【レインボー】D.パープルをついでHR/HMの雄、R・ブラックモア(g)と4人のシンガーたち
2016年10月27日 更新

【レインボー】D.パープルをついでHR/HMの雄、R・ブラックモア(g)と4人のシンガーたち

 レインボーは、ディープ・パープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアが1974年(頃)に結成したヘヴィメタル・バンドです。「リッチー・ブラックモアズ・レインボー」とも呼ばれています。HM/HRの雄として活躍する反面、とにかくメンバーチェンジの激しく時にはファンをがっかりさせたことも…。R.J.ディオを含むボカールも例にもれず…。個性豊かなシンガー4人も同時に紹介したいと思います。いつのまにか「空耳」も紹介していました…!

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レインボー(Rainbow)

ディープ・パープル

ディープ・パープル

リッチー・ブラックモアの在籍していたバンド、ディープ・パープル。
ギタリストとして既に音楽的にも商業的にも世界的な成功を得ていたディープ・パープルのリッチー・ブラックモアが、同バンドから脱退して新たに結成したリッチー中心のバンド。そのためデビュー・アルバム時はアルバム・タイトルと同じ「リッチー・ブラックモアズ・レインボー」(Ritchie Blackmore's Rainbow)と表したが、セカンド・アルバム時は「ブラックモアズ・レインボー」(Blackmore's Rainbow)、最終的には「レインボー」(Rainbow)というバンド名で活動した。
イギリス人のリッチー・ブラックモアが中心となって結成されたため、一般的には「ブリティッシュ・ロック」に類するバンドとされるが、メンバーの多くがアメリカ北東部出身のミュージシャンである。
ブラックモア自体のステージングなどはディープ・パープル期に培ったブルース基調のハードロックにバロック音楽の構成を融合させたハードロックの代表的なギターリストとなり、バンド・サウンドは後に訪れる重要なギター・リフとビートのヘヴィメタルの時代の基礎を築き上げたとされている。

リッチー・ブラックモア

リッチー・ブラックモア

リッチー・ブラックモア

ディープ・パープル、レインボーのギタリスト。
とにかく、バンド内のメンバーをよく変える人でもあり、奇行でも有名でしたが、
ギタリストとしてはテクニックはもちろんのこと、抜群のセンスの持ち主。
リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore, 本名:Richard Hugh Blackmore(リチャード・ヒュー・ブラックモア),1945年4月14日 - )は、イギリス出身のギタリスト。アメリカ合衆国在住。ミドル・ネームがハロルド(Harold)と表記されることも多いが、誤りである。身長179cm。
ディープ・パープルの元メンバーとして有名。その後、別のロックバンド・レインボーを率いた。現在はフォーク・ロック・プロジェクト、ブラックモアズ・ナイトで活動している。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第55位、2011年の改訂版では第50位。2016年、ディープ・パープル名義でロックの殿堂入り。

Ritchie Blackmore - Guitar Crash Long Live Rock'N'Roll - Rainbow

リッチーのギター破壊…場面。
(ボカール、ジョー・リン・ターナー時代)
1970年代はブルース・ロック全盛期にありながらロック・ギターにクラシック音楽のフレーズを導入。ロックの音楽の幅を大きく押し広げ、1970年代以降のハードロックシーンに計り知れない影響を与えた。「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、「ブラック・ナイト」、「ハイウェイ・スター」、「紫の炎」、「スピード・キング」など多くの演奏を録音。
また、ストラトキャスターの多用、ステージの最後でのギター破壊など、彼のステージパフォーマンスは、ハードロック、ヘヴィメタルにおけるギターヒーロー像として現在にも受け継がれている。

在籍メンバー

メンバー リッチー・ブラックモア(g) #1 - #13
ロニー・ジェイムス・ディオ(v) #1 - #4
クレイグ・グルーバー(b) #1
ミッキー・リー・ソウル(k) #1
ゲイリー・ドリスコール(d) #1
ジミー・ベイン(b) #2
トニー・カレイ(k) #2 - #3
コージー・パウエル(d) #2 - #5
マーク・クラーク(b) #3
ボブ・デイズリー(b) #4
デヴィッド・ストーン(k) #4
ロジャー・グローヴァー(b) #5 - #9
グラハム・ボネット(v) #5 - #6
ドン・エイリー(k) #5 - #7
ボビー・ロンディネリ(d) #6 - #8
ジョー・リン・ターナー(v) #7 - #9
デイヴ・ローゼンサル(k) #8 - #9
チャック・バーギ(d) #9・#11
ドゥギー・ホワイト(v) #10 - #12
グレッグ・スミス(b) #10 - #12
ポール・モリス(k) #10 - #12
ジョン・オライリィ(d) #10
ジョン・ミセリ(d) #12
ロニー・ロメロ(v) #13
ボブ・ヌーボー(b) #13
イェンス・ヨハンソン(k) #13
デヴィッド・キース(d) #13
 とんでもなく多いメンバーです。
 とてもみなさんを紹介しきれないと思いますので、リーダーでありギタリストのリッチーと、4人の個性あふれるシンガー、そして主要メンバーのみ、順を追ってふりかえってみたいと思います。

銀嶺の覇者 (Ritchie Blackmore's Rainbow)  1975年

銀嶺の覇者

銀嶺の覇者

メンバー)
ロニー・ジェイムス・ディオ - ボーカル
リッチー・ブラックモア - ギター
ミッキー・リー・ソウル - キーボード
クレイグ・グルーバー - ベース
ゲイリー・ドリスコール - ドラムス
ショシャーナ - バックコーラス
ロニー・ジェイムス・ディオ(Vo)

ロニー・ジェイムス・ディオ(Vo)

ロニー・ジェイムズ・ディオ(Ronnie James Dio, 本名: Ronald James Padavona, 1942年7月10日 - 2010年5月16日)
ヘヴィメタル・シンガーとして、その後、多くの他のシンガーたちに影響を与えた人物。
日本では、「演歌のようにコブシを効かせて歌い上げる圧倒的な存在感」である事から
“ヘヴィメタル界の北島三郎”と呼ばれていたことも…!
また、メロイック・サインをメタル界へ広めたことでも有名な、ゴッド・ファーザー。
コルナ(メロイック・サイン)姿のディオ

コルナ(メロイック・サイン)姿のディオ

コルナとは)
悪運や邪視を祓う意味もあるほか、サタンやサタン崇拝とも関連性がある。
メロイック・サイン)
デビル・サインの名で知られている。いずれも侮辱などのネガティヴな意味はない。
 このアルバムですが、作成された後、リッチーとボカールのディオ氏をのぞく、ミッキー・リー・ソウル、クレイグ・グルーバー、ゲイリー・ドリスコールが脱退…いや解雇されたという…早速に、リッチーの悪癖(?)がはじまった最初のアルバムでした。

虹を翔る覇者 (Rising)   1976年

虹を翔る覇者

虹を翔る覇者

メンバー)
ロニー・ジェイムス・ディオ - ボーカル
リッチー・ブラックモア - ギター
トニー・カレイ - キーボード
ジミー・ベイン - ベース
コージー・パウエル - ドラムス
マーティン・バーチ - プロデュース
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 - オーケストレーション(スターゲイザー)
コージー・パウエル

コージー・パウエル

コージー・パウエル(Cozy Powell、本名:Colin Flooks、1947年12月29日 - 1998年4月5日)は、イングランドのグロスタシャー州サイレンセスター出身のドラマー。多くの有名ロックバンドに在籍した渡り鳥として知られる。
「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において43位。
 ドラマーがコージー・パウエルに替わって、バンドの土台が安定しよりヘヴィになったレインボーです。
 今作は「ハードロック史上に残る名作」とも言われています。
 また、「クラシカルなメロディとヘヴィなサウンドからなる様式美的ハードロック」という特徴も顕著に表れている作品。
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