【訃報】女優・鈴鹿景子さん死去。
女優の鈴鹿景子さん(すずか けいこ、本名:鈴木克枝)が18日、病気のため東京都大田区の自宅で亡くなっていたことが明らかとなりました。67歳でした。
第一報はこちらです!
【俳優・鈴鹿景子さん死去 67歳】https://t.co/NhRtZql3cx
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 26, 2023
鈴鹿さんは1955年11月21日、宮城県石巻市出身。高校卒業後、1976年から1977年にかけて放送されたNHK朝の連続テレビ小説「火の国に」のヒロイン役で女優デビューを果たし、その後は時代劇などのドラマ、舞台で活躍しました。近年は舞台をメインに活動していたのですが、昨年12月に病気が判明、以後入退院を繰り返し、今年5月からは自宅での緩和ケアに移行。そして7月17日に容体が急変し、このたびの訃報となりました。
鈴鹿景子さん プロフィール
ミドル世代にとっては、NHK朝の連続テレビ小説が思い出深い鈴鹿景子さん。ここでは、鈴鹿さんのご冥福を祈るとともに、彼女の芸能活動について軽く振り返っていきたいと思います。
「火の国に」のヒロイン役でデビュー!
高校卒業後、文学座研究所を経て文学座座員となり、文学座映画放送部に所属していた鈴鹿さん。1976年にNHK朝の連続テレビ小説「火の国に」のオーディションに合格し、ヒロイン・桜木香子役を務めました。同ドラマは、大学を中途退学したヒロインが造園師を志し「緑の園」作りに夢を賭けるというストーリーで、当時人気を得ています。
時代劇などに出演し、舞台でも活躍!
「火の国に」で一躍注目を浴びた鈴鹿さんですが、その後は「太陽にほえろ!」「Gメンシリーズ」といった刑事ドラマや「必殺シリーズ」「水戸黄門」「暴れん坊将軍シリーズ」といった時代劇にスポットで出演していたほか、1989年の文学座退座、1994年の個人事務所設立を経て、活動の中心を舞台へと移していきました。その一方で、宮城の方言で民話を語る一人芝居や、東北放送のラジオ番組「民話のなかの女たち(1998年)」に語りで出演するなど、地元に根差した活動を展開。「民話のなかの女たち」では、文化庁芸術祭優秀賞などを受賞しています。
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