あの「WANDS」が新たなボーカルを迎えて再始動することが明らかに!!
90年代のJ-POPシーンで一世を風靡したバンド・WANDSが、“第5期WANDS”として新たなボーカリストを迎え再始動することが明らかとなりました。
告知はこちらです!
1991年のデビューから2000年に解散するまでの間、ビーイング・サウンドを代表するバンドのひとつとして活躍していたWANDS。このたびの再結成では、元メンバーの柴崎浩と木村真也に加え、新ボーカルとして上原大史が参加します。“第5期WANDS”として、早速11月17日には大阪・堂島リバーフォーラムで第一弾ライブ(&ライブ生配信)の開催が決定。さらに2020年1月29日にはシングル「真っ赤なLip」の発売も決定しています。公式ツイッターアカウントなども作成されていますので、ライブの詳細などが気になった方は公式サイトをチェックしておきましょう!
ティザームービーも公開中です!
第5期WANDS teaser movie
via www.youtube.com
第5期WANDSが始動…!一方、初代ボーカルの上杉昇は今?
第5期の始動で、再び大きな注目を集めているWANDS。その初代ボーカルとして1991年から1997年まで同バンドに在籍していたのが、上杉昇です。ミドルエッジ世代としては、WANDSと言えば彼の顔を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
via www.amazon.co.jp
90年代前半、「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」、中山美穂 & WANDS名義の「世界中の誰よりきっと」などの大ヒットに大きく貢献した上杉ですが、90年代半ばよりビーイングと音楽性などの食い違いから対立し、1996年にWANDSとしての活動を停止。1997年に元メンバーの柴崎浩とともにバンドを脱退しました。そして柴崎とともに音楽ユニット「al.ni.co」を結成し、ミュージシャンとしての再スタートを切ります。
via www.amazon.co.jp
al.ni.coとして3枚のシングル、1枚のアルバムを発表した上杉でしたが、2001年に柴崎から「自分の音楽をやりたい」との申し出を受け、ユニットを解散。以後はソロ活動を開始し、2005年にはX JAPANのPATAとのコラボシングル「飛んで散れ」「poo pee people」を発表したり、2006年には自作曲を含むカバーアルバム「SPOILS」を発表するなど活動を継続しました。
via www.amazon.co.jp
上述のようなソロ活動の一方で、2007年にはバンド「猫騙」を結成しライブ活動を開始したり、2012年にはアニメソングのイベント「Animelo Summer Live 2012」にて、織田哲郎とともにアニメ「SLAM DUNK」のエンディングテーマに起用された「世界が終るまでは…」を披露。その歌唱力の健在ぶりをアピールしていました。
往年の歌唱力は健在!!
ASL2012《灌籃高手》ED2 世界が終るまでは… (織田哲郎 & 上杉昇)
via vimeo.com
近年は「猫騙」およびソロライブを中心に活動を続ける傍ら、2017年には横須賀市が舞台の映画「スカブロ」に出演するなど、その活躍の幅を広げている上杉。このたびの“第5期WANDS”に触発されて新たな動きを見せることがあるのか、上杉の今後の動向に注目が集まっています!
近年の上杉昇(写真中央)。