天声人語で漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するDIOの名台詞「無駄無駄無駄無駄」が掲載!!
年金改革法案をめぐる衆院厚労委員会の場において「こんな議論を何時間やっても同じですよ」と発言した安倍晋三首相の態度から連想された言葉の引き合いでDIOの名台詞が使用されている。
同コラムには、「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」。まもなく連載開始30年を迎える漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する悪役ディオはしばしばこう叫ぶ。戦闘シーンで主人公たちを威圧する強烈な連呼だ▼年金改革法案をめぐる先週の衆院厚労委員会の質疑を聞いて「無駄」の連呼を思い出した」と記載されている。
一目見たとき、見出しの打ち間違えかなと思ったのですが、本当に「ジョジョ」ネタから始まっていて驚きました→(天声人語)無駄無駄無駄無駄:朝日新聞デジタル https://t.co/efXssYbQ0D
— 関根和弘@HTB×朝日新聞18歳企画 (@usausa_sekine) November 29, 2016
この執筆者、「天声人語」担当に任命されてから、ずっと引用のタイミングをうかがっていたはず(身に覚えあり)。そしてお前は次に「だが断る」と書く! https://t.co/LvkmJ90Y5k
— 斎藤環 (@pentaxxx) November 30, 2016
ジョジョの奇妙な冒険
ディオ・ブランドー
ジョナサン・ジョースターの宿敵にして、奇妙な友人。
彼がジョナサンと出会うところから、一世紀以上にもわたるジョースター家の因縁が始まった。
作中では第1部において「ディオ」、第3部以降において「DIO」と表記されている事から、それぞれのディオを区別するために2通りのタグを使い分けている事もある。
略称は「ジョジョ」。
集英社の少年向け漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』に1986年から2004年まで、集英社の青年向け漫画雑誌『ウルトラジャンプ』に2005年からと長期にわたって連載されている。
シリーズの単行本は100巻を越え、累計発行部数は2014年9月時点で9500万部超。2006年の文化庁による文化庁メディア芸術祭10周年記念アンケート企画、「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で2位に選ばれた。
作品全体のテーマは「人間讃歌」。仲間たちとの絆・強敵との死闘など少年漫画の基本を押さえながらも、個性的な表現方法とホラーサスペンス的な不気味さで独自の世界観を築き上げており、その作風は「王道を行きながら実験的」と評されている。少年誌にして「大人向け」といえる作風であり、荒木自身「子ども向けに描いてはいない」と発言している。