「スケバン刑事」の和田慎二の傑作選「あさぎ色の伝説 試衛館の鷹」が発売!
「スケバン刑事」などの代表作を持つ漫画家・和田慎二の傑作選「あさぎ色の伝説 試衛館の鷹」が、秋田書店より現在好評発売中です。
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このたびの傑作選は、1976年から1990年にかけて「LaLa」「花とゆめEPO」にて連載された「あさぎ色の伝説」シリーズを、今回発売された「あさぎ色の伝説 試衛館の鷹」及び来月発売の「あさぎ色の伝説 菊一文字」の2冊にまとめたもの。和田慎二版新撰組として名高い本作。秘蔵のカットや下絵、和田を愛する作家のコメントカットなども追加された豪華版となっています。
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少女漫画家として昭和~平成を駆け抜けた「和田慎二」とは?
70年代より、少女漫画家として多数のヒット作を世に生み出してきた和田慎二。壮大なファンタジーやアクションを取り入れた作風で人気を博し、代表作として「スケバン刑事」が挙げられます。同作は実写化され、80年代を代表するテレビドラマ・映画としてその名を残しています。そんな和田作品ですが、他にはどのようなものがあるのでしょうか?
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超少女明日香シリーズ
1975年より、「別冊マーガレット」や「花とゆめ」などで執筆されていた「超少女明日香」。岐阜県飛騨の山奥に住む自然の精霊である「砂神一族」の砂姫明日香と、彼女を愛する田添一也との一連の物語で、足掛け30年以上にわたり執筆が継続。2011年の和田の死去(後述)により未完となりました。
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ピグマリオ
1978年から1990年にかけて「花とゆめ」にて連載されていた「ピグマリオ」。ギリシャ神話のピュグマリオーン伝説をモチーフとしたファンタジーで、1990年から1991年にかけてアニメ化もされました。
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怪盗アマリリス
1991年から1995年にかけて「花とゆめ」で連載された「怪盗アマリリス」。女子高生の椎崎奈々が怪盗アマリリスとして活躍するストーリーで、裏稼業として泥棒を行うだけでなく、芸能界入りしてアイドルとして活躍するなど、当時の女の子が興味をそそられるテーマを題材としていました。
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2011年、61歳で死去。
70年代初頭より40年にわたり画業を続けてきた和田でしたが、2011年7月5日、虚血性心疾患のため死去。61歳でした。彼の訃報には後進の漫画家たちが続々と哀悼の意を表明し、ペンネームをスケバン刑事の「麻宮サキ」から取った麻宮騎亜や、「HELLSING」の平野耕太らが故人を偲びました。そんな和田の死から早8年。今回発売された傑作選「あさぎ色の伝説」で彼の名作を今一度振り返っておきましょう!