アクション映画『レッド・スコルピオン』殺人マシーンが大暴れ?!敵に廻すと恐ろしかった!!
2017年1月26日 更新

アクション映画『レッド・スコルピオン』殺人マシーンが大暴れ?!敵に廻すと恐ろしかった!!

アフリカ南部の共産主義国家に潜入したソ連の特殊部隊兵士の活躍を描くアクション映画で、撮影には南アフリカ国防軍が全面協力し、実際の兵器が使用され、兵士もエキストラとして参加したリアルで迫力のある映画です。

8,769 view
作戦の失敗を知ったフォルテーク将軍が彼を抹殺しろと命じ...

作戦の失敗を知ったフォルテーク将軍が彼を抹殺しろと命じていることを知り、再び脱走するも砂漠に倒れる。

そんな彼をブッシュマンの老人が助け、彼のもとでサバイバ...

そんな彼をブッシュマンの老人が助け、彼のもとでサバイバルを学び狩人として認められる。そしてソ連軍に裏切られた心の傷も癒えていつの間にか自然に笑うことができるようになっていた。

ブッシュマンの友人にハンターの印であるスコルピオンの刺...

ブッシュマンの友人にハンターの印であるスコルピオンの刺青(?)を入れてもらい、戦士として認められるが、

ゲリラ討伐を目論む共産勢力にブッシュマンの集落が毒ガス...

ゲリラ討伐を目論む共産勢力にブッシュマンの集落が毒ガスで皆殺しにされてしまう。

ニコライは、ソ連の科学兵器の暴力に立ち上がることを決意...

ニコライは、ソ連の科学兵器の暴力に立ち上がることを決意する。命派のキャンプに向かい、スンダタ、カルンダ、ファーガソンたちとともにソ連軍基地に襲いかかり、

ついに勝利を手中にするのだった。

ついに勝利を手中にするのだった。

映画では、ソ連軍特殊部隊の殺人マシーンと恐れられていたニコライが人と触れ合う事で、冷酷な心が溶かされ、人の心を取り戻していきます。アクション以外にも沢山見所がある映画でした。

映画解説

(主演 ドルフ・ラングレン/M・エメット・ウォルシュ/ブライオン・ジェームス) クソ映画3大俳優の一人「ドルフラングレン」主演の"偽ランボー"です。 公開当時のキャッチコピーは 「ヘリを落とし、戦車をへこませ、そして どんな拷問にも耐える」 でした。前の二つはともかく。最後のはなんか情けないぞ。 仲間の裏切りで瀕死の重傷を負った主人公、助けてくれたのはよりによって ブッシュマン (筆者は個人主義者であり差別論者ではありませんが 「言葉狩り」は人類の歴史と文化に対する冒涜であり、これを支持する集団 を偽善カルトだと信じて疑いません)。 で、寝てる間に"勝手に"蠍の刺青を彫られて「スコルピオン」の称号をもらいます (いきなりすごく弱そう・・)。で、留守中に恩人の村を焼かれて、復讐します。 最後に仲間の新聞記者のオヤジが「ハハハよくやったなぁ」と出てきて 「プチッ」画面が硬直して終わります。ほとんどアメリカの1時間TVドラマです。 投げやり加減にも程があります。

(ドルフ・ラングレンについて)

アメリカ映画界にとてつもない大物アクション・スターか誕生した。S・スタローン、A・シュワルツェネッガーをはるかに凌ぐ肉体とパワーを持った男、ドルフ・ラングレンの登場である。
 「ロッキー4/炎の友情」のソ連人ボクサー、イワン・ドラコ役でスタローンを喰う鮮烈なデビューを果したラングレンは間違いなく'89年最大の話題を呼ぶスターとなろう。なにしろ「マスターズ/超空の覇者」「ザ・パニッシヤー」、そして来春撮影に入る「ダーク・エンジェル」と主演待機作が目白押しなのだ。そのラングレンの主演日本公開第一作が本作『レッド・スコルピオン』。彼の魅力の全てをみせる超大型アクション映画である。
この成功の鍵となったのは、ラングレンだ。自ら数々の危険なスタントに挑戦。ラングレンは、文句一つこばさず、快くスタントをこなした。又、スウェーデンの海軍で訓練を受けた科学兵器を使わぬ、素手の戦闘技術を映画に取入れたのも、ラングレン自身だ。加えて、言葉の問題でも、ラングレンの才能が、ものを言った。この映画で、彼は、ロシア語をパーフェクトに話さなければならないし、又、ブッシュマンの言語をマスターせねばならなかった。ラングレンは、実際、6カ国語話せ、言語アクセントを巧みに操る事ができるのだ。ジトーは言う。「彼は、一緒に働く相手としては、最高だね」他のスタッフやキャストも勿論だが、一番の頑張り屋は、ラングレンだった。スタントも全て彼自身である。

痛い映画のワンシーン

終盤のシーンでは、ザイアス大佐VSニコライの戦いが!!

終盤のシーンでは、ザイアス大佐VSニコライの戦いが!!

ザイアス大佐の手がニコライの銃により飛んで行ってしまい...

ザイアス大佐の手がニコライの銃により飛んで行ってしまいます。ザイアス大佐は、手を掴もうとしますが・・・。

手に持っている爆弾が爆発します。
拷問のシーンでは、ニコライに針を刺すシーンが痛々しい。

拷問のシーンでは、ニコライに針を刺すシーンが痛々しい。

制作について

この作品は当時、南アフリカ領であったナミビアで撮影され、南アフリカ政府から資金を得、南アフリカ国防軍が兵士役のエキストラや車両などを提供している。そのため、この映画はアパルトヘイト反対運動をおこなって南アフリカ政府と敵対していた、アフリカ民族会議を批判するプロパガンダのために制作されたとも言われた。
ただし、作中でアパルトヘイトを正当化したり、黒人に悪意のある侮辱をした描写はない。

舞台となったアフリカの小国はアンゴラ(アンゴラ内戦)が元になっている。

プロデューサーのジャック・エイブラモフは後に共和党系のロビイストとなり、収賄罪で2006年に有罪となった。
脚本が出来上がるとすぐに、アブラモフ兄弟は、アクション映画監督の第一人者ジトーを雇った。ジトーは、キャノン映画で、最もヒットし、6千万ドル以上の興収を上げただけでなく,チャック・ノリスを大スターにした「地獄のヒーロー」「地獄のコマンド」を手掛けた監督だ。アブラモフ兄弟は、ジトーが、ラングレンに同じ何かを与えてくれると期待したのである。ジトーは監督を担当するに当り、自分のスタッフを連れて来た。撮影ジョー・フェルナンデス、プロダクション・デザイナーのラディスラフ・ウィルハイム、編集のダン・ローエンタールが、ジトー一家の面々だ。彼らこそ、「地獄のヒーロー」「地獄のコマンド」「13日の金曜日・完結点」を生み出したスタッフである。
41 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

映画『ローリング・サンダー』兵士の悲劇!ベトナム戦争後、戻ったら居場所がなかった?!

映画『ローリング・サンダー』兵士の悲劇!ベトナム戦争後、戻ったら居場所がなかった?!

この映画は、ジョン・フリン監督が手掛けたアクション映画です。ベトナム戦争で捕虜生活を余儀なくされた主人公が帰郷すると妻の不貞とならず者の襲撃に合う。そして、家族と片腕を失い、復讐を誓うという物語です。
星ゾラ | 6,028 view
映画『ゾンビコップ』80年代B級ホラー!刑事と犯人のWゾンビの戦いが凄かった!!

映画『ゾンビコップ』80年代B級ホラー!刑事と犯人のWゾンビの戦いが凄かった!!

この映画は、ゾンビ映画と刑事アクションを融合したホラーアクション作品です。ゾンビ化した刑事と犯人の戦いを描いています。最先端のSFXを駆使したB級ホラーコメディの元祖です。
星ゾラ | 18,698 view
映画『花嫁はエイリアン』90年代の美女“キム・ベイシンガー”が出演していたSFコメディー

映画『花嫁はエイリアン』90年代の美女“キム・ベイシンガー”が出演していたSFコメディー

ある惑星が絶滅の危機に陥り、そのピンチを救うため惑星からやって来たエイリアンが、研究一筋の科学者と結婚し、地球で生活する物語です。1990年代の美女の代表と言われるキム・ベイシンガーが出演していた作品です。
星ゾラ | 8,149 view
ジャングルでエイリアンと遭遇?!シュワルツェネッガー主演のSFアクション映画『プレデター』

ジャングルでエイリアンと遭遇?!シュワルツェネッガー主演のSFアクション映画『プレデター』

南米のジャングルを舞台に、エイリアンとの激しい戦いを描いた映画。強力な兵器を駆使して襲いくるエイリアンの恐ろしさに、心の底から恐怖します。
星ゾラ | 17,595 view
実話を元にした映画『キリング・フィールド』ベトナム戦争でのカンボジアで起こった悲劇を描く!

実話を元にした映画『キリング・フィールド』ベトナム戦争でのカンボジアで起こった悲劇を描く!

映画『キリング・フィールド』は、1970年代半ば、内戦に揺らぐカンボジアを舞台に、記者が内戦の悲劇を取材し、現地人助手との国境を超えた友情を描いた作品です。シドニー・シャンバーグの体験に基づく実話を映画化。
星ゾラ | 30,694 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト