”あすなろ白書”とは??
あすなろ白書は、柴門ふみさん原作の漫画。
1993年にドラマ化した作品です。
1993年にドラマ化した作品です。
1993年10月11日から12月20日まで毎週月曜日21:00 - 21:54[1]に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された。主演は石田ひかりと筒井道隆。
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登場人物
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本作の主人公。明るい性格で自分の感情をはっきり表現する。姉と二人暮らし。一浪し私立の青教学院大学に入学する。そこであすなろ会のメンバーに出会う。その中には入学試験の際、シャープペンを貸してくれた掛居がいた。次第に二人は惹かれあい交際を始めるが、度重なるすれ違いにより破局。後に自分に好意を寄せる取手とも交際するが破局した。
松岡の死をきっかけに離れ離れになったあすなろ会だったが、なるみは一人大学に残る。そして四年後、社会人になったなるみは出版社で社長秘書として働き、星香と同居していた。東京に戻っていた掛居や取手とも再会し、掛居への想いを断ち切れずにいる自分に気づく。
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アルバイトをしながら大学に通う苦学生。複雑な家庭環境に育つ。取手、星香、松岡とは浪人時代からの仲間。恋人がいながら合コンに参加したり、なるみに突然キスをするなど思わせぶりな行動をとり掴みどころがない。なるみ曰く「顔のわりにモテる」。
明るく天真爛漫ななるみに惹かれ、長年の恋人トキエに別れを告げた。同時になるみに告白し正式に交際を始め喜ぶが、一方でなるみと自分は不釣合いではないかと思い悩む。このことが後に別れる一因となる。
そんな中、学費を払えなくなり大学を退学。なるみとも距離をおき、一度は復縁するものの、長くは続かずそのまま破局した。その後学費が比較的安い国立の東京大学を受験するが、松岡の危篤を知り試験を途中放棄。そのため結果は不合格だった。後期に京都大学を受験し合格。なるみらと別れ京都へ向かった。
社会人になり仕事で東京に戻ったことでなるみと再会する。大学時代の知り合い京子と交際していたが、なるみへの想いは変わらず、京子と別れる決意をする。その後なるみにプロポーズをした。
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お調子者だが根は優しい青年。大きな黒縁眼鏡が特徴。愛車はベスパ。自分とは対照的に女性に人気のある掛居にコンプレックスを抱いている。なるみに一目惚れし、何度もアピールするが振られてしまう。しかし掛居を待ち続けるなるみを陰から見守ったり、プレゼントを渡すためにアルバイトをして金を稼いだりするなど非常に一途な性格。振られてもなるみの幸せを心から願い、そのため掛居とはなるみをめぐり対峙することが多い。
クリスマスイヴにようやくなるみと結ばれるが、なるみの気持ちが自分ではなくやはり掛居にあることに気づき、自ら別れを告げた。
松岡の死を機に、青年海外協力隊に興味を持ちケニアへ旅立つ。社会人になり東京に戻った頃には新しい恋人がいた。
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松岡財閥の御曹司。愛車はポルシェ。容姿端麗、成績優秀で音楽の知識に富んでいる。大学では毎日のようにピアノを弾いている。掛居と取手の仲裁役で平和主義。なるみに相談を持ちかけられることも多い。“あすなろ会”の名付け親。
その容姿と家柄から女性に人気があるが、実は同性である掛居に想いを寄せ、その想いを決して渡すことのない手紙に綴っている。同性愛者であることを知っていたのは星香だけで、互いに心を許しあう存在になる。
星香の自分への好意に気づいていたが、掛居への想いが募り、クリスマスイヴに告白する。しかしその後、なるみから預かっていた掛居への手紙を嫉妬心から渡さなかったことで二人の関係が修復不可能になってしまったことを知り、罪悪感に気を取られトラックと衝突事故を起こし重態になる。一度は回復したものの、容態が急変し死亡した。息を引き取る直前に「本を出したかった」と本当の夢を語っている。後にその夢は星香によって叶えられた。本のタイトルは『あの頃の君に逢いたい〜あすなろ白書〜』。
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外交官をめざしている才女。サバサバしているが本当の感情を表に出すのは苦手。面倒見が良くなるみの良き親友となるが、実は浪人時代から掛居に片想いをしていた。なるみに遠慮し自分の気持ちを隠していたが、次第に本当の自分を理解してくれる松岡に惹かれてゆく。同性愛者である松岡を好きになったことで、どうしようもない恋心に苦しみ涙する。しかしクリスマスイヴに自暴自棄になった松岡を慰める形で結ばれ、妊娠。松岡の死後、出産のため実家の神戸に帰省する。
社会人となってからは、東京に戻り大学教授の助手をしながら息子の空良をなるみと共に育てている。松岡を愛し続けており、その後も松岡の夢を叶えるためになるみに掛け合い、生前書き溜めていたノートを本にし出版する。
あらすじ
女子大生・なるみを中心にした男女5人を描いた作品。なるみと保の結ばれては離れる恋愛模様を縦糸に、2人を取り巻く恋や友情が横糸として絡まり合い、『あすなろ会』というサークルを通じ、恋愛と友情の狭間で、20歳の日々の苦悩や喜び、時間の経過の重さや大切さ等の、若さの証の全てを描いた青春群像劇。
保はこの『あすなろ会』 を園田なるみのフルネーム(アナグラム。SONODA NARUMI -> ASUNARO MIND)から思い浮かんだという。樹木の翌檜(あすなろ)とは全く関係ない。
彼女がいても好きなものは好き!!
掛居くんには長く付き合っている彼女がいましたが、それを知ってもめげずにまっすぐ掛居くんに夢中ななるみ。次第にそのまっすぐさと素直さに掛居くんも惹かれていくのですが、付き合い始めると、なるみのまっすぐすぎる愛情に応えられず、うまくいかなくなってしまいます。
掛居くんを忘れようと取出くんのもとへ行く場面も!
なるみに一目ぼれした取出くん。なるみを一途に想い、はっきりしない掛居くんに詰め寄る場面もありました。掛居くんと別れたなるみと付き合いだしたものの、自分に気持ちが向いていないと感じ、なるみの幸せを願い別れを告げます。
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