勇者エクスカイザー
メインストーリーは、
西暦2001年。無数の星々を荒らし回った「宇宙海賊ガイスター」は新たな宝を狙い、地球へ侵入した。彼らを追い、地球へやって来たのは「宇宙警察カイザーズ」のリーダー「エクスカイザー」と、その仲間たち。
偶然、彼と出会った少年「星川コウタ」はカイザーズの秘密を共有する友人となる。エクスカイザーと仲間たちは地球の乗り物と融合し、巨大ロボへと変化。ガイスターの野望に立ち向かっていく。
主な登場人物
本編の主人公。朝日台小学校 3年B組在籍。好きな物は、スポーツ全般。将来の夢は、宇宙飛行士と野球選手。4年生になったらサッカー部に入部するつもりらしい。祖父の形見のカメラを大事にしている。嫌いな食べ物は納豆とアスパラガス。
エクスカイザーの正体を知ったことから、カイザーズの協力者となり、彼らをサポートする。エクスカイザーには地球の文化や文明を教える反面、助言を受けることもある。ガイスターとの戦いを終えて、地球を去るカイザーズを見送った。
ごく普通の少年です。勇者シリーズは一部を除いてごく普通の少年が主人公という事が多かったですね。
コウタの姉で、中学1年生。好きな物はあんまん。趣味は買い食い。50m走 7秒台の記録を持つ。見栄っ張りでミーハーな所があるが、危機的な状況では命懸けでコウタを守ろうとする良き姉である。
自分を助けてくれたダッシュマックスのことを、(夜で姿がよく見えなかったこともあり)「素敵な男性が乗った車」と誤解している。
恋多き乙女です。
東都新聞社の記者で、ジンイチの部下。当初は28歳、本編の途中で29歳に。新聞記者ではあるが、間の抜けているところがあり、毎回の事件現場でカメラを壊したり、フィルムを入れ忘れたりして、特ダネの証拠写真を撮り逃すことが多い。その度に、編集長のジンイチに怒られているが、最終決戦で、グレート エクスカイザーとダイノガイストの戦闘を撮影することに成功した。
第14話には、故郷から上京して来た母親が登場。続編の『太陽の勇者ファイバード』と『伝説の勇者ダ・ガーン』にモブ キャラとして、彼らしき人物が登場する。
コウタの同級生。趣味は昼メロ鑑賞とエアロビクス。特技はピアノの演奏。コウタとタクミのアイドル的存在で、2人から様々な誘いを受けるが、基本的に断ることはない。フーコほどではないが、若干ミーハーな一面もある。従兄の俊太郎はカーレーサー。
星川家の愛犬。チャウチャウの雑種。コウタの小学校入学前に、田舎のおばあちゃんから送られた。コウタとは大の仲良しで、エクスカイザーたちの秘密を知る数少ない存在でもある。人懐っこい性格で頭も良い。フーコには「ダメ犬」「人面犬」などと厳しい言われ方をされる事もあるが、本当は大事に思われている。
宇宙警察カイザーズ
via www19.atpages.jp
宇宙警察カイザーズのリーダー。生真面目な性格で、正義感と警察官としての使命感も強く、相手が悪人であろうと命を奪うのを良しとしない。指揮能力、統率力、情報収集に長ける。マックスチームとレイカーブラザーズをスカウトして、カイザーズを設立した。戦闘の際は胸部を反転させ、獅子の顔を出現させる。
地球では、星川家の自家用車のスポーツ カーに融合している。彼の正体はコウタと、愛犬のマリオしか知らない。コウタとは強い友情で結ばれ、コウタから地球の文化や文明について教わり、逆に異星人の視点から悩みに対して、助言を送ることもある。警察官でありながら、地球で駐車違反の切符を切られたことがあった。
敵と対峙したときは多くの場合「ガイスターの悪党共!」と叫んだ上で敵の悪事を指摘し「このエクスカイザーが許さん!」と口上を述べる。
ガイスターとの戦いを終え、地球を去る際、コウタから「また会える?」と尋ねられた時は「それは約束できない」と返答するとともに、コウタとの心の繋がりを伝えた。
コウタの家の車に宿る正義の宇宙警察カイザーズのリーダーです。
via i.ytimg.com
エクスカイザーがキングローダーに収納される形で、巨大合体した姿。劇中の人物からは合体ではなく「巨大化」と表現されていた。
翼が付いているが飛行能力はなく、短時間のホバーリングが可能。
合体というよりまさに収納です。キングローダー! と呼びかけるとやってくるトレーラー形状のキングローダーにエクスカイザーがスポッとハマる形で合体します。
この後に続く『勇者シリーズ』の第一作である。