はじめに
日本のカワダが発売しているブロック玩具の商品名である。
1962年に発売開始され、今では日本においてはデンマーク企業のレゴと並ぶシェアを占めている。
1955年、とある文具メーカーから、二股に分かれて鉛筆を2本同時に差し込めるキャップが発売されていたが、売れずに大量の在庫を抱えてしまい、本来の目的ではないキャップを積み重ねて遊ぶ玩具として在庫処分のような形で販売されていた。この「ブロックキャップ」と名付けられた商品は創業間もないゲーム問屋であったカワダの注目するところとなり、百貨店での夏休み向けの実演工作用の商材として大量に買い付けて販売したところ、好調な売れ行きとなった。
因みに、ダイヤブロックの凸部は他社のブロック玩具に比べて長いのは原形が鉛筆キャップであった名残だからです
対するLEGOは
ユーザーの意見に対応した商品も開発
全世界で人気のレゴ。全ブロックで何種類あるの?
1980年代後半に各国でレゴの基本特許が切れたため、値段の安い類似のブロックを製造するメーカーが次々と出てきた様です。また、テレビゲームの登場によりレゴで遊ぶ平均年齢が下がっていき1990年代レゴの売り上げとシェアは徐々に落ちて行くことになりました
LEGOでのギネス記録
ギネス認定されたLEGOで作ったキャンピングカー
使用されたレゴブロックの総数215,158個
高さ35.05mのレゴタワー、ギネス世界記録
使用されたレゴブロックの総数は約55万個
レゴとダイヤブロックとの比較
左から赤=デュプロ(LEGO)、黄=レゴ(LEGO)、青=ダイヤブロック(カワダ)、黒=ナノブロック(カワダ)
LEGO社のデュプロとレゴは裏側が円筒形になっていてガッチリはめ込む事が可能なので互換性がありますが、カワダ社のダイヤブロックとナノブロックは、2枚の板がバネの役割をしていて取り外ししやすく小さな子供でも楽しく遊べるように設計されていますが、互換性が無く2種類を混在できません