ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリーの3人組アイドル「ベリーズ」
皆さんは「ベリーズ」というアイドルを覚えていますでしょうか?80年代半ばに活動していた3人組で、ホリプロタレントスカウトキャラバンに出場した大西浩美、伊藤真季、松本千恵美の3人で1983年から1986年にかけて活動していたグループです。メンバーはそれぞれブルーベリー(大西)、ラズベリー(伊藤)、ストロベリー(松本)の愛称で親しまれていました。
ショートカットで元気いっぱいのリーダー格のブルーベリー(大西)、アニメ声でプロポーションの良さも定評だったラズベリー(伊藤)、そしてロングヘアーの正統派美少女のストロベリー(松本)と、バランスの良いグループ構成でホリエージェンシーが当時大々的に売り出していたベリーズ。この記事では、解散から34年が経過した彼女たちを今一度振り返ってみたいと思います。
1985年にレコードデビュー!
ブルーベリー(大西)、ラズベリー(伊藤)、ストロベリー(松本)として、活動をスタートしたベリーズ。1985年3月にシングル「そろそろ・ソワソワ〜クランチ・スキャンダル」で歌手デビューを飾りました。同曲は明治チョコレート「アーモンドクランチ」のCMソングに使用され、マドンナ「Like a Virgin」風のイントロも話題に。新人としては上々のスタートを切りました。
貴重なテレビ出演時の映像!
ベリーズ そろそろ・ソワソワ〜クランチ・スキャンダル
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その後もレコードを相次いで発表!!
デビューシングルが話題をさらったベリーズですが、その後も立て続けにシングルを発表。1985年8月には「そのまえにチェック・オン・チェック」を発表し、こちらも明治チョコレート「アーモンドクランチ」のタイアップで売り出されました。そして同年11月には「女の子はナンでできてる?」を発表したのですが、こちらはノンタイアップで勝負に出ます。
「女の子はナンでできてる?」ですが、マザーグースがこの質問に「お砂糖とスパイス、あとは素敵な物すべて」と答えるのに対し、同曲では「ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー あはーん♪」が答え。ある意味ベリーズ色を全面的に押し出した佳曲と言えるのですが、売上的にはパッとせず。その後も「タメシテみたい」「夏・いただきます!」といったセクシーな感じのシングルを発表したのですが、人気獲得には至りませんでした。
「女の子はナンでできてる?」の貴重な映像!
ベリーズ 人気者データマッチ 女の子はナンでできてる?
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テレビにも積極的に出演!
上述のような積極的なレコードリリースの一方で、テレビ・ラジオ番組にも精力的に出演。「8時だョ!全員集合」でアシスタント出演やコントを披露したり、CBCラジオで「ベリーズのテレパシー・フォー・ユー」という冠番組を持つなど、お茶の間を沸かせていました。また、前述のタイアップもあってか、明治製菓のCMにも出演を重ねていました。そんなベリーズですが、1986年頃にはおニャン子クラブ等の他のアイドルの人気に押されたためか人気は低迷。同年に解散することとなりました。
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