世界遺産な廃墟「軍艦島」の写真集が発売されます!!
ベストセラー「奇界遺産」やテレビ番組「クレイジー ジャーニー」などでお馴染みのフォトグラファー・佐藤健寿による新刊写真集「THE ISLAND 軍艦島」が2018年1月19日に発売されます。
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「軍艦島」とは?
世界中の廃墟を巡った経験を持つ佐藤健寿が今回取り上げる「軍艦島」は、かつて炭鉱都市として栄えたものの1974年に閉山された長崎県に属する島。世界的な廃墟としても有名で、世界遺産にも指定されています。
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島には廃墟マニア垂涎のスポットが大量に!!
今回発売される写真集では、風雨に晒され朽ち果てた建造物や床に散らばったポスターなど、40年前の閉山からまるで時が止まったかのような写真が多数掲載。まるで実際に「軍艦島」を訪れたかのような雰囲気を体験出来ます。
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《廃墟紀行》 #40 『エロ本小屋』
廃墟には「懐かしの雑誌」がある意味付き物ですが、その中でも特に有名なのは岐阜の「エロ本小屋」ではないでしょうか。こちらの廃墟もマニアなら要チェックです!
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人が住んでいた頃の写真はこちらで堪能!
こちらの動画に、活気があった頃の軍艦島の写真が多数掲載されています。写真集と比較して、ひとつの島の栄枯盛衰を堪能するのも面白いと思います。
【古い写真】 まだ人が住んでいた頃の軍艦島
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古くはローマの遺跡群から今日の東日本大震災の跡地まで、あらゆる文明=社会はいつか荒廃して自然に帰すことを、実は私たちは、経験的に、あるいは歴史的に、よく知っている。ところが私たちは永続的な進歩という共同幻想を維持することで、この社会をどうにか成立させなければならない。それは文明が本質的に抱えるパラドックスである。だからこの欺瞞からすでに解放された軍艦島に立つとき、むしろ私たちが矛盾だらけの存在であることに気付かされる。そして社会を成立させる幻想と無常の現実との境界に浮かぶ島で、語るべき言葉を失うのだ。
単なる怖いもの見たさで廃墟を訪れる人も多いと思いますが、実際に訪れてみたときにその場所から感じ取れる、ある種の哲学が廃墟の魅力のひとつだと思っています。そんな廃墟の哲学を写真集「THE ISLAND 軍艦島」で堪能してみてはいかがでしょうか?
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