ビッグワンガムは食玩界のレジェンド!そのネーミングの由来はあのレジェンドだった。
2019年10月25日 更新

ビッグワンガムは食玩界のレジェンド!そのネーミングの由来はあのレジェンドだった。

過去最強の「お菓子のおまけ」を挙げるならば、まずラインナップされるのがカバヤのビッグワンガム。お菓子のおまけというよりも、プラモにガムがついていると思っていた方がほとんどではないでしょうか。

6,275 view

食玩界のレジェンド「ビッグワンガム」

1978年にカバヤ食品から発売されたプラスチックスケールモデルキット食玩のシリーズ、それがビッグワンガムです。おまけのプラモデルの精巧さを追求して大成功し、その後のスケールモデル食玩の基礎となる概念を確立した、いわば食玩界のレジェンドでした。

勇ましい商品名コールが懐かしい「ビッグワンガム」CM

どのCMをみても、どんな味のガムが入っているかなどの説明は全くありません(笑。お菓子の商品棚を使ったプラモデル販売、というのが正しかったのだと思います。

例えるならば本のおまけにブランドバッグをつけて本屋流通での物販を編み出した宝島社のやり方が近いでしょうか。

1978-1987 カバヤ食品 BIG-1ガムCM集

スーパーに買い物に行くと、だいたい誰かしらビッグワンガムのコーナーにいたものです。そしてビッグワンガムの箱穴から中を覗いていましたよね。
改めてみると、やっぱり和感しかない大きさの一枚ガム

皆さんはこのガム、どうやって食べていましたか?うちではハサミでカットして小分けにして食べていました。正直、かなり甘すぎるグレープ味が苦手でした・・・。

「ビッグワンガム」名前の由来

ネーミングのBIG.1(ビッグワン)は、原点(カバヤリーフ時代)である主な野球関連食玩頭文字のBIG(ビッグ)等に加え、当時、本塁打世界記録で日本中が沸き立っていた王貞治選手の愛称であるビッグ1を合わせたことに由来する。
1978年に野球界のレジェンド、王貞治選手の愛称を戴いて販売開始したビッグワンガム。スケールの大きな話ですね。

後年には、さらに進化したデラックスビッグワンガムや低年齢層向けのゼンマイギミックやライトギミック付のアクションビッグワンガムも発売。さらにビッグワンガムの派生としてボトムズガムやダグラム、トランスフォーマーガムなどのキャラクター物も展開されました。

ビッグワンガムや食玩の詳しい記事はコチラ

14 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

カバヤ食品のビッグワンガムはもはやプラモデル?食玩流行の元祖、その功績を振り返る。

カバヤ食品のビッグワンガムはもはやプラモデル?食玩流行の元祖、その功績を振り返る。

グリコやビックリマンチョコなど「おまけ欲しさにお菓子を購入する」もののなかで、一番強く印象に残っているもの。それが「ビッグワンガム」!!ロボダッチやガンプラ(ガンダムプラモデル)などのプラモデルが人気のあった時代、本格的なプラモデルが100~150円で買える食玩「ビッグワンガム」は大ヒットしました。
青春の握り拳 | 372,937 view
【食玩の歴史】おまけが主役!究極の食玩といえばアナタは何を思い出しますか?

【食玩の歴史】おまけが主役!究極の食玩といえばアナタは何を思い出しますか?

食玩(おまけ)といえば?グリコやビッグワンガム、ビックリマンチョコなどいくつものお菓子を思い出しますよね。私たちにとってなじみ深い食玩(おまけ)について、歴史を振り返りつつご紹介していきましょう。
青春の握り拳 | 99,550 view
カバヤ食品から、あの「エヴァンゲリオン」と、「ほねほねザウルス」のコラボ商品、『ほねほねゲリオン』が誕生しています!!

カバヤ食品から、あの「エヴァンゲリオン」と、「ほねほねザウルス」のコラボ商品、『ほねほねゲリオン』が誕生しています!!

カバヤ食品から、『ほねほねゲリオン』という商品が、2017年12月より発売されています。「エヴァンゲリオン」と、「ほねほねザウルス」のコラボ商品のようです。『ほねほねゲリオン』から、カバヤ食品さんまで紹介したいと思います。
よっちゃん | 1,981 view
森永 チョコスナック 幽遊白書

森永 チョコスナック 幽遊白書

「冨樫仕事しろ」で有名な人気漫画家、冨樫 義博(とがし よしひろ)先生の代表作『幽☆遊☆白書』が森永チョコスナックで発売された思い出を振り返る
もう一つのガンプラ 【森永ガンダムチョコスナック】80年代

もう一つのガンプラ 【森永ガンダムチョコスナック】80年代

『家に帰るまでが遠足』であり、『色を塗るまでがガンプラ』だと思うファーストガンダム・リアルタイム世代が、当時人気のガンプラが買えず代用したチョコのオマケの思い出を振り返る

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト