底に設置された操縦可能な潜水艦で、およそ25人の乗組員が2週間過ごすことが可能でした。
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