元々、米国で製造され輸出されていた登山用の靴下「ブーツソックス」を起源とし、日本の女子高生が学校の制服着用の際に履くソックスとして普及した、現在でも販売されている靴下のことである。
様々な履きこなしが可能だったルーズソックス
ルーズソックスが最も流行した時期は、1996年~1998年(平成8年~平成10年)である。
この時期には、さらに緩い形状をした「スーパールーズ」(スーパールーズソックス)や、ルーズソックスのゴムを抜いた「ゴム抜きルーズ」(ゴム抜きルーズソックス)などの変種も生まれ、なかには200cmという長さのルーズソックスもあった。
また、緩さを出すため二重履きなどもされた。それらのファッション性の強いルーズソックスは、主に当時のヤマンバギャル達に広く愛用された。
元祖!スミスのルーズソックス
元祖ルーズソックスブランドといわれるイージースミス(E.G.SMITH)
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100cm~120cmくらいのロング丈。生地が厚手なのも特徴でした。
スーパールーズはこうゆうソックスでした!
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ものすごく長いものは「スーパールーズソックス」(略してスーパールーズ)といい、60cmや80cmの物を2個くっつけて作るのだという。
足元に適度なボリュームを持たせるためのルーズソックスだったが、そのボリューム感は年々肥大することになる。
1メートル越えの長さは当たり前、1メートル20センチや1メートル50センチの長さも珍しくはなかった。中には2メートルの長さのルーズソックスもあった。
ゴム抜きルーズはコレ!
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ゴム抜きの仕方は・・・
1) 靴下を裏返す
2) 縦(ヒザ~足首)に糸状の細いゴムが入ってるので、ソレを適当なところを何箇所か、はさみで切る。
身を切らないようにするのと、一番上の横に入ってるゴムは、切らないように気をつける。
(一番上はゴムが入ってないと落ちてきちゃうから
3) はさみで切ったところから、スーっとゴムを抜いていく。
ソックタッチを復活させた救世主でした!
売り上げが落ち込み危機的状況を迎えていたソックタッチを立ち直らせた救世主がルーズソックス。
一般的にこの靴下は、通常より大きな寸法の靴下である。
着用に際しては、布を織り込んでひだを作り、靴下がずり下がらぬように靴下どめと呼ばれる靴下固定用の糊(のり)を用いて膝下部に接着する。靴下どめは白元が販売しているソックタッチが特に有名。
ふくらはぎの1番太いところでとめるのがポイントです☆
それより高い位置でとめると脚がゴツく見えてしまいます・・・