『ターミネーター2』と並び、CG技術の分野において当時の映画表現を大きく変えた作品であり、現在も最新作が劇場で公開されている人気シリーズ『ジュラシック・パーク』。
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思えばその記念すべき一作目が公開されたのは、1993年のこと。既に日本公開から25年が経つが、ミドルエッジ世代にCGの魅力と凄さを教えてくれた本作は、今見返してもそのクオリティの高さには驚かされるばかりだ。
現在公開中のシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で、初めてこのシリーズに触れたという世代も珍しくない現在。
このシリーズの一作目が、公開当時どの様にして子供向けのコミカライズ作品として製作されたかを、今回は振り返ってみたいと思う。
現在公開中のシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で、初めてこのシリーズに触れたという世代も珍しくない現在。
このシリーズの一作目が、公開当時どの様にして子供向けのコミカライズ作品として製作されたかを、今回は振り返ってみたいと思う。
その後の映画の流れを変えた『ジュラシック・パーク』とは?
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本作が日本で公開されたのは、1993年7月17日のこと。今までのCG技術を頭において見に行った観客は、まるで生きている様に動いている恐竜たちに心底驚かされたのだった。
更にその後2013年4月には、アメリカで待望の3D版が劇場公開!残念ながら日本での劇場公開は見送られたが、2015年の『ジュラシック・ワールド』公開に合わせて日本版ソフトがリリースされている。
全世界での興業収入9億ドルは、後に『タイタニック』に破られるまでは、世界1位の記録を守っていたほど。実際、日本での興業収入も128億円を超えるなど、正に世界規模で大ヒットしその後の映画界の流れまでも変えてしまう、歴史的作品だったのだ。
実は、これまで紹介して来た映画のコミカライズ版と同様に、日本公開時には子供向けの宣伝展開の一環としてコミカライズ作品が発表されていた、この『ジュラシック・パーク』。果たしてその内容はどの様なものだったのだろうか?
更にその後2013年4月には、アメリカで待望の3D版が劇場公開!残念ながら日本での劇場公開は見送られたが、2015年の『ジュラシック・ワールド』公開に合わせて日本版ソフトがリリースされている。
全世界での興業収入9億ドルは、後に『タイタニック』に破られるまでは、世界1位の記録を守っていたほど。実際、日本での興業収入も128億円を超えるなど、正に世界規模で大ヒットしその後の映画界の流れまでも変えてしまう、歴史的作品だったのだ。
実は、これまで紹介して来た映画のコミカライズ版と同様に、日本公開時には子供向けの宣伝展開の一環としてコミカライズ作品が発表されていた、この『ジュラシック・パーク』。果たしてその内容はどの様なものだったのだろうか?
『ジュラシック・パーク』コミカライズ版概略
実は本作は子供向けの作品として、講談社のボンボンコミックスから単行本が当時発売されていた。対象年齢が完全に幼児~小学生向けのため、「え、そんなのあったの?」そう思われるミドルエッジ世代の方が多いのではないだろうか?
ちなみに本作の作者は坂本かずみ先生。単行本1冊に渡る豊富なページ数を使い、あくまでも映画の内容に忠実に描かれたその内容は、対象年齢層向けに主人公を子ども達に変更した以外は、映画コミカライズ作品本来の魅力である思い切ったアレンジは、残念ながら殆ど含まれていない。
ちなみに本作の作者は坂本かずみ先生。単行本1冊に渡る豊富なページ数を使い、あくまでも映画の内容に忠実に描かれたその内容は、対象年齢層向けに主人公を子ども達に変更した以外は、映画コミカライズ作品本来の魅力である思い切ったアレンジは、残念ながら殆ど含まれていない。
『ジュラシック・パーク』コミカライズ版内容紹介
前述した通りこのコミカライズ版では、映画では脇役の子ども達が中心でストーリーが進むため、本来の主人公であるグラント博士たちがほぼ脇役に廻されている。
映画でも大きな見せ場となっている人気恐竜の登場シーンは、見開きページを積極的に使うなどして、このコミカライズ版でも迫力満点に描かれている。実は蘇った恐竜たちは遺伝子操作により、人間がエサを与えなければ7日間で死ぬように作られていたことが判明するなど、恐竜たちを単なる狂暴な悪役には描いていない点は、映画の内容と同じだ。