【衝撃のラスト】掟破りのオチ続出の『ホラー・サスペンス映画』 16選
2020年4月17日 更新

【衝撃のラスト】掟破りのオチ続出の『ホラー・サスペンス映画』 16選

1970年代から90年代の懐かしいホラー映画・サスペンス映画を中心に、「衝撃のラスト」「とんでもない掟破りのオチ(結末)」「後味が悪いバッドエンド」で有名なトラウマ映画作品(洋画中心)をピックアップしました。ネタバレ注意。特に、オチの衝撃度が高いことで有名な作品を紹介していきます。

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掟破りのオチ1:鬱映画・バッドエンド映画

『猿の惑星』や『イージー・ライダー』のエンディングが「衝撃のラスト」(オチが秀逸な作品もしくはオチがあまりに突飛な作品)として評判になった。

鬱映画やバッドエンド映画を中心に、「衝撃のラスト」(まさかのオチ・予想もできないオチ・結末)が有名な映画の元祖的な存在が70年代前後にたくさん生まれた。

『猿の惑星』(1968年)/ 世界で最も有名な「衝撃のラスト」のひとつ。

『猿の惑星』(1968年)/ 猿の惑星は、地球の成れの...

『猿の惑星』(1968年)/ 猿の惑星は、地球の成れの果てだった…。

【ストーリー】
地球から320光年、とある惑星に不時着した宇宙船の飛行士テイラーが見たのは、人間のように言葉を話す猿が人類を支配する恐るべき世界だった……!
猿の惑星の正体が判明する本作のラストシーン(米ソ冷戦の成れの果てをイメージしたと言われている)は非常によく知られており、2005年に20世紀フォックス ホーム エンターテイメントより発売された日本版DVDでは、最大級のネタバレであるにもかかわらず大々的にパッケージイラストに描かれている。

『猿の惑星』驚愕のエンディング!SF映画の金字塔

テイラーは、海岸で胸から下が地中に埋まった自由の女神像を発見する。

人類が文明を、そして地球を自ら滅ぼしたことを悟ったテイラーは、その場に泣き崩れるのだった。

『イージー・ライダー』(1969年)/ 衝撃的な結末で知られる。

『イージー・ライダー』(1969年)/ 唐突かつ衝撃のラスト

『イージー・ライダー』(1969年)/ 唐突かつ衝撃のラスト

ドラッグ密輸で大金を手にしたワイアットとビリーは、ハーレーダビッドソンにまたがって旅に出る。ロサンゼルスから謝肉祭の行われるニューオーリンズを目指す2人は、農家で食事をご馳走になったり、ヒッピーのコミューンに滞在したりと気ままな旅を続けるが……。
トラックに対して、ビリー(デニス・ホッパー)が中指を立...

トラックに対して、ビリー(デニス・ホッパー)が中指を立て煽ると…。

2人の農夫が乗った1台のトラックが近づいて来た。何かをわめきながら、1人の農夫が発した突然の銃弾にオートバイごと転倒するビリー。

Easy Rider 1969 End

『ひとりぼっちの青春』(1969年)/ 行き詰まり感からくる、切なくも壮絶なエンディング

『ひとりぼっちの青春』(1969年)

『ひとりぼっちの青春』(1969年)

1500ドルの賞金を得る過酷なダンスレース「マラソンダンス」が始まろうとしていた。ハリウッドにやってきたロバートは、たまたまパートナーが出場できなくなったグロリアと出会い、誘われるままに出場することに…。

ひとりぼっちの青春 1969 最後のシーン

大恐慌の30年代、当時流行していたマラソン・ダンスのコンテストには、高額の賞金を求めて様々な男女が参加していた。身重の女、年をとった船乗り、そして、ふとしたきっかけでパートナーを組むことになったロバートとグロリアもいた。だが過酷なコンテストに続々と脱落者が出て……。

ひたすらトラックをぐるぐるとまわり続ける『ダービー・レース』のシーンはトラウマ級の地獄絵図。

優勝しても一文にならない。グロリアは怒って出ていった。ロバートは後を追った。疲労困憊し、落胆のドン底に沈んだグロリアは彼に助けを求めた。同情した彼は彼女の望みを受け入れ、彼女の頭を拳銃で射ち抜いた。

『ジョニーは戦場へ行った』(1971年)/ 戦争により重傷を負い、極限状態に陥った主人公

ジョニーは戦場へ行った 予告編

戦争により重傷を負い、極限状態に陥った人間を主人公に静かに反戦を訴える戦争ドラマ。第一次大戦中の戦場で、ジョニーは両手と両足、そして顔に重傷を負う。動くことも他人との意思疎通も出来ない彼は、その中で出兵前のことを回想し始める…。
アメリカが第一次世界大戦に参戦し、コロラド州の青年ジョニーは、恋人カリーンに別れを告げヨーロッパの戦場へと出征する。

しかし、戦場で爆撃を受けて負傷し、病院に搬送される。無事だったのは延髄と性器のみで、目も耳も口も鼻も失ってしまった。

その上、医師には昏睡状態と判断され、手足は切断されてしまう。

意識はあるのにそれを伝える手段がないジョニーは、過去を回想しつつ、現実に絶望し、死を望むが…

『ソフィーの選択』(1982年) / 極限状況で究極の選択を迫られる

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