今話題沸騰中の「キン肉マン図鑑」を実際に買ってみた!!
5月21日に発売された、キン肉マンが題材の学研の図鑑「キン肉マン『超人』」。現在、子供の頃キン肉マンに夢中になっていた世代を中心に話題沸騰中となっています。そこでミドルエッジ編集部は、実際に〝キン肉マン図鑑〟を入手。その中身を徹底解剖していきたいと思います!
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本のサイズがやたらデカい!!
ミドルエッジ編集部に届いた学研の図鑑「キン肉マン『超人』」(初回限定ケース版)。まず目を引くのはその大きさです。縦約27cm、横約19cmとほぼA4サイズで、タバコと比較するとその大きさは一目瞭然!確かに小学校の図書室にあった図鑑って、どれも大きかったですよね。まるでキン消しの「超デカ」を彷彿とさせます!
気になる図鑑の中身は?
地理の授業に対応!?「超人ゆかりの地 MAP」
そしていざページを折り返してみると、まず目に入るのは「超人ゆかりの地 MAP」。キン肉星王位争奪編に登場した「関ヶ原」の格闘城や、悪魔超人が正義超人の奴隷を戦わせるために築いた闘技場「五稜郭」、悪魔超人が地獄に続く回廊として築いた逆さ大社が眠っているとされる「出雲大社」の位置など、キン肉マンが死闘を演じた場所を地図で確認することで、実際の地図を覚えることが出来ます。これで社会のテストも安心!?
「読者のみなさんへ」から見て取れる、地球への愛情!
そしてさらにページをめくると、「読者のみなさんへ」と題した〝文化超人学博士〟嶋田隆司と〝国立超人博物館館長〟中井義則の前書きがあります。ちなみに嶋田隆司と中井義則、ご存知の方は多いと思いますが、彼らは「ゆでたまご」の正体です。
超人は未だ〝謎多き〟存在です。まだまだ研究の余地はありますが、この本をとおして少しでも超人を理解することはとてもたいせつなことです。なぜなら、彼らがはるか昔に遠い宇宙からやってきて、くらそうと決めたこの地球が、いかにすばらしいかを再発見できるからです。
前書きにおいて、特筆すべきはこちらの文。超人を研究することにより地球のすばらしさを再発見し、さらに超人を通じて「科学の目」を養うことが出来ると結んでいます。この図鑑が単なるキン肉マンの懐かしグッズに留まらない物であるという、作者の思いを伺い知ることが出来ますね。
巻末には嬉しい索引が!
一方、巻末に視線を移すと、6ページに及ぶ「さくいん」が並んでいます。まさに学習を目的とした一般的な図鑑と同じ仕様に。どの超人が何ページに掲載されているか一目でわかるようになっており、超人学習の初心者にも優しい構成になっています!
早速「さくいん」から、作中で1コマしか登場していない幻の「プリプリマン」を検索してみると、159ページにその記述が!彼の得意技やキン肉マンとの大きさ比較などが掲載されています。さらに「ジェロニモ」を調べてみると102、128、152ページに記載されているとのこと。早速128ページを見てみると、伝説の「ジェロニモ現象」が「肉ちしき」として解説されていました。ちなみにこの「肉ちしき」ですが、「ブラックホールが『BH』と呼ばれるようになった理由」など、マニアでもなかなか知らないお宝情報の宝庫となっています!