「ニュートン」発行元が民事再生申請、「存続させることが社会的使命」
創刊35年目を迎えた科学雑誌「Newton(ニュートン)」を発行するニュートンプレスは、東京地裁に民事再生法の適用を申し立て、地裁から保全処分と監督命令を受けたと発表した。
帝国データバンクによると、負債は2016年9月末時点で約22億1200万円。
2017年2月17日には、元代表らが定期購読者に対して「タブレットを使った教材の開発に出資すれば確実にもうかる」などと持ちかけて違法に金を集めたとして、山口県警に出資法違反容疑で逮捕された。
同社は民事再生で経営再建を図るという。
2017年2月17日には、元代表らが定期購読者に対して「タブレットを使った教材の開発に出資すれば確実にもうかる」などと持ちかけて違法に金を集めたとして、山口県警に出資法違反容疑で逮捕された。
同社は民事再生で経営再建を図るという。
via i.huffpost.com
高森康雄 代表取締役は「私どもは多くの方に支えられている雑誌『ニュートン』を維持・存続させることが当社の社会的使命だと考えています」と語り、債権者への返済については「期間はかかるが、債務について元本は100%弁済する」としている。
科学雑誌「Newton(ニュートン)」
1981年に教育社(現在の社名はキョーイクソフト)より創刊された。初代の編集長は、同年に東京大学教授を退官した竹内均。
同書は竹内自ら「アメリカのナショナルジオグラフィックみたいな雑誌を日本にも出したい」として、出版社に持ち込んだ企画だったという。
豊富なカラー写真・イラストを使って、科学を分かりやすく解説する雑誌として人気を博した。また、竹内はテレビなどでも一般向けの科学解説を行い、精力的に活動した。
創刊当時の発行部数は40万部といわれ、その後の一般向け科学雑誌ブームの先駆けとなった。
同書は竹内自ら「アメリカのナショナルジオグラフィックみたいな雑誌を日本にも出したい」として、出版社に持ち込んだ企画だったという。
豊富なカラー写真・イラストを使って、科学を分かりやすく解説する雑誌として人気を博した。また、竹内はテレビなどでも一般向けの科学解説を行い、精力的に活動した。
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