100人に質問し、得られた答えが問題です。関口宏の司会が冴える『クイズ100人に聞きました』
2016年2月9日 更新

100人に質問し、得られた答えが問題です。関口宏の司会が冴える『クイズ100人に聞きました』

お馴染み関口宏の司会で、今ではすっかり見なくなった視聴者参加番組。100人に聞いた答えを問題にして、解答するって、文字にすると何だかわからなくなってしまいますが、見れば単純明快。お茶の間でみんな楽しんだものです。

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『クイズ100人に聞きました』の初期のころは、他にも視聴者参加番組が目白押し。
やっぱり、日本人はハワイが大好きで夢のハワイを目指し、この番組に参加したくてハガキを書きまくったものでした。

クイズ100人に聞きました

放映期間:1979年4月2日 - 1992年9月28日
放映日:毎週月曜日19:00 - 19:30(1979年4月 - 1984年9月、1987年10月 - 1992年9月)、19:20 - 20:00(1984年10月 - 1987年9月)。全て日本時間。
 ※1984年10月 - 1987年9月は『JNNニュースコープ』の延長の関係で19:20 - 20:00になっていた)
司会・進行役:関口宏[1](放送期間中は無遅刻無欠勤ですべての回に登場。『家族対抗クイズ合戦』時代から通算して14年半。関口はこの番組を機に俳優から本格的な司会業となる)。
ナレーター:橋本テツヤ(通称「屋根裏のアナウンサー」。関口はこれを「屋根裏の中年男」などと揶揄することもあった)。
調査協力:一般社団法人輿論科学協会
最高視聴率:30.7%(1979年10月22日放送分)

ルール

司会はお馴染みの関口宏。今は、ほとんどない視聴者参加番組である。
1家族5人でチームを組み、2組がクイズで対戦する。
あらかじめ100人にお題を出し、返ってきた回答を当てていく。
最初に2チームの代表で対戦し、回答数の多いものを当てたチームが先行でクイズの解答権を獲得する。3問、間違えると解答権が相手チームに移ってしまう。
もし、相手チームが回答できないと得点が先行チームに戻る。
これで、2人目、3人目と問題を解いていき5人目が終わった時点で得点の多いチームがハワイ旅行をかけたクイズにチャレンジできる。
この動画は芸能人、アスリートが出演していますが、基本的に一般人が参加していました。

2000年12月30日。
トラベルチャンス。5人でハワイにいけるチャンス問題。1問1答、5人の合計点で何人ハワイに行けるかが決まる。120点以上だと5人全員で、59点以下だと誰も行くことができない。(屋根裏のアナウンサー、橋本テツヤのアナウンス参考)
 (1571845)

2000年12月30日。

パネル

『クイズ100人に聞きました』に聞きましたのトレードマーク的存在が、あの回答パネルです。
あの大きなパネルを使うことによって、クイズの趣旨がより理解しやすくなりますね。
 (1571946)

彼の名は

 (1571813)

『クイズ100人に聞きました』のマスコット。彼は百太郎くんといい、なんと!キツネなのです。

オリジナル番組がアメリカで放送されていた

アメリカABCのクイズ番組『Family Feud』(フリーマントルメディア制作、1976年開始、2011年現在も放送中)がベースとなる。

クイズ100人に聞きましたの元ネタ番組 - YouTube

このクイズフォーマットを購入して、「クイズ100人に聞きました」が制作されました。問題を読むときに肘を付く格好も、この番組のスタイルを真似しました。
関口宏も肘をつく

関口宏も肘をつく

これまでのクイズ番組の司会者は司会者席に座っての方式が多かったが、関口は司会者席には座らずタイピンマイクを付けてスタジオを回ったりする方式の司会をしていた(その後のクイズ番組やバラエティー番組にも影響を与える)。一時期、関口が出題中に行うひじを付く姿勢が視聴者からクレームを浴びたが、逆にある視聴者からは司会者にも気楽な姿勢でやっている、別にひじを付いても悪くないという声もあったことから、その後定番としてすっかりお馴染みになった。
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