1981年から連載開始した「ストップ!! ひばりくん!」で目覚めた江口寿史!美少女を描くにかけて彼の右に出るものはない!!
2018年5月30日 更新

1981年から連載開始した「ストップ!! ひばりくん!」で目覚めた江口寿史!美少女を描くにかけて彼の右に出るものはない!!

『すすめ!!パイレーツ』から、『GO AHEAD!!』、『ひのまる劇場』。そして『ストップ!!ひばりくん!』(1981年)で目覚めた美少女を美しく可愛く繊細に描く!その姿は生命を吹き込んだ可憐に息づく、あどけない少女。その江口寿史の美少女の歴々を覗いてみましょう!そしてまた進化し続ける快進撃も!!!お見逃し無く!

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江口 寿史(えぐち ひさし)とは…?

日本の漫画家、イラストレーターさん。
熊本県水俣市生まれ。代表作に『ストップ!! ひばりくん!』、『すすめ!!パイレーツ』、『江口寿史の爆発ディナーショー』など。

1977年に、『恐るべき子どもたち』でヤングジャンプ賞(現在の十二傑新人漫画賞)入選、同年『8時半の決闘』で第6回赤塚賞準入選、1978年には『名探偵はいつもスランプ』で第6回愛読者賞を受賞、また1992年には『江口寿史の爆発ディナーショー』で文藝春秋漫画賞を受賞している。

美少女を描くに右に出るものはいない!“江口寿史さん”

この美少女……!男の子なんです!ここから江口さんは“美...

この美少女……!男の子なんです!ここから江口さんは“美少女”に目覚めて来たきっかけになったと思われます。(代表作『ストップ!! ひばりくん!』)

今回は江口寿史作品からいかに!“美少女”に至ったか、
をその変遷をたどっていきたいと思います!

すすめ!!パイレーツ

すすめ!!パイレーツ(1977年)
プロ野球チーム「千葉パイレーツ」とその選手達を中心に描いた野球漫画。従来の野球漫画のほとんどがシリアスな熱血スポ根物だったのに対し、徹底した不条理ギャグを貫き、同時期に『週刊少年ジャンプ』に連載されていた『1・2のアッホ!!』と並んで「野球ギャグマンガ」というジャンルの先駆者となった。
基本的なストーリーは敵味方の皆がそれぞれにグラウンドで勝手なことをやりながら「試合はこのあと4時間58分延々と続くのであるが…」というオチが。
不条理で破天荒なギャグを大々的に行ったり、常識の壁を越えたその発想と行動をテンポよく進め、更に王・長島といった実在の選手・監督を登場させておちょくっていく展開はそれまでの熱苦しい野球作品にはない爽快感があります。また富士君の父親が頑固一筋の`一徹'だったりライバルが`花形見 鶴'とか「巨人の星」等のまじめ野球作品を茶化したりするようなキャラを出しているところも。またウルトラマンのネタを使った`粳寅満太郎'`馬留丹星児'といったキャラを出したり、二枚目の稲刈真青さんの新撰組ギャグや宇宙人・極道・他の作品のキャラを出したり、また『史上最大の生中継』等の日常を舞台にしたギャグなど、野球だけでなくいろんな方面からネタを出しています。
ちなみに、また
“「ぶりっ子」という流行語は、本作の中で用いられた「かわいこぶりっこ」という言葉から生まれたものである。”
という社会現象を引き起こした漫画でもある。
単行本全11巻のなかで、5巻が美少女を描く才能の片鱗を江口寿史は読者に魅せつつある。
ちなみに完全版では…。
びしょうじょぅ……!!!

びしょうじょぅ……!!!

現在、kindleで発売されていますので、懐かしいと思われた方はこの機にいかがだろうか。

桜の花サイタ?

桜の花サイタ?(1979年)
片隅に少女がいるもの、“美少女”とはいいにくい。快進撃はまだのもよう。

GO AHEAD!!

GO AHEAD!!(1980年)

GO AHEAD!!(1980年)

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