「スケバン刑事」に朝ドラヒロイン!斉藤由貴さんの出演ドラマまとめ
2023年2月20日 更新

「スケバン刑事」に朝ドラヒロイン!斉藤由貴さんの出演ドラマまとめ

10代の頃から数々のドラマに出演してきた斉藤由貴さん。初出演が初主演で大ヒットしているのですからすごいですよ演。斉藤さんの出演ドラマをまとめました。

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「スケバン刑事」でドラマデビュー

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斉藤由貴さんは1984年に第1回東宝「シンデレラ」オーディションのファイナリストに選ばれます。さらに『少年マガジン』の第三回ミスマガジンに選ばれて芸能界入りします。

その年に明星食品「青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー」のCMに出演してテレビデビュー。注目を集めます。

翌年の1985年に「卒業」でCDデビューしました。ちょうど高校を卒業する年で、これを機に本格的に芸能活動を始めます。

そして1985年の4月に放送された「スケバン刑事」で主演を務めます。どれ迄ビューにて初主演だったんですね。和田慎二さんの同名漫画を原作にした作品ですが、ドラマ版にしかない決め台詞などもありました。

斉藤さんの演じた麻宮サキは、関東北少年院にいた時に暗闇指令として刑事になるよう依頼されます。サキは父を殺したという濡れ衣を着せられた母の死刑を向き延長することを条件に引き受け、スケバン刑事として活躍していきます。

「はね駒」で朝ドラヒロインに

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翌年の1986年には連続テレビ小説「はね駒」に出演。ヒロインを務めました。

斉藤さんが演じた橘りんは、女性新聞記者の草分けといわれた磯村春子さんがモデルになっています。

りんは親の決めたいい名づけがいたのですが、女学校の教師の影響で自分の人生に疑問を持つようになります。そして、結婚を破談にし、東北女学校に進学します。

最初は成績も悪かったのですが、勉強をして優秀な成績で卒業。女学校の教師となります。ですが妹の死をきっかけに、家族で上京。そこで結婚をします。

子どもも産み、家族のために生活をしていたのですが夫の事業が失敗し借金を抱えてしまいます。りんは新聞記者の見習いとして働き始め、女性ならではの記事が評価されるようになっていく、というお話でした。

家族の死なども描かれていますが基本的には明るいタッチの作品で見やすいかったと思います。

母親役は樹木希林さん、父親役は小林稔侍さん、夫役は渡辺謙さんでした。すごい豪華メンバーですね。

「あまえないでヨ! 」

1987年には「あまえないでョ!」で主演を務めます。こちらはドタバタしたホームコメディでしたね。

斉藤さん演じる西丸直は、住んでいた大学の寮が火事になり、母の知り合いである大学教授の星野(林隆三さん)の家で居候することになります。星野は妻と死別していて四人の息子がいます。年頃の息子と同居するにあたって、間違いがないよう、直は再婚相手だと息子たちに紹介します。

4人の息子たちは直に興味津々ですが、年も近く次第に恋に発展して・・・というドラマでした。長男役は布川敏和さんで最終的には直と結ばれます。

毎回のラストにはドタバタした兄弟げんか、親子喧嘩がはじまり直が「あまえないでョ!」と叫ぶのがお決まりのパターンでした。昔はドタバタケンカドラマが多かったですね。

半年後にはスペシャル版も放送されました。

翌年には塩田千種さん脚本の「あそびにおいでョ!」というドラマも放送されましたがこちらはお仕事ドラマで「あまえないでョ!」との関係は特にありません。

「はいすくーる落書」

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1989年には「はいすくーる落書」で主演をしています。

多賀たかこ著の同名エッセイを原作としたドラマですが、ドラマは「らくがき」、エッセイは「らくいしょ」と読みます。

斉藤さん演じる諏訪いづみは、新米教師。不良ばかりの工業高校に赴任します。最初は生徒におびえていたのですが、徐々に信頼関係を築いていくというドラマでした。

生徒役で保阪尚希さん、的場浩司さんたちも出演していたんですよ。

人気ドラマだったのですが、工業高校の関係者から「工業高校のイメージを損なう」というクレームがあったため、再放送は一度しか行われていません。

といいつつも1990年にはパート2が放送。今度は舞台は普通高校になっています。

斉藤さんの役名も変わり、両方に出演しているキャストもいますが因果関係はなくパラレルワールドになっています。

「同窓会」

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1993年には「同窓会」で主演を務めます。

「あまえないでョ!」以来、コメディタッチの作品が多かったですがこちらはシリアスな恋愛ドラマでした。

斉藤さん演じる折原七月は、27歳の時に高校の同窓会に参加します。高校時代から交際していた中康介(高嶋政宏さん)の親友、安藤風馬(西村雅彦さん)と結婚することになります。康介へのあてつけのような気持ちもありましたが、一緒にいて安心できる風馬のことを愛していました。ですが、結婚前も結婚後も一度も夫婦生活がありませんでした。

じつは風馬は同性愛者で、康介に思いを寄せていました。七月を通じて康介とつながりたいという気持ちで結婚したのです。

風馬は七月のことを大切に思うことも性的対象としては見ることができず、新宿で出会った丹野嵐(山口達也さん)との関係におぼれていって・・・という同性愛を描いたシリアスなドラマでした。当時話題にもなりましたよね。

「吾輩は主婦である」で昼ドラのヒロインに

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その後も数々のドラマに出演してきた斉藤さん。2006年には宮藤官九郎さん脚本の昼ドラ「吾輩は主婦である」で主演を務めます。

斉藤さん演じる矢名みどりは妄想癖があるものの、平凡な主婦。夫のたかし(及川光博さん)が夢を追いかけて会社を退職したことをきっかけに、1,000円札の夏目漱石が乗り移ってしまうというファンタジー要素もあるホームコメディでした。今までのコメディとはまた違うコメディで演技の幅が広がったのではないでしょうか。

ここまで、斉藤さんはほとんどの作品で主演を演じています。2007年以降は脇役もこなすようになり、現在も数々のドラマに出演されています。今後の作品も楽しみですね。
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