大林宣彦監督の訃報を受け、日本テレビが「時をかける少女」の放送を決定!
4月10日に肺がんのため死去した大林宣彦監督の訃報を受け、日本テレビは映画「時をかける少女」を放送することを発表しました。関東ローカルでの放送で、放送日程は4月18日13:30から。
原作者・筒井康隆が直々に告知!
大林宣彦を偲び、原田知世主演の「時をかける少女」を日テレで放送 https://t.co/15EUTtofjx
— 筒井康隆 (@TsutsuiYasutaka) April 15, 2020
1983年に公開され、主演を務めた原田知世を一躍スターダムにのし上げた「時をかける少女」。本作は「転校生」「さびしんぼう」と合わせて尾道三部作と呼ばれ、大林宣彦の代表作として知られています。本作で原田知世は第7回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、映画の配給収入も28億円を記録するなど、80年代を代表する映画として現在も多くのファンに語り継がれています。
大林監督作品だけじゃない!様々な「時をかける少女」の派生作品!!
我々ミドルエッジ世代にとってはあまりにも有名な「時をかける少女」ですが、実はその派生作品と呼ばれるものが多数存在します。それは小説やドラマ、アニメ映画など多岐にわたっており、ここではそのいくつかをご紹介したいと思います。
シナリオ・時をかける少女(1983年、小説)
まずご紹介するのは「シナリオ・時をかける少女」。「時をかける少女」の原作者である筒井康隆が発表したパロディシナリオで、1985年の短編集「串刺し教授」に収録されています。
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時をかける少女(1985年、テレビドラマ)
1985年には、フジテレビが南野陽子主演の単発ドラマ「時をかける少女」を月曜ドラマランド内で放送。「南野陽子の時をかける少女」というタイトルのビデオも発売されました。またフジテレビは、1994年にも内田有紀主演で「時をかける少女」のドラマを制作しています。
時をかける少女(1997年、映画)
1997年には、1983年に大林版をプロデュースした角川春樹が自ら監督を務めた映画「時をかける少女」が公開されています。主演は中本奈奈。原田知世がナレーションとして参加している、白黒作品です。
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時をかける少女(2006年、アニメ映画)
2006年に公開されたアニメ映画「時をかける少女」。「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」といったアニメで知られる細田守が監督を務めた作品で、大林版のストーリーから20年後の世界を舞台としています。
これらの作品以外にも、2010年公開の映画 「時をかける少女」、2015年に上演された舞台など、様々な形で派生作品の制作が続いている「時をかける少女」。それらの原点と言える大林版の魅力を、テレビで放送されるこの機会にぜひ振り返っておきましょう!
これらの作品以外にも、2010年公開の映画 「時をかける少女」、2015年に上演された舞台など、様々な形で派生作品の制作が続いている「時をかける少女」。それらの原点と言える大林版の魅力を、テレビで放送されるこの機会にぜひ振り返っておきましょう!
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