【訃報】女優・島田陽子さんが69歳で死去。
女優・島田陽子(しまだ ようこ)さんが25日、東京都内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。69歳でした。関係者によれば、3年前から大腸がんのため闘病生活を送っていたとのこと。
第一報はこちらです!
女優・島田陽子さん逝去、大腸がんで闘病中だった 生前には「宇宙葬」も予約https://t.co/cVU79R3AjO
— NEWSポストセブン (@news_postseven) July 25, 2022
島田陽子さんが7月25日、都内の病院で亡くなった。69歳だった。
島田さんはかねて大腸がんで闘病生活を送っていたが、病気については近しい関係者以外には知らせていなかったという。#島田陽子
島田さんは1953年、熊本県熊本市出身。中学生で劇団若草に入団し、1970年には「おさな妻」でテレビドラマデビュー。翌1971年から1972年にかけて放送されたテレビドラマ「続・氷点」における辻口陽子役が当たり役となり、以降数多くの映画・ドラマに出演、「われら青春!(1974年)」「砂の器(1974年)」「白い巨塔(1978~1979年)」「将軍 SHŌGUN(1980年)」など、昭和を代表する映像作品の常連となりました。その後も、1992年にヘアヌード写真集を発表しベストセラーになるなど新境地を見出していた島田さん。近年は大腸がんの闘病生活を送っており、近しい関係者のみがその病状を把握していたとのことです。また葬儀については、本人が生前に「宇宙葬」を予約しており、その実施について今後話が進められていくと思われます。
via www.amazon.co.jp
島田陽子さんの代表作「将軍 SHŌGUN」を振り返る!!
大女優として長年にわたり第一線で活躍していた島田さんですが、中でも彼女を“国際派女優”に押し上げた作品に米国ドラマ「将軍 SHŌGUN」があります。この作品はジェームズ・クラベルの小説「Shōgun」を原作とした米国・NBC制作のテレビドラマで、劇場映画として編集され日本やヨーロッパでも上映されました。
via www.amazon.co.jp
17世紀を舞台に、江戸時代初期の日本を訪れたイギリス人航海士が激動の時代を生き抜いていく姿を描いた「将軍 SHŌGUN」。島田さんは戸田まり子(細川ガラシャをモチーフにしたキャラクター)役を演じ、その演技が認められ1981年にはゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞。以後、国際派女優としての地位を確たるものとしました。
via www.amazon.co.jp
ミドル世代も考えておきたい!「宇宙葬」とは?
また、このたびの島田さんの訃報に関し、彼女が生前に予約していた「宇宙葬」が話題となっています。宇宙葬とは、遺灰などを収めたカプセルをロケットで宇宙空間に打ち上げることにより散骨するというもので、遺灰を月に送る「月面供養」、遺灰を人工衛星に載せて最後は大気圏に突入して燃え尽きるという「流れ星供養」など、様々な形での宇宙葬が提案されています。1997年から開始されており、現在300人以上の方が宇宙葬を選択しているとのことです。「終活」を考える機会が将来増えていくであろうミドル世代にも、葬儀の選択肢の一つとしてにわかに注目を集めています。
via ja.wikipedia.org
「将軍 SHŌGUN」を振り返りたくなった方はこちらで!
関連記事
映画「砂の器」をフルで無料視聴できる動画配信サービスを比較! - Middle Edge(ミドルエッジ)
『砂の器』は、1974年公開の日本映画。原作松本清張。監督野村芳太郎、脚本橋本忍、山田洋次。丹波哲郎、加藤剛、森田健作、島田陽子、山口果林らが出演したこの作品を無料視聴できる動画配信サービスをご紹介します。
【島田陽子】マルチに活躍した女優!不倫やAV出演など世間を騒がせた半生! - Middle Edge(ミドルエッジ)
その美貌を武器にして、昭和から平成にかけて活躍した女優・島田陽子さん。不倫騒動やAV出演でも話題となったのは、多くのミドルエッジ世代も知るところではないでしょうか。今回の記事では、そんな彼女に注目して、プロフィールや半生・代表作品を振り返っていきたいと思います。
親と子の宿命は永遠・昭和おすすめ邦画の常連「砂の器」 - Middle Edge(ミドルエッジ)
1974年公開の「砂の器」。原作は松本清張の同名小説。前半は身元不明の死体の調査、「カメダ」の謎、刑事の粘り強い捜査・推理に興奮し、ラスト10分はただただ涙が止まらなかった「砂の器」。丹波哲郎・森田健作の刑事、天才音楽家の加藤剛、人情深い村の巡査・緒方拳。俳優たちの演技が素晴らしい映画「砂の器」を振り返ります。
20 件