『ジェノサイバー』とは?
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『ジェノサイバー 虚界の魔獣』(ジェノサイバー きょかいのまじゅう/Genocyber)は、1993年に制作、1994年に発売されたOVA。アメリカで過激な残酷描写が話題を呼んだ。登場人物の関係や世界観の設定など説明不足な点が多く見られるが、セル画によるアニメーションのクオリティはかなり高い。VHS全3巻(全5話収録)で構成されている。
OVA作品『ジェノサイバー』のストーリー
双子の姉妹であるエレインとダイアナ。二人は”ヴァジュラ”と呼ばれる未知の生体エネルギーを秘めており、その謎の究明や技術革新における人体実験の対象として生きてきました。エレインの”ヴァジュラ”は特に強大で、精神的な繋がりをもつダイアナは、エレインの能力を抑制するといった役割があります。
ある日、感情の爆発とともに”ヴァジュラ”を暴走させたエレイン。しかし、ダイアナはエレインの”ヴァジュラ”をコントロールするといった自分自身の役目に対して反発し、逆にエレインの暴走を促してしまいます。すると、二人の精神は融合反応を起こし、驚異的な”ヴァジュラ”をもつ生命体・ジェノサイバーへと変異を遂げるのでした…
ある日、感情の爆発とともに”ヴァジュラ”を暴走させたエレイン。しかし、ダイアナはエレインの”ヴァジュラ”をコントロールするといった自分自身の役目に対して反発し、逆にエレインの暴走を促してしまいます。すると、二人の精神は融合反応を起こし、驚異的な”ヴァジュラ”をもつ生命体・ジェノサイバーへと変異を遂げるのでした…
OVA作品『ジェノサイバー』の各話エピソード
第1話.ジェノサイバー誕生
双子の姉妹であるエレインとダイアナは、生まれながら未知の生体エネルギー”ヴァジュラ”を秘めた存在。養父の科学者ケネスは、姉妹の体を研究対象として、絶大なパワーを利用した生体兵器の開発を進めていました。
しかし、エレインは拒否して逃走。ケネスの指示を受け、ダイアナが追跡してきたため、姉妹の”ヴァジュラ”が激しくぶつかり合う壮絶な戦いに発展するのでした…
しかし、エレインは拒否して逃走。ケネスの指示を受け、ダイアナが追跡してきたため、姉妹の”ヴァジュラ”が激しくぶつかり合う壮絶な戦いに発展するのでした…
Genocyber OVA 1 [sub. español]
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第2~3話.対決!ヴァジュラノイド
エレインは自らの”ヴァジュラ”によって起きた爆発に巻き込まれ、時空を超え、未来にタイムスリップ。しかし、時代は戦火の真っ只中で、力を持たない人間たちは無残な死を遂げる地獄のような世界でした。
一方、アメリカ国防総省は正体不明のジェノサイバーによる脅威に対抗すべく、外部企業によって開発されたテスト兵器”ヴァジュラノイド”を実戦投入するのでした…
一方、アメリカ国防総省は正体不明のジェノサイバーによる脅威に対抗すべく、外部企業によって開発されたテスト兵器”ヴァジュラノイド”を実戦投入するのでした…
Genocyber OVA 2 [sub. español]
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Genocyber OVA 3 [sub. español]
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第4~5話.アークド・グランの神話
戦争は終わり、100年の月日が経過。激戦によって、それまでの文明都市の大半を失なった人類たち少しずつ復興を遂げていました。しかし、新たに建設された文明国家アークド・グランは平和な街のよう見えますが、市長グリムソンによる狂気の独裁体制が敷かれていました。
希望を抱いて街を訪れたリュウとメル。云われなき罪を被せられてしまい、かつての文明都市が眠る地下に逃げ込むのでした。そこには朽ち果てたジェノサイダーの姿が…
希望を抱いて街を訪れたリュウとメル。云われなき罪を被せられてしまい、かつての文明都市が眠る地下に逃げ込むのでした。そこには朽ち果てたジェノサイダーの姿が…
Genocyber OVA 4 [sub. español]
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Genocyber OVA 5 [sub. español]
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OVA作品『ジェノサイバー』の魅力とは
過激なグロ描写
子供の頭部や手足が吹き飛んだりといった場面が多く、決して万人向けのコンテンツとはいえない『ジェノサイバー』。正直、グロ耐性がないユーザーにはおすすめできる内容ではありません。
逆にいうなら、そういった描写があることで、一部からカルト的な人気を誇っているのだと思います。現在のアニメには見られないような残虐なシーンが目白押しで、こういった内容を好むユーザーには堪らないものでしょう。
見る限りは無駄にグロい描写をしているわけではなく、戦争の悲惨さや狂気といったものを表現するのにパンチを効かせているのではないでしょうか。そういった意味でも、制作側からのメッセージが、そういった場面に込められているようにも思えてきます。
逆にいうなら、そういった描写があることで、一部からカルト的な人気を誇っているのだと思います。現在のアニメには見られないような残虐なシーンが目白押しで、こういった内容を好むユーザーには堪らないものでしょう。
見る限りは無駄にグロい描写をしているわけではなく、戦争の悲惨さや狂気といったものを表現するのにパンチを効かせているのではないでしょうか。そういった意味でも、制作側からのメッセージが、そういった場面に込められているようにも思えてきます。
脚本:會川昇
有井絵武
大畑晃一
制作:アートミック
バンダイビジュアル
発売:1994年
話数:全5話