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80年代に視聴率一位を獲得し、とても高い人気を得ていたシットコム「ザ・コスビー・ショー」。
日本では、知名度はあまり高くないですが、白人家族のシットコムが多い中、こちらは黒人家庭の日常を描いたシットコムなのです。
アメリカでは、長年高い評価を得ていましたが、近年とても残念なニュースが飛び込んできました。
そんなドラマ「ザ・コスビー・ショー」とは、どんなドラマだったのかみていきましょう。
日本では、知名度はあまり高くないですが、白人家族のシットコムが多い中、こちらは黒人家庭の日常を描いたシットコムなのです。
アメリカでは、長年高い評価を得ていましたが、近年とても残念なニュースが飛び込んできました。
そんなドラマ「ザ・コスビー・ショー」とは、どんなドラマだったのかみていきましょう。
「ザ・コスビー・ショー」とはどんなドラマだったのか?
The Cosby Show Opening
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「ザ・コスビー・ショー」は、1984年9月から1992年4月までの8年間アメリカ合NBCで制作・放送されていたシットコムです。
タイトルの通り、主演はビル・コスビーで、ニューヨークのブルックリンに住む上位中流階級のハクスタブル一家の物語の日常を描いたシチュエーション・コメディなんです。
しかし、ただ単にコメディというだけでなく、とても教育的な内容になっていて、アメリカでは高い評価を得ていました。
また、ビル・コスビー演じるパパ「クリフ」は、2004年TVGUIDE誌が選ぶ「TVにおける名パパ役50人ランキング」で見事第1位に選ばれています。
タイトルの通り、主演はビル・コスビーで、ニューヨークのブルックリンに住む上位中流階級のハクスタブル一家の物語の日常を描いたシチュエーション・コメディなんです。
しかし、ただ単にコメディというだけでなく、とても教育的な内容になっていて、アメリカでは高い評価を得ていました。
また、ビル・コスビー演じるパパ「クリフ」は、2004年TVGUIDE誌が選ぶ「TVにおける名パパ役50人ランキング」で見事第1位に選ばれています。
「ザ・コスビー・ショー」の登場人物をみてみよう!
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では、ここで「ザ・コスビー・ショー」のキャラクターについてご紹介しましょう。
●ヒースクリフ"クリフ"ハクスタブル 演ビル・コスビー
父親で産婦人科医。
●クレア・ハクスタブル 演フィリシア・ラシャド
母親で弁護士(旧姓ハンクス)
●テオドア・ハクスタブル 演マルコム・ジャマル・ウォルナー
長男
●サンドラ・ハクスタブル・ティビドゥ 演サブリナ・ルブーフ
長女
●デニース・ハクスタブル 演 リサ・ボネット
次女。シーズン6でマーティンと結婚して名字がケンドールになる。
●ヴェネッサ・ハクスタブル 演テンペスト・ブレッドソー
三女
●ルーディ・ハクスタブル 演ケシア・ナイト・プリアム
四女
●エルヴィン・ティビドゥ M.D. 演ジェフリー・オーウェンズ
サンドラのボーイフレンドで、後に夫になる。
●オリヴィア・ケンドール 演レイヴン・シモーネ
デニースの義理の娘
●マーティン・ケンドール海軍大尉 演ジョセフ・C・フィリップス
デニースの夫
●パメラ"パム"タッカー 演エリカ・アレクサンダー
クレアの遠い親戚の娘で、母親がカリフォルニアに引っ越すためハクスタブル家に住む事になる。
●ヒースクリフ"クリフ"ハクスタブル 演ビル・コスビー
父親で産婦人科医。
●クレア・ハクスタブル 演フィリシア・ラシャド
母親で弁護士(旧姓ハンクス)
●テオドア・ハクスタブル 演マルコム・ジャマル・ウォルナー
長男
●サンドラ・ハクスタブル・ティビドゥ 演サブリナ・ルブーフ
長女
●デニース・ハクスタブル 演 リサ・ボネット
次女。シーズン6でマーティンと結婚して名字がケンドールになる。
●ヴェネッサ・ハクスタブル 演テンペスト・ブレッドソー
三女
●ルーディ・ハクスタブル 演ケシア・ナイト・プリアム
四女
●エルヴィン・ティビドゥ M.D. 演ジェフリー・オーウェンズ
サンドラのボーイフレンドで、後に夫になる。
●オリヴィア・ケンドール 演レイヴン・シモーネ
デニースの義理の娘
●マーティン・ケンドール海軍大尉 演ジョセフ・C・フィリップス
デニースの夫
●パメラ"パム"タッカー 演エリカ・アレクサンダー
クレアの遠い親戚の娘で、母親がカリフォルニアに引っ越すためハクスタブル家に住む事になる。
なぜ「ザ・コスビー・ショー」は高い評価を得たのか?エピソードとの関係は?
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ここまで、ドラマの登場人物をご紹介しました。
では、この「ザ・コスビー・ショー」は、どうしてアメリカで高い評価を得ていたのか、その魅力を解説していきましょう。
まず、ドラマは、ニューヨーク市ブルックリンに暮らす中流階級のアフリカ系アメリカ人の家族「ハクスタブル一家」の日常を描くファミリーコメディになります。
このドラマには、スティーヴィー・ワンダー、レナ・ホーン、ティト・プエンテ、アート・ブレイキー、B.B.キングなど超有名ミュージシャン達が本人役としてゲスト出演したり、ジャズ、ブルース、アフロキューバンなど「アフリカ系文化」にルーツをもつ音楽が多用されています。
そう、このドラマは黒人音楽を始めとする黒人文化を理解する上で、非常に優れており、とても教育的な内容となっているんですね。
そしてエピソードも、息子テオの学習障害(コスビーの実の息子であり失読症を抱えているエニスをモデルにした)、デニースの友達が十代で妊娠したこと、友人の娘が薬物にはまり家族を破産寸前にまで追い詰めたことなど、シリアスな内容や社会問題を扱った内容もありました。
そのため、若者や大人、親子が教育や家族のあり方などの参考として、このドラマをみていたともいわれています。
特に、発達障害について扱ったことは、発達障害に対する社会の理解を深めるきっかけとなりました。
シーズン1のエピソード1の中のパパ・クリフのセリフ、「自分がこの世に生み出したもの(息子)を、責任を持って外の世界に送り出すぞ!」という意味の言葉は、実際の家庭でもよく使われる有名なフレーズとなるなど、「ザ・コスビー・ショー」はまさにアメリカ社会に大きな影響を与えた番組なんですね。
また、番組の冒頭にビル・コスビーが薬物乱用防止のメッセージを送ったり、1992年のロス暴動の際には、平和についてのコメントをしました。
この様に、「ザ・コスビー・ショー」は単なるドタバタファミリーコメディではなく、時にはシリアスな話題を取り上げ、社会にメッセージを投げかけるなど、アメリカ社会に大きな影響を与えたこと、そして、当時としては珍しく黒人のファミリーを主役としたドラマであり、黒人文化への理解を深めるきっかけを与えたこと、これらが高く評価されたんですね。
では、この「ザ・コスビー・ショー」は、どうしてアメリカで高い評価を得ていたのか、その魅力を解説していきましょう。
まず、ドラマは、ニューヨーク市ブルックリンに暮らす中流階級のアフリカ系アメリカ人の家族「ハクスタブル一家」の日常を描くファミリーコメディになります。
このドラマには、スティーヴィー・ワンダー、レナ・ホーン、ティト・プエンテ、アート・ブレイキー、B.B.キングなど超有名ミュージシャン達が本人役としてゲスト出演したり、ジャズ、ブルース、アフロキューバンなど「アフリカ系文化」にルーツをもつ音楽が多用されています。
そう、このドラマは黒人音楽を始めとする黒人文化を理解する上で、非常に優れており、とても教育的な内容となっているんですね。
そしてエピソードも、息子テオの学習障害(コスビーの実の息子であり失読症を抱えているエニスをモデルにした)、デニースの友達が十代で妊娠したこと、友人の娘が薬物にはまり家族を破産寸前にまで追い詰めたことなど、シリアスな内容や社会問題を扱った内容もありました。
そのため、若者や大人、親子が教育や家族のあり方などの参考として、このドラマをみていたともいわれています。
特に、発達障害について扱ったことは、発達障害に対する社会の理解を深めるきっかけとなりました。
シーズン1のエピソード1の中のパパ・クリフのセリフ、「自分がこの世に生み出したもの(息子)を、責任を持って外の世界に送り出すぞ!」という意味の言葉は、実際の家庭でもよく使われる有名なフレーズとなるなど、「ザ・コスビー・ショー」はまさにアメリカ社会に大きな影響を与えた番組なんですね。
また、番組の冒頭にビル・コスビーが薬物乱用防止のメッセージを送ったり、1992年のロス暴動の際には、平和についてのコメントをしました。
この様に、「ザ・コスビー・ショー」は単なるドタバタファミリーコメディではなく、時にはシリアスな話題を取り上げ、社会にメッセージを投げかけるなど、アメリカ社会に大きな影響を与えたこと、そして、当時としては珍しく黒人のファミリーを主役としたドラマであり、黒人文化への理解を深めるきっかけを与えたこと、これらが高く評価されたんですね。
こんなに素晴らしい「ザ・コスビー・ショー」だったのに…なぜ…
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このドラマの主役であるビル・コスビーですが、まさに、この「ザ・コスビー・ショー」で一世を風靡しました。
1984年当時は、ショウビジネスの世界で大成功を収めた黒人というのは非常に限られていた時代であったにもかかわらず、黒人ファミリーが主役というこのシットコムで、番組のヒットと共にビル・コスビーは一躍大人気となりました。
アメリカにおける、「影響力のある黒人」の一人であり、「尊敬される黒人俳優」で、さらに「大統領自由勲章」も受賞していたビル・コスビーなんですが・・・。
残念ながら、近年別の話題で有名な人、となってしまいました。
アメリカで起きた、セクハラ被害を訴える「#MeToo」運動の広がりにより、「コスビーによってレイプされた」訴える女性が次から次へと現れたんですね。
そのことで、ビル・コスビーは有罪判決を受けた初の著名人となってしまいました。
「ザ・コスビー・ショー」が、とても素晴らしいドラマであり、ビル・コスビー自身も当時の黒人たちに夢や希望を与えていた人物であるだけに、本当に残念です。
1984年当時は、ショウビジネスの世界で大成功を収めた黒人というのは非常に限られていた時代であったにもかかわらず、黒人ファミリーが主役というこのシットコムで、番組のヒットと共にビル・コスビーは一躍大人気となりました。
アメリカにおける、「影響力のある黒人」の一人であり、「尊敬される黒人俳優」で、さらに「大統領自由勲章」も受賞していたビル・コスビーなんですが・・・。
残念ながら、近年別の話題で有名な人、となってしまいました。
アメリカで起きた、セクハラ被害を訴える「#MeToo」運動の広がりにより、「コスビーによってレイプされた」訴える女性が次から次へと現れたんですね。
そのことで、ビル・コスビーは有罪判決を受けた初の著名人となってしまいました。
「ザ・コスビー・ショー」が、とても素晴らしいドラマであり、ビル・コスビー自身も当時の黒人たちに夢や希望を与えていた人物であるだけに、本当に残念です。
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