紅白の騒然としたあとの静けさ「ゆく年くる年」
via ameblo.jp
日本の年末のカウントダウンといえば、ゆく年くる年です。
最近は視聴率が下がっているとはいえ、やっぱり年末は紅白を見ながら年越しをする人は多いと思います。
赤が勝った白が勝った(昔は赤がけっこう勝ってた気がするが)の大騒ぎの後、藤山一郎さんの指揮の「蛍の光」の合唱があって、そのあと、11:45にいきなりしーんとなって「ゴーーーーンンン・・・」。
このギャップがたまらない、ゆく年くる年の始まりです。
カウントダウンをこういう形で行うのって、とっても日本的な気がします。
最近は視聴率が下がっているとはいえ、やっぱり年末は紅白を見ながら年越しをする人は多いと思います。
赤が勝った白が勝った(昔は赤がけっこう勝ってた気がするが)の大騒ぎの後、藤山一郎さんの指揮の「蛍の光」の合唱があって、そのあと、11:45にいきなりしーんとなって「ゴーーーーンンン・・・」。
このギャップがたまらない、ゆく年くる年の始まりです。
カウントダウンをこういう形で行うのって、とっても日本的な気がします。
via blog.livedoor.jp
2013.12.31 大晦日 【8001レ 札幌行き トワイライトエクスプレス車内で年越し】 紅白歌合戦 ゆく年くる年 ~秋田駅付近・奥羽本線~
紅白からゆく年くる年への切り替えの動画ってなかなかなくって・・・
このギャップですよ~。
このギャップですよ~。
via www.youtube.com
(ちなみに、11:45にTVで「ゆく年くる年」になったあと、NHKホールで何をしているかというと
勝ったチームが司会者を中心に優勝旗振り回して大騒ぎしてるんですよ)
勝ったチームが司会者を中心に優勝旗振り回して大騒ぎしてるんですよ)
静けさのなかの除夜の鐘 なんで108つ?
除夜の鐘、って、実際に聞いたことありますか?
地元に初詣に行くお寺があって、そこで突いているなら聞いたことがあるかもしれませんが
ほとんどの方は「ゆく年くる年」で、TVから聞こえる鐘を聞くんじゃないでしょうか。
除夜の鐘がうるさいからやめろとクレームをつけてきた人もいるみたいですが
わざと騒音を起こしているわけじゃないし、人の煩悩を清めるためのありがたい鐘の音なのだし、別にいいじゃないと思いますが。
ところで、煩悩が108なのをご存知の方でも、なんで108なのか知っている人はいますか?
煩悩とは:
地元に初詣に行くお寺があって、そこで突いているなら聞いたことがあるかもしれませんが
ほとんどの方は「ゆく年くる年」で、TVから聞こえる鐘を聞くんじゃないでしょうか。
除夜の鐘がうるさいからやめろとクレームをつけてきた人もいるみたいですが
わざと騒音を起こしているわけじゃないし、人の煩悩を清めるためのありがたい鐘の音なのだし、別にいいじゃないと思いますが。
ところで、煩悩が108なのをご存知の方でも、なんで108なのか知っている人はいますか?
煩悩とは:
仏教の教義の一つで、身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き(汚れ)を言う。
俗に煩悩は108あり、除夜の鐘を108回衝くのは108の煩悩を滅するためと言われるが、実際には時代・部派・教派・宗派により数はまちまちである。小は3にはじまり、通俗的には108、大は(約)84,000といわれる。
だそうです(へー)。
人の煩悩って多いんですね。そもそも「煩悩」って「とても多い」って意味もあるそうです。
で、108それぞれに意味があるわけです。
人の煩悩って多いんですね。そもそも「煩悩」って「とても多い」って意味もあるそうです。
で、108それぞれに意味があるわけです。
『煩悩』は、その煩悩を司る世界(魔界、天上界みたいなもの)等によって、5つに分類されています。
三界と呼ばれる「欲界」に32「色界」に28「無色界」に28計88の煩悩があるとされています。
「修惑」に10あるとされ、先の88と合わせて、九十八随眠と呼ぶそうです。
九十八随眠に「十纏」の10を足して、一般的に言われる『108の煩悩』となる訳です。
煩悩の数:
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。
色々な説があるんですね。
煩悩って聞くと悪いことのかたまりのように思えるけれど、ようは人間が生きていくためのエネルギーのようなもの。悪い方向に行かないように、年の変わり目に鐘で清めましょうというのが、除夜の鐘のようですよ。
煩悩って聞くと悪いことのかたまりのように思えるけれど、ようは人間が生きていくためのエネルギーのようなもの。悪い方向に行かないように、年の変わり目に鐘で清めましょうというのが、除夜の鐘のようですよ。
ゆく年くる年に登場した鐘いろいろ
1955年までは、紅白のあとの番組は「除夜の鐘」と言ってました(まんまや)。
1955年から「ゆく年くる年」となりました。
昔の放映で個人的に思い出深いのは、福井の永平寺でしょうか。
めっちゃ雪降ってるなかで、板張りの床と長い階段を、まだ年若い修行僧が大勢ではだしで雑巾がけしてます。そうなんだよ。永平寺って、山の中腹に建ってるから、本堂の両脇にやたら長い、傾斜のゆるい板張り階段がずうっとあるんだよ。
1955年から「ゆく年くる年」となりました。
昔の放映で個人的に思い出深いのは、福井の永平寺でしょうか。
めっちゃ雪降ってるなかで、板張りの床と長い階段を、まだ年若い修行僧が大勢ではだしで雑巾がけしてます。そうなんだよ。永平寺って、山の中腹に建ってるから、本堂の両脇にやたら長い、傾斜のゆるい板張り階段がずうっとあるんだよ。
via ja.wikipedia.org
で、映像は、頭から湯気出してるお坊さんが、渾身の力で鐘を突く姿。
湯気出てるよ。めっちゃ寒いのに。
この映像が子供心に衝撃的でした。
永平寺ってもっと登場しているかと思ったら、一番多いのは浅草寺でした。
まあロケしやすいしね。最近は同じお寺でずっと撮っているわけじゃなくて、あちこちのロケ地でちょっとずつ撮っているやり方が多いから、近いところが多いのはいたしかたないかな。
湯気出てるよ。めっちゃ寒いのに。
この映像が子供心に衝撃的でした。
永平寺ってもっと登場しているかと思ったら、一番多いのは浅草寺でした。
まあロケしやすいしね。最近は同じお寺でずっと撮っているわけじゃなくて、あちこちのロケ地でちょっとずつ撮っているやり方が多いから、近いところが多いのはいたしかたないかな。