運転スキルを学んだ多摩テック!開園当時は批判も!年代別に歴史を振り返ります!
2016年3月25日 更新

運転スキルを学んだ多摩テック!開園当時は批判も!年代別に歴史を振り返ります!

1961年に開園した多摩テック。本田技研工業系列での経営として乗り物が多く、人気を博しました。2009年の閉園までの歴史を、アトラクションやキャラクターも含め、まとめてみました!!

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本田技研工業系列が経営 「多摩テック」

東京都日野市にかつて存在した遊園地。
1961年10月、本田技研工業系列のモーターサイクルのスポーツセンターとしてオープン。
1965年以降、子供向けのゴーカートやティーカップなどの遊具を導入し、遊園地化。

その後1990年代にかけて、ジェットコースターなどの大型遊具の導入に加え、プールやスケートリンク、温浴施設「クア・ガーデン」の開設など施設拡大が続いたが、2000年代には入場者数が減少し、2009年9月に閉園した。
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かつては子供達で賑わった多摩テック

初代所長の人選もホンダらしい!

高橋国光が初代所長に選ばれました。
どんな人物かというと、その時期に「ロードレース世界選手権(WGP)」の250ccクラスへ、ホンダ契約ライダーとして参戦しています。そして、なんと日本人初優勝を成し遂げたライダーでした。
まさに本田技研工業らしい人選ですね!
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高橋国光(たかはし くにみつ)氏

日本のモータースポーツ黎明期に貢献をしたレジェンド。
「クニサン」と親しまれる誠実な人柄。

1960年代

オープン当時は批判も!

当時社会問題になっていたカミナリ族向けの施設であるとして「カミナリランド」といった形で批判的な報道がなされ、警視庁交通部が「カミナリ族の養成所みたいなものだと思うが、事故でも起こったらどうするのかが心配だ」という理由から「非常に好ましくない計画」として「近く申し入れをする」とも報じられた。

これに対して、運営会社側は、「オートバイ・ファンに正しい技術をくんでもらおうというもので、指導もしっかりやる。ただ取り締まりを叫ぶだけでは彼らの気持ちを満たすことはできない」と述べている。
オープン当時はバイク主体の施設でしたが、前述のゴーカートに加えて、ティーカップ等を取り入れ、家族向けにも路線変更をしていきました。
また、遊戯車両「ミニオートバイZ100」は好評を博し、今も名車として知られる「ホンダ・モンキー」として商品化もされました。
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ゴーカートを運転する子供
1961年10月、東京・晴海で開催された自動車ショー。
このイベントで発表されたモンキーの第1号とも呼ぶべき車両がこのモデルだ。

前後5インチホイール、前後リジッドサス、アップマフラー、三角形の樹脂タンク、現行モデルとは異なる工具なしで取り外しが可能な折り畳み式ハンドルなどを採用。
エンジンはスーパーカブ系のOHV49ccエンジンを搭載している。

当時このモデルは受注生産方式により、ごく一部のルートのみに流通。
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Z100
出典 i2.wp.com

1970年代

1970年代に入ると、「タイヤカー(1980年に『UFO』へ換装)」や「水陸両用車(のちの『外輪船』)」、エンジン動力で係員が運転するジェットコースターである「ジェットスレー(後にレールの大部分を再利用した巻き上げ式コースターの『カナディアンジェットライダー』に改造)」のような、多摩テックならではの乗り物の他「観覧車」などの一般的なアトラクションも数多く設置され、よみうりランド・西武園の中間に位置する多摩地域の「遊園地」へと変貌した。

また、手塚治虫作によるキャラクターコチラも1979年に登場している。
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カナディアンジェットライダー
多摩テックと鈴鹿サーキットのオリジナルキャラクターとして1979年10月に誕生した。
後から追加されたコチラの仲間として「チララ」、「ピピラ」、「バット」、「プート」等のキャラクターがおり、それらをまとめて「コチラファミリー」と称している。キャラクターの版権は手塚プロダクションが保有している。

最初に「コチラ」をデザインするにあたって参考としたのは、本田技研工業の常務である藤沢武夫だった。当時の資料によれば、手塚がコチラのキャラクターデザインを起こすため、藤沢の表情や顔かたちを観察し、ラフスケッチを描き上げた。また「コチラ」のネーミングは東宝映画「ゴジラ」のもじり
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こちらがコチラファミリー!!

1980年代

1980年代にはモノレール型アトラクションの「スーパージェットライダー」や劇場型アトラクション「マッハセブン」が新設されると共に、「トライアルパーク」・ゴーカート「ザ・カートG400」「ロックガーデンプール」のオープンなど、本格的な開発も行われた。
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