「マクロス7」の声優・櫻井智が引退発表！！「大事な声が、かなり出づらくなってきている・・・」

声優・櫻井智が引退発表？！

人気アニメ「マクロス7」のミレーヌ・ジーナス役や、「るろうに剣心」巻町操役などで知られる声優の櫻井智（44）が公式サイトで引退を発表した。

声優の櫻井智、引退発表。

公式サイトでは、30年間、応援してくれたファンや関係者に「ありがとう」というタイトルで最後のメッセージを残している。
「芸能のお仕事をはじめて30年。沢山のお仕事をさせていただき、色々な経験させていただきました。山あり谷あり。最近は自分自身について、色々考える時間が沢山ありました。」とつづリ、「昔は、喉がとても強く何時間歌っていてもこわれることはなく、更に元気になる声帯をもっていましたが、最近では、役者としての大事な声が、かなり出づらくなってきているのを実感しています。」と過去を振り返りながら、今の仕事が納得のいくレベルでこなせていない事を告白。

「時が流れているので、当然のことなのでしょうが、声優として演じていて私自身がそのような変化に耐えられず、そろそろ引退かな」と限界である事を伝え、「神経質すぎると思われるかもしれませんが、私自身が許せないため、引退を決めました。これは、自分自身で決めました」と引退表明をした。

さらに、「この30年沢山の方々にお世話になり支えていただき応援していただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。私もゆっくりこれからのことを暗中模索して次なるステップをしたいと思います」と感謝の気持ちと今後についてつづり、約3年前に立ち上げた公式サイトを終了させた。

櫻井智

1971年9月10日生まれ。千葉県市川市行徳出身。
声優、歌手、舞台女優。
旧芸名、桜井智。結婚前の本名、八田友江（はったともえ）。愛称はアイドル時代は主にトモ、声優転向後は主に智ちゃん。

1993年、『ドラゴンリーグ』で声優デビュー。厳密には「レモンエンジェル」時代に同名のアニメ番組で声優活動をしているが、本格的、かつ公式にはこれをもってデビューとしている。1994年、『マクロス7』のミレーヌ・ジーナス役でブレイク。これに関連して前作『超時空要塞マクロス』のヒロイン、リン・ミンメイ役の飯島真理との親交が始まり、飯島の楽曲カヴァーを歌うほか、楽曲提供を受けた。その後も精力的に雑誌、ラジオ、TV、舞台、イベント活動などをこなし「アイドル声優」として一時代を築く。

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「マクロス7」でヒロインのミレーヌ・ジーナス役を演じた。この作品は、櫻井智の代表作品になっている。

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「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚」では、巻町操役を演じている。

他にも、ドラゴンリーグ（ウィナ姫）、赤ずきんチャチャ（マリン）、1995年に神秘の世界エルハザード（シェーラ・シェーラ）、怪盗セイント・テール（羽丘芽美 / 怪盗セイント・テール）、銀魂（日輪）など数多くの声を担当している。

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櫻井智は元々『レモンエンジェル』のメンバーとして活躍！！

ライブの盛り上げ方が上手く、グループ内のメインボーカルとして活躍。

当時は俗に言われる「アイドル冬の時代（または「アイドル氷河期」）」と重なっていたため、テレビの歌番組などへの露出は皆無に等しかったが、『レモンエンジェル』では、パンツを見せることを前提としたような大胆な衣装と振り付けで俗に「カメラ小僧」と呼ばれる人々から支持を受けていた。

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櫻井智は、1996年2月に角川書店から発売された『STAGE』、1996年7月に竹書房より出版された『チェリーの休日』など数多くの写真集を出版している。