アクション映画『レッド・スコルピオン』殺人マシーンが大暴れ?!敵に廻すと恐ろしかった!!
2017年1月26日 更新

アクション映画『レッド・スコルピオン』殺人マシーンが大暴れ?!敵に廻すと恐ろしかった!!

アフリカ南部の共産主義国家に潜入したソ連の特殊部隊兵士の活躍を描くアクション映画で、撮影には南アフリカ国防軍が全面協力し、実際の兵器が使用され、兵士もエキストラとして参加したリアルで迫力のある映画です。

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ついに勝利を手中にするのだった。

ついに勝利を手中にするのだった。

映画では、ソ連軍特殊部隊の殺人マシーンと恐れられていたニコライが人と触れ合う事で、冷酷な心が溶かされ、人の心を取り戻していきます。アクション以外にも沢山見所がある映画でした。

映画解説

(主演 ドルフ・ラングレン/M・エメット・ウォルシュ/ブライオン・ジェームス) クソ映画3大俳優の一人「ドルフラングレン」主演の"偽ランボー"です。 公開当時のキャッチコピーは 「ヘリを落とし、戦車をへこませ、そして どんな拷問にも耐える」 でした。前の二つはともかく。最後のはなんか情けないぞ。 仲間の裏切りで瀕死の重傷を負った主人公、助けてくれたのはよりによって ブッシュマン (筆者は個人主義者であり差別論者ではありませんが 「言葉狩り」は人類の歴史と文化に対する冒涜であり、これを支持する集団 を偽善カルトだと信じて疑いません)。 で、寝てる間に"勝手に"蠍の刺青を彫られて「スコルピオン」の称号をもらいます (いきなりすごく弱そう・・)。で、留守中に恩人の村を焼かれて、復讐します。 最後に仲間の新聞記者のオヤジが「ハハハよくやったなぁ」と出てきて 「プチッ」画面が硬直して終わります。ほとんどアメリカの1時間TVドラマです。 投げやり加減にも程があります。

(ドルフ・ラングレンについて)

アメリカ映画界にとてつもない大物アクション・スターか誕生した。S・スタローン、A・シュワルツェネッガーをはるかに凌ぐ肉体とパワーを持った男、ドルフ・ラングレンの登場である。
 「ロッキー4/炎の友情」のソ連人ボクサー、イワン・ドラコ役でスタローンを喰う鮮烈なデビューを果したラングレンは間違いなく'89年最大の話題を呼ぶスターとなろう。なにしろ「マスターズ/超空の覇者」「ザ・パニッシヤー」、そして来春撮影に入る「ダーク・エンジェル」と主演待機作が目白押しなのだ。そのラングレンの主演日本公開第一作が本作『レッド・スコルピオン』。彼の魅力の全てをみせる超大型アクション映画である。
この成功の鍵となったのは、ラングレンだ。自ら数々の危険なスタントに挑戦。ラングレンは、文句一つこばさず、快くスタントをこなした。又、スウェーデンの海軍で訓練を受けた科学兵器を使わぬ、素手の戦闘技術を映画に取入れたのも、ラングレン自身だ。加えて、言葉の問題でも、ラングレンの才能が、ものを言った。この映画で、彼は、ロシア語をパーフェクトに話さなければならないし、又、ブッシュマンの言語をマスターせねばならなかった。ラングレンは、実際、6カ国語話せ、言語アクセントを巧みに操る事ができるのだ。ジトーは言う。「彼は、一緒に働く相手としては、最高だね」他のスタッフやキャストも勿論だが、一番の頑張り屋は、ラングレンだった。スタントも全て彼自身である。

痛い映画のワンシーン

終盤のシーンでは、ザイアス大佐VSニコライの戦いが!!

終盤のシーンでは、ザイアス大佐VSニコライの戦いが!!

ザイアス大佐の手がニコライの銃により飛んで行ってしまい...

ザイアス大佐の手がニコライの銃により飛んで行ってしまいます。ザイアス大佐は、手を掴もうとしますが・・・。

手に持っている爆弾が爆発します。
拷問のシーンでは、ニコライに針を刺すシーンが痛々しい。

拷問のシーンでは、ニコライに針を刺すシーンが痛々しい。

制作について

この作品は当時、南アフリカ領であったナミビアで撮影され、南アフリカ政府から資金を得、南アフリカ国防軍が兵士役のエキストラや車両などを提供している。そのため、この映画はアパルトヘイト反対運動をおこなって南アフリカ政府と敵対していた、アフリカ民族会議を批判するプロパガンダのために制作されたとも言われた。
ただし、作中でアパルトヘイトを正当化したり、黒人に悪意のある侮辱をした描写はない。

舞台となったアフリカの小国はアンゴラ(アンゴラ内戦)が元になっている。

プロデューサーのジャック・エイブラモフは後に共和党系のロビイストとなり、収賄罪で2006年に有罪となった。
脚本が出来上がるとすぐに、アブラモフ兄弟は、アクション映画監督の第一人者ジトーを雇った。ジトーは、キャノン映画で、最もヒットし、6千万ドル以上の興収を上げただけでなく,チャック・ノリスを大スターにした「地獄のヒーロー」「地獄のコマンド」を手掛けた監督だ。アブラモフ兄弟は、ジトーが、ラングレンに同じ何かを与えてくれると期待したのである。ジトーは監督を担当するに当り、自分のスタッフを連れて来た。撮影ジョー・フェルナンデス、プロダクション・デザイナーのラディスラフ・ウィルハイム、編集のダン・ローエンタールが、ジトー一家の面々だ。彼らこそ、「地獄のヒーロー」「地獄のコマンド」「13日の金曜日・完結点」を生み出したスタッフである。
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