女優デビューまで
いしだあゆみさんは長崎県佐世保市で生まれ、その後大阪府池田市に住みます。実家はパン屋と喫茶店を行っていました。
いしださんは5歳の時からフィギュアスケートを始め、選手としても活躍していました。実姉はフィギュアスケート選手だった石田治子さんです。ちなみに、いしださんは四姉妹の2番目。末っ子の石田ゆりさんをヒロインのモデルにした朝ドラ「てるてる家族」では他の姉妹たちの様子(いしださんのことも)描かれていますよ。石田さんの役は上原多香子さんが演じていました。
石田さんはフィギュアと同時に児童劇団「ともだち劇場」にも入り、1961年に梅田コマ劇場で初舞台に上がります。翌年、1962年の中学生の時に上京し、いずみたくさんの元で修業をします。初めは本名の石田良子の名前で活動していましたが、1964年にいしだあゆみに改名。「ネェ、聞いてよママ」でアイドル歌手としてデビューします。
この年にテレビドラマデビューもしていて「7人の孫」で森繁久彌さんの孫役で出演しています。アイドル歌手と女優を両立されていました。
いしださんは5歳の時からフィギュアスケートを始め、選手としても活躍していました。実姉はフィギュアスケート選手だった石田治子さんです。ちなみに、いしださんは四姉妹の2番目。末っ子の石田ゆりさんをヒロインのモデルにした朝ドラ「てるてる家族」では他の姉妹たちの様子(いしださんのことも)描かれていますよ。石田さんの役は上原多香子さんが演じていました。
石田さんはフィギュアと同時に児童劇団「ともだち劇場」にも入り、1961年に梅田コマ劇場で初舞台に上がります。翌年、1962年の中学生の時に上京し、いずみたくさんの元で修業をします。初めは本名の石田良子の名前で活動していましたが、1964年にいしだあゆみに改名。「ネェ、聞いてよママ」でアイドル歌手としてデビューします。
この年にテレビドラマデビューもしていて「7人の孫」で森繁久彌さんの孫役で出演しています。アイドル歌手と女優を両立されていました。
「祭ばやしが聞こえる」
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1964年にドラマデビューした石田さんですが、しばらくは歌手活動に重きを置いていて頻繁にドラマに出るようになったのは1970年代後半になってからです。
1977年には「祭りばやしが聞こえる」に出演。主演は萩原健一さんです。
萩原さん演じる沖直次郎は競輪選手。レース中に落車する事故を起こしケガをして、先輩選手である高橋鷹男(山崎努さん)の実家の旅館で療養しながら復帰を目指します。いしださんはその旅館で働く、鷹男の妹・キクを演じました。
1977年には「祭りばやしが聞こえる」に出演。主演は萩原健一さんです。
萩原さん演じる沖直次郎は競輪選手。レース中に落車する事故を起こしケガをして、先輩選手である高橋鷹男(山崎努さん)の実家の旅館で療養しながら復帰を目指します。いしださんはその旅館で働く、鷹男の妹・キクを演じました。
「阿修羅のごとく」
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1979年には向田邦子さん脚本のドラマ「阿修羅のごとく」に出演。3話放送され、その後翌年に続編が4話放送されました。
四姉妹を描いたホームドラマで、主演は次女役の八千草薫さん。石田さんは三女役でした。
いしださん演じる竹沢滝子は図書館の司書で男っ気がない。滝子が興信所を使って父親を調べると、父親には愛人がいることが分かりました。四姉妹は母親を気遣いながらどう対処して以降か話し合うのですが、4人もそれぞれ秘密や隠し事を抱えていました。
普通に日常生活を送りながらも違う側面を持った家族たちを描きつつ、ホームコメディの様に明るく描いた作品です。
四姉妹を描いたホームドラマで、主演は次女役の八千草薫さん。石田さんは三女役でした。
いしださん演じる竹沢滝子は図書館の司書で男っ気がない。滝子が興信所を使って父親を調べると、父親には愛人がいることが分かりました。四姉妹は母親を気遣いながらどう対処して以降か話し合うのですが、4人もそれぞれ秘密や隠し事を抱えていました。
普通に日常生活を送りながらも違う側面を持った家族たちを描きつつ、ホームコメディの様に明るく描いた作品です。
「北の国から」
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1981年には「北の国から」に出演。
田中邦衛さん演じる主人公の黒板五郎の妻で準と蛍の母である令子を演じています。物語のスタートは令子が家を出て半年がたち、五郎が純と蛍を連れて富良野にやってきたところから始まります。
原因は令子の不倫です。その後五郎とは正式に離婚することになり、令子は一度富良野にやってきます。ラベンダー畑のシーンが印象的ですよね。
離婚してからわずか2か月後に令子は亡くなってしまいます。不倫相手の紹介の病院に通院して満足な治療を受けられておらず、原因不明で亡くなってしまうという役どころです。
今思うと本当に色々びっくりな設定ですよね。
田中邦衛さん演じる主人公の黒板五郎の妻で準と蛍の母である令子を演じています。物語のスタートは令子が家を出て半年がたち、五郎が純と蛍を連れて富良野にやってきたところから始まります。
原因は令子の不倫です。その後五郎とは正式に離婚することになり、令子は一度富良野にやってきます。ラベンダー畑のシーンが印象的ですよね。
離婚してからわずか2か月後に令子は亡くなってしまいます。不倫相手の紹介の病院に通院して満足な治療を受けられておらず、原因不明で亡くなってしまうという役どころです。
今思うと本当に色々びっくりな設定ですよね。
「金曜日の妻たちへ」
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1983年には「金曜日の妻たちへ」に出演。
「金曜日の妻たちへ」は今までのホームドラマとは違い、30-40代の3組の核家族を中心とした物語。
主人公は古谷一行さん演じる中原宏で、いしださんはその妻・久子を演じています。宏とは社内恋愛からの結婚で8年目。2人の子供に恵まれていました。両親の仲が悪かったので、自分は仲の良い家庭を築きたいと考えていました。
ですが、宏が短大時代からの友人で家族ぐるみの付き合いだった村越英子と不倫関係にあることを知ってしまいます。
仲のいい家族の中で起こる不倫ドラマで大ヒットしましたね。その後、2,3とシリーズ化されていきます。
いしださんは1985年に放送された「金曜日の妻たちへIII 恋におちて」にも出演。こちらは幼稚園から短大まで共に過ごしてきた仲良し4人組をメインにしたドラマ。
主演はパート1と同じく古谷一行さん。いしださんは古谷さん演じる秋山圭一郎の元恋人の岡田桐子を演じています。圭一郎のブラジル転勤にもついていくつもりだったのですが、圭一郎の母に結婚を反対されたため、別れてしまいます。その後は仲良しの3人とも音信不通になっていました。
その後偶然の再会をきっかけに再び交流することになります。その後仲間内のパーティが開かれ出席するとそこで圭一郎と再会。圭一郎は仲良し4人組の1人彩子の夫だったのでした。この再会で4人の運命は大きく変わっていき・・・というお話でした。
「金曜日の妻たちへ」は今までのホームドラマとは違い、30-40代の3組の核家族を中心とした物語。
主人公は古谷一行さん演じる中原宏で、いしださんはその妻・久子を演じています。宏とは社内恋愛からの結婚で8年目。2人の子供に恵まれていました。両親の仲が悪かったので、自分は仲の良い家庭を築きたいと考えていました。
ですが、宏が短大時代からの友人で家族ぐるみの付き合いだった村越英子と不倫関係にあることを知ってしまいます。
仲のいい家族の中で起こる不倫ドラマで大ヒットしましたね。その後、2,3とシリーズ化されていきます。
いしださんは1985年に放送された「金曜日の妻たちへIII 恋におちて」にも出演。こちらは幼稚園から短大まで共に過ごしてきた仲良し4人組をメインにしたドラマ。
主演はパート1と同じく古谷一行さん。いしださんは古谷さん演じる秋山圭一郎の元恋人の岡田桐子を演じています。圭一郎のブラジル転勤にもついていくつもりだったのですが、圭一郎の母に結婚を反対されたため、別れてしまいます。その後は仲良しの3人とも音信不通になっていました。
その後偶然の再会をきっかけに再び交流することになります。その後仲間内のパーティが開かれ出席するとそこで圭一郎と再会。圭一郎は仲良し4人組の1人彩子の夫だったのでした。この再会で4人の運命は大きく変わっていき・・・というお話でした。
「女ざかり」
1984年には「女ざかり」で主演を務めます。小説家の森瑤子さんが脚本を書き下ろした作品。
「36歳・女は美しく生まれ変わる」というのがキャッチフレーズで、高校の同級生の3人がそれぞれ自分探しに奮闘していく物語。
いしださん演じる辻井乃里子は、夫の不倫に悩んでいました。夫の治夫は愛人の元で生活しています。さらに友人の夫との仲を疑われてしまいます。
さらに治夫がかえってくるのですが今度は姑が出て行ってしまい家族の関係は悪化。乃里子はカウンセラーに通うようになります。さらに、初恋の人との再会もあり・・・と結構ドロドロしたドラマでしたね。
「36歳・女は美しく生まれ変わる」というのがキャッチフレーズで、高校の同級生の3人がそれぞれ自分探しに奮闘していく物語。
いしださん演じる辻井乃里子は、夫の不倫に悩んでいました。夫の治夫は愛人の元で生活しています。さらに友人の夫との仲を疑われてしまいます。
さらに治夫がかえってくるのですが今度は姑が出て行ってしまい家族の関係は悪化。乃里子はカウンセラーに通うようになります。さらに、初恋の人との再会もあり・・・と結構ドロドロしたドラマでしたね。
「氷点」
ドラマ、氷点。もう一度見たかったのです。いしだあゆみの狂気、津川雅彦の圧倒的な演技に魅入られます。#氷点 #三浦綾子 #いしだあゆみ #津川雅彦 #bs12 pic.twitter.com/cTjqJ9W3lG
— Kohichi (@501_kohichi) January 24, 2023
1989年には三浦綾子さん原作の「氷点」で主演を務めます。こちらは何度もドラマ化されている人気作ですよね。1989年版はテレビ朝日開局30周年記念ドラマとして二夜連続で放送されました。
いしださん演じる辻口夏枝は、村井靖夫と密会して娘のルリ子を邪険に扱ってしまいます。そんな時にルリ子は佐石土雄に殺されてしまいます。
夏枝は夫の啓造に「女の子が欲しい」とねだります。啓造は佐石の娘だとされる女の子を引き取り養子として育ちます。
夏枝は陽子と名付け、大切に育てていたのですが、ある日陽子が佐石の娘だと知り、それから陽子を邪険に扱うようになり・・・というお話。
小説では陽子が主人公だったのですがこのドラマは夏枝が主人公になっていました。
いしださん演じる辻口夏枝は、村井靖夫と密会して娘のルリ子を邪険に扱ってしまいます。そんな時にルリ子は佐石土雄に殺されてしまいます。
夏枝は夫の啓造に「女の子が欲しい」とねだります。啓造は佐石の娘だとされる女の子を引き取り養子として育ちます。
夏枝は陽子と名付け、大切に育てていたのですが、ある日陽子が佐石の娘だと知り、それから陽子を邪険に扱うようになり・・・というお話。
小説では陽子が主人公だったのですがこのドラマは夏枝が主人公になっていました。