聖子ちゃんがバリキャリ女子に!松田聖子主演ドラマ「わたしってブスだったの?」を覚えていますか?
2023年4月15日 更新

聖子ちゃんがバリキャリ女子に!松田聖子主演ドラマ「わたしってブスだったの?」を覚えていますか?

1993年に放送され「わたブス」と呼ばれて人気を集めていました。それまでぶりっ子な可愛い役が主流だった聖子さんが、本音で強気に生きていくバリバリのキャリアウーマンを演じて話題になっていました。仕事、恋愛、女の嫉妬などいろいろな要素が楽しめるドラマです。

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ドラマ「わたしってブスだったの?」

ドラマ「わたしってブスだったの?」は、1993年4月16日~7月2日の毎週金曜日22時から放送していました。
聖子さんが演じたのは、周囲からの嫉妬やバッシングにも負けず、仕事にも恋にも全力で向かっていくバリバリのキャリアウーマン。
聖子さんにとって主演ドラマ2作目となった作品です。
キャスト
帰山夕子:松田聖子 
横沢玲子:高橋ひとみ 
戸高竜也:西島秀俊 
真鍋克彦:長谷川初範 
荻原さとみ:星遙子 
泉田七子:大寶智子 
三宅悟:水島新太郎 
柏原昌人:長塚京三 
帰山尚道:石橋蓮司 
今村知恵:網浜直子 
横沢徳明:坂本長利 
関根編集長:大林丈史
瀬尾美津子:高木美保 
瀬尾弘之:時任三郎

主題歌はもちろん聖子さん

 (2523041)

松田聖子「大切なあなた」
1993年4月21日発売
挿入歌
 (2523073)

時任三郎「そして、夜を抱きしめて」
1993年6月2日発売
 (2523074)

アラン・リード「愛するほどに…」
1993年5月12日発売

夕子、向かうところ敵なし!

聖子さんが演じている帰山夕子は、大手代理店に勤務する売れっ子コピーライターです。
努力と根性で這い上がってきた夕子ですが、コネを使って途中入社してきたことも影響して嫉妬と陰口のど真ん中にいました。
しかし、そんな逆風にも夕子は負けません。
社内でも特に犬猿の仲というデザイナーの瀬尾弘之とコンビを組んで次々とヒットを生み出していました。

カメラマン・戸高竜也との出会い

周囲からの厳しい風当たりにも負けず仕事に邁進する夕子は、カメラマン助手の戸高竜也と出会います。
撮影現場で出会い衝突する2人でしたが、夕子の仕事に対する姿勢に刺激を受けた戸高は後日自分が撮影した報道写真を見せに来て、仕事に対する想いを語り始めます。
その想いに共感し惹かれていった夕子は、戸高と一夜を過ごすことに・・・

ある日夕子は戸高を応援したい気持ちから「夢への資金」として100万円を差し出します。
しかし、戸高はバカにされたような卑屈な気持になり去って行ってしまったのです。

さらに前進する夕子

一方、夕子や瀬尾がいる会社「パブリシティTOKYO」では上司の真鍋克彦がクライアントを恐喝したとあって懲戒免職処分を受ける事件が起こっていました。
しかも、その事件に瀬尾の妻・美津子までもが関わっていたことが分かり、瀬尾は苦しい立場へと追いやられます。

そんな様子を見ていた夕子は、瀬尾と共に会社を去り新会社「フロム30」を設立することに。
そこに夕子を師と仰ぐ泉田七子も加わり充実したスタートを切った「フロム30」でしたが、「パブリシティTOKYO」から様々な妨害を受け満を持して臨んだプレゼンも敗北・・・
しかし、そこは無敵の夕子!
何とか広告の仕事をもらうために大手ホテルの社長に直談判するなど、全力で道を切り拓いていくのでした。

夕子に嫉妬する女たち

強気な性格が災いして何かと敵を作りやすい夕子ですが、瀬尾の妻・美津子もその一人。
瀬尾と夕子が不倫関係にあると疑っていたのです。
夕子のアパートに怒鳴り込んだり、瀬尾と別れて「フロム30」をクビにしてほしいと要求したり、夕子への疑念は止まりません。
次第に心が荒んでいった美津子は、方位学占いや姓名判断などにのめり込んでいく有様に・・・。

さらに「パブリシティTOKYO」で表向き夕子と仲の良い同僚として接していた横沢玲子も、内心では夕子が注目を集めていることに嫉妬していました。
夕子と瀬尾が会社を去った後も2人に近づき「フロム30」の動きを逐一「パブリシティTOKYO」に流すなどスパイ的役割をするように・・・。

そんな美津子と玲子の間にいたのが、瀬尾です。
瀬尾は美津子という妻がいながら、玲子とは愛人関係にありました。
精神的に崩壊寸前にある美津子に、瀬尾はとうとう玲子との関係を自白。
美津子は自分がこれまでしてきたことを夕子に詫び、瀬尾と玲子は公私ともに決別することに。

そんな中、瀬尾は自分の気持ちが夕子に傾きつつあるのを感じていました。

大切なあなた

一方、取材でフィリピンを訪れていた戸高は、帰国後ジフテリアによる高熱に見舞われ入院していました。
病室を訪れ励ます夕子でしたが、戸高は「しばらくカメラは持ちたくない」といい工事現場で働き始めます。
それを知った夕子はカメラマンの仕事に復帰するよう説得しますが、戸高は取り合ってくれません。

そんな中、夕子は瀬尾から告白を受けます。
そして、それを知った戸高は「瀬尾とは決別して自分だけを見てほしい」と伝えますが、仕事上パートナーである瀬尾は大切にしていきたいという夕子。
そのうえで、戸高に「命と同じくらい大切なのはあなただけ」と伝えますが、2人の気持ちはまたしてもすれ違うことに・・・

再びカメラを手にした戸高は、新しい写真を撮るため再びフィリピン出発します。
出発前に戸高と会うことができなかった夕子が落ち込んでいると、何と戸高の訃報を知らせるニュースが飛び込んできたのです。

フィリピンで詐欺被害に遭っている女性を救出したあと射殺されたという戸高。
後日、戸高の遺作となった写真を見て打ちひしがれる夕子でしたが、泣きはらした目をサングラスで隠しさらなる前進を誓って歩き出すのでした。

原作、脚本は大石静

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