エル・サムライのプロフィール
【寡黙な男が参戦!!】NWA総会は防衛戦に代わる試合を発表。対戦相手にスポルティーバエンターテインメントのエル・サムライ(54)を指名した。IWGPジュニア王座など数多くのタイトルを獲得した強豪。試合は愛知県と東京を繋ぐリモートマッチで、10月11日(日)21時半に放送される。(番記者)#美獣 pic.twitter.com/SDw1dne5UI
— 真夜中のハーリー&レイス (@HandsomeRace) October 7, 2020
専修大学北上高等学校出身。
高校在学中は、レスリング部でインターハイや国体に出場するほどの実力者でした。
1985年に高校卒業と同時に新日本プロレスに入門してプロレスラーとしての道へ。
1991年にメキシコ遠征、その際にマスクマンとして「エル・サムライ」名義で活躍した事がエル・サムライ誕生のきっかけとなっています。
帰国後もエル・サムライとして活躍し、IWGPジュニアヘビーやタッグの王座を獲得するなど存在感あるマスクマンとして新日本プロレスを支えた功労者として知られています。
エル・サムライから目が離せない!驚異の巻き込まれ体質レスラー
しかしエル・サムライを良く知る方ならご存知だと思いますが、エル・サムライというプロレスラーは言うなれば「巻き込まれ体質」で、しかもその頻度が尋常じゃなかったのが印象的です。
マスクマンであるにも関わらず、掟破りとされる「マスク剥がし」をしょっちゅうされたり、バトルロイヤルでなぜかエル・サムライだけがボコボコにされたり・・・。
とにかく矢面に立たされては、執拗に攻撃を受けてしまう可哀相な立ち位置が多かったエル・サムライですが、どうやら彼のダメ人間エピソードも関係していたようです。
エル・サムライのダメエピソード①とにかく練習嫌い
特に長州力や獣心サンダーライガーら主力選手は、「練習の虫」として有名で天山選手が当時を振り返って、「ライガーさんはとにかくいつも練習場にいた」と語っています。
当然、門下生や後輩レスラーに対しても厳しい練習を課す中でエル・サムライは「ほとんどメニューをこなさない」という異端児でした。
特に、ウェイトトレーニングなどは大嫌いでサボり魔として有名だったそうです。
ちなみに全く練習をしない・・という訳ではなく、盟友でリングアナの田中ケロさん曰く「丸め込みばっかしてる」との事。
エル・サムライは独自メニューとして、走り込みや技の練習などを中心にする自由奔放なスタイルだった事は、様々な関係者が語っています。
大阪・カウント2.99さんでのエル・サムライ トークイベント無事終了。
— 田中ケロ@リングアナ (@tanaka_kero_mg) August 24, 2019
たくさんの方に来ていただき、生サムライ楽しんでいただけたようで、
誠にありがとうございました。
サムライは、愛知県に帰っていきました。
また大阪でサムライイベントやりたいと思ってます。
その時をお楽しみに☺️ pic.twitter.com/2UoZHN4HD3
その人物とは、革命戦士「長州力」。
当時、長州力は新日本プロレスでも大きな発言権を持ち、お灸をすえるという目的でエル・サムライの対戦相手を焚き付けていた事も、異常な巻き込まれ体質の原因となっていた事は間違いないようです。
とは言え、練習をサボるのに試合にはしっかりと出場できるエル・サムライの実力は、周囲も認めざるを得なかったという事でしょう。
エル・サムライのダメエピソード②タバコとギャンブル大好き
しかし!我らがエル・サムライは自他共に認める無類のギャンブル好きで、しかもヘビースモーカーとしても有名です。
ギャンブル、と言っても違法性があるものではなく、パチンコと競馬が大好きで内田忠夫の談によれば
「パチンコ屋に行けば大抵いる」
と言われてしまうほど、通い詰めているそうです。
練習嫌いでヘビースモーカー、そして趣味はギャンブル。
中々にダメ人間っぷりが光るエル・サムライですが、類は友を呼ぶのでしょうか。
エル・サムライのダメエピソード③幼少期の友人
エル・サムライは子供の頃に、人間性の悪さで何かと有名な芸人「三又又三」とよく遊んでいたそうです。
たまたま1つ歳下の三又が近所だった事から遊んでいたそうですが、「三つ子の魂百まで」という言葉もあります。
生粋のクズとして有名な三又と遊んだ事が、エル・サムライの趣味・嗜好に悪影響を及ぼした・・・のかもしれませんね。
まとめ
しかし、芸人の三又さんと大きく異なる点は「やる事はしっかりやっている」という部分です。
リングに立てば、観客を沸かせる素晴らしいファイトを魅せてくれますし、練習も決められたメニューはやらなくとも独自の考え方でしっかりと調整しているからこそ、試合で充分なパフォーマンスを発揮しています。
また口下手で断れない性格から、ボロボロなのにタッチを求められればすぐに応じてしまう所も魅力です。
今回はエル・サムライのダメエピソードを中心に紹介しましたが、機会があれば次は魅力について熱く語りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。