「ぼのぼの」とは?
『ぼのぼの』は、いがらしみきおによる日本の4コマ漫画(ただしほとんどは8コマ)作品と、その主人公のラッコの名前。また、その4コマ漫画を原作とするテレビアニメーション・アニメーション映画。
不条理ギャグと哲学とほのぼのが融合した、独特の作風が特徴。
あまり話題にはならなかったが、独特な作風は子供を中心に人気を集め、現在でも根強いファンを持つ。
原作にある哲学的な要素は、節々に見られるものの抑えられ気味になっており、たまに教訓的な話もあるが、原作とは大きくかけ離れた基本的に純粋なギャグアニメーションとして製作されている。
EDテーマ① - 「近道したい」
EDテーマ② - 「LOVE, TWO LOVE」
「ぼのぼの」のあらすじ
ぼのぼのたちは3人でかくれんぼをすることになりました。ぼのぼのが鬼になったのですが、仲の悪いシマリスくんとアライグマくんは日暮れまでおいかけっこをしていてへとへとになっていました。「遅えんだよ、もっと早く見つけろ」と悪態をつくアライグマくんに「ごめん、今度はもっと早く見つけるからもう一回やろうよ」と返すのでした。
ぼのぼのは岩穴に住むスナドリネコさんや歌が好きなフェネギーくんなど、たくさんの友達に出会って”おもしろいこと”を探す毎日を過ごすのでした。
個性豊かなキャラクター
ぼのぼの
海に住んでいるラッコの子供で、空想癖のあるのんびり屋。世の中の様々なことに疑問を持っており、たびたび周りの人に質問をする。だいたいくだらない質問が多いのだが、時には持ち前の観察眼の鋭さで大人も答えられないような哲学的な質問をすることも。
シマリスくん
ぼのぼのとは正反対で、すばしっこく行動的。甲高い声で女性のような言葉遣いをするが性別はメス。クルミが大好物で、常に持ち歩いている。アライグマくんに蹴飛ばされたり姉にしごかれたりと受難が多い。
口癖は「いぢめる?」「~なのでぃす」。
アライグマくん
口が悪く乱暴者で、主にシマリスをいじめる森のガキ大将。一方で顔が広く面倒見の良い一面もあり、友達は多い。恋をしたり行動的だったりとぼのぼのやシマリスくんより少し大人びたところも。短気で喧嘩っ早いお父さんと二人暮らしで、イモが大好物。
ボーズくん
ちょっとしたことですぐ泣いてしまう泣き虫で、泣きそうになるとものすごい形相になる。いつも笑っている優しい父親と気が強くて貫禄のある母親に大切に育てられている。