女子高生のカリスマ・歌手の安室奈美恵さんがテレビでたまごっちを紹介。
これに女子高生が飛びつき口コミでたまごっちは爆発的な売れ行きを見せ始める。
降ってわいたブームに生産が追いつかない状態になり発売3か月後には品薄のたまごっちを求め長蛇の列が出来るようになった。
こうして、たまごっち騒動は海外にまで知れ渡った。話題になればなるほど入手は難しくなり売り出すという噂だけで、人々はおもちゃ屋さんに押し寄せた。
100万個売れれば大ヒットと言われるおもちゃ業界で、常識を超えた売れ行きが続いた。
バンダイでは買えない人に向けてお詫びの新聞広告を打つほどまでだった。
ついには死んだたまごっちを供養するお寺まで現れるほどだった。さらにはたまごっち狩りや定価1980円のたまごっちが高値で取引されるという異常な状態に・・・
しかし発売から1年半。ブームは去り、品切れだったおもちゃ屋でも売り残りが出始めるようになる。世界中を駆け巡ったブームは遠ざかっていった。
1996年には、シングル「Don't wanna cry」、「You're my sunshine」、「a walk in the park」がミリオンセラーを記録。また若者のファッションリーダーとなり、彼女を真似する女性を指した“アムラー”がこの年の流行語となる。
同年7月リリースのアルバム『SWEET 19 BLUES』はトリプルミリオンを突破するなど、10代の歌手としての記録も次々と塗り替えた。
同アルバムは出荷350万枚と当時の過去最高記録を達成。8月には女性アーティストでは史上最年少記録(当時18歳)でのスタジアム公演SUMMER PRESENTS '96 AMURO NAMIE with SUPER MONKEY'Sを開催。そして大晦日の『第38回日本レコード大賞』では「Don't wanna cry」で史上最年少(当時19歳)での大賞を受賞した。
90年代後半の安室奈美恵さんは飛ぶ鳥を落とす勢いだった
ボンタン狩り
街中で、ボンタンを堂々と履いている子を見かけたとき、ヤンキーはどう思うか。
「こいつ調子こいとるなぁ」、そして相手に喧嘩を売り、その調子こいとるボンタンを強奪します。
相手は、ボンタンを奪われ、最悪帰りはパンツで帰ることになり、強い屈辱を味わわせられることができるからです。
「BE-BOP HIGHSCHOOL」という漫画で、城東のテルという登場人物が、ボンタン狩りを行って、有名になりました。
ボンタン狩りとは、ボンタンと呼ばれる変形学生服のズボンを強奪する行為。
ボンタンは、ワタリ(ももの部分)が広く裾が細い変形学生服の一種。1980年代中盤にツッパリ系マンガやドラマの影響で流行しました。
1990年代中盤以降、不良文化の衰退、流行の変遷、ファッション観や嗜好の変化、不景気などの影響を受け、変形学生服の需要は極端に減少し、標準型を着用する学生が大多数となっています。
”狩られるほど人気だった商品”をテーマに動画を作りました!
ドラクエⅢにWindows95、エアマックス95にたまごっち。
話題には乗り遅れたくない!そんな大衆心理が社会現象にまで発展してしまった「狩られるほどに流行したモノ」。
時代を体感した方もそうでない方も、ぜひ楽しんでご覧ください。
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【人気あり過ぎて社会現象になったモノたち】徹夜の行列に並んでも欲しかった!ようやくゲットした帰りにソッコー狩られるなんて事件まで起きた!!
via www.youtube.com