昭和の怪獣映画(ゴジラシリーズとガメラシリーズは除く)
2016年5月19日 更新

昭和の怪獣映画(ゴジラシリーズとガメラシリーズは除く)

ゴジラシリーズとガメラシリーズは除く、『獣人雪男』(1955年・東宝)から『恐竜・怪鳥の伝説』(1977年4月29日・東映)までの昭和の怪獣映画をおさらいしてみましょう。

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『獣人雪男』(1955年・東宝)

『獣人雪男』(1955年・東宝)

『獣人雪男』(1955年・東宝)

『獣人雪男』(じゅうじん ゆきおとこ)は、1955年(昭和30年)8月14日に公開された、東宝制作の特撮映画。モノクロ、95分、スタンダード。同時上映は『初恋三人息子』。

作品中の部落の描写に問題があるとして、テレビ放送や完全な形での本編のビデオソフト化は一切行われていない。ただし劇場での上映は可能で、近年でも名画座での上映が行われている。

出典 獣人雪男 - Wikipedia
雪男

雪男

雪男

雪男

『空の大怪獣ラドン』(1956年12月26日・東宝)

『空の大怪獣ラドン』(1956年12月26日・東宝)

『空の大怪獣ラドン』(1956年12月26日・東宝)

『空の大怪獣ラドン』(そらのだいかいじゅう ラドン)は、1956年12月26日に公開された、東宝制作の怪獣映画。

東宝初のカラー怪獣映画である。原作者の黒沼健は日本におけるオカルト・ライターの草分けでもあり、本作でも自衛隊機が国籍不明機を追跡する場面では米国の有名なUFO事件のマンテル大尉事件がヒントにされている。ゴジラが台風と共にやってきたように、ラドンは炭鉱の落盤事故と共にやってくる。心配する家族の様子は当時のニュース映像そのままであり、目撃者がショックで記憶を失っているのは、事故被害者の一酸化炭素中毒後遺症を思わせる。

ラドンが衝撃波で叩き折る西海橋は、前年完成したばかりだった。この映画の公開後、西海橋や阿蘇山を訪れる観光客は明瞭に増えたとのことで、以後の怪獣映画のロケ地として完成間もない注目の新ランドマークが宣伝も兼ねて怪獣に破壊される伝統の先駆けとなった。

出典 空の大怪獣ラドン - Wikipedia
ラドン(怪獣)

ラドン(怪獣)

ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。
初代ラドン(怪獣)

初代ラドン(怪獣)

『大怪獣バラン』(1958年・東宝)

『大怪獣バラン』(1958年・東宝)

『大怪獣バラン』(1958年・東宝)

『大怪獣バラン』(だいかいじゅうバラン)は、1958年公開の東宝が制作した怪獣映画。モノクロ、東宝パンスコープ作品、82分。

「あらすじ」
東北地方、北上川上流の秘境でシベリア地方にしかいないはずのアカボシウスバシロチョウ(英語版)が発見された。ただちに杉本生物研究所の所員2人が調査に向かったが、原因不明の怪死を遂げる。

杉本博士の助手の魚崎、犠牲になった所員の妹で記者の由利子、カメラマンの堀口の3人は真相を解明すべく現地へ向かい、外部から隔絶された排他的で独自の神をあがめている岩屋村の人々と出会う。突如、彼らの前に湖から眠りを覚まされた怪獣バランが出現し、集落を破壊する。直ちに自衛隊が出動して攻撃を加えるが、バランは攻撃をものともせず、それどころか手足から皮膜を広げて飛び去ってしまう。

その後、銚子沖に現れたバランは東京湾から羽田空港に上陸する。バランの都心侵攻を阻止すべく、自衛隊が羽田空港に布陣する。果たして人類はバランを倒せるのだろうか。

出典 大怪獣バラン - Wikipedia
むささび怪獣 バラン

むささび怪獣 バラン

中生代の恐竜(劇中では単に怪獣としか呼ばれない)バラノポーダの生き残りで、北上川上流の湖に棲み、外部から隔絶された集落で婆羅陀魏山神(バラダギサンジン、「バラダギサマ」とも)として崇拝されていた。

顔の周りの角と背筋に並ぶ透明な長いトゲが特徴で、通常は四足歩行だが二本足で立ち上がることや、ムササビのように飛膜を広げて滑空することもできる。

研究員たちが襲われたことがきっかけで、その正体が判明する。眠りを覚まされて集落を破壊して空に飛び去った後、銚子沖から羽田空港に上陸して暴れるが、光る物を飲み込む習性を利用され、科学者の藤村博士が作った強力な爆薬が仕込まれた照明弾を飲み込み、内部から爆破される。

出典 大怪獣バラン - Wikipedia
むささび怪獣 バラン

むささび怪獣 バラン

むささび怪獣 バラン

むささび怪獣 バラン

『妖星ゴラス』(1962年3月21日・東宝)

『妖星ゴラス』(1962年3月21日・東宝)

『妖星ゴラス』(1962年3月21日・東宝)

『妖星ゴラス』(ようせいゴラス)は、1962年3月21日に公開された日本の特撮映画。製作、配給は東宝。カラー、東宝スコープ、多元磁気立体音響。同時上映は『紅の空』。

謎の燃える怪星ゴラスと地球との衝突を回避するため、地球の公転軌道を変えようと奮闘する人々を描く。

出典 妖星ゴラス - Wikipedia
南極怪獣 マグマ

南極怪獣 マグマ

南極怪獣 マグマ
体長:50メートル
体重:2万5,000トン
外見はセイウチに似ているが爬虫類という設定。脚本では鱗に覆われた「恐龍」と表記されている。南極の地底に眠っていたが、妖星ゴラス回避のため建設された原子力ジェットパイプの熱で目覚め、基地の装置の一部を破壊。その後調査に来た国連のVTOL機のレーザー攻撃によって倒される。
南極怪獣 マグマ

南極怪獣 マグマ

『マタンゴ』(1963年・東宝)

第三の生物 マタンゴ

第三の生物 マタンゴ

体長:10センチメートル - 2.5メートル
体重:50グラム - 300キログラム
劇中では、「どこかの国が行った核実験で生まれたキノコを食した人間の成れの果て」と設定されている。

マタンゴを食した者の身体は次第に胞子で覆われていくが、それにつれて知性は失われ、成体へ変身してしまえば人としての自我は消失し、怪物への変異が完了する。

難破船の日誌には、「麻薬のように神経をイカレさせてしまう物質を含む」とある(劇中でマタンゴを食べた者は幻覚を見て気分が高揚し、肌の色艶がよくなって笑顔のままでいる)。船員は、「島で発見した新種のキノコ」と記録していた。

ポスターでは「吸血の魔手で人間を襲う」と記述されているが、作品にそのような設定や描写は無い。また、核実験で生まれたキノコという設定以外に文明批評的なものも無く、人間の我欲の行き着くところが無我・無自性のキノコ怪人であり、それが人間性に潜在する本性であるかのようなニヒリスティックなストーリー構成となっている。

変身途上のマタンゴは、ドアを開けたり背後から人を襲って島内陸部に拉致する程度の知能は残っているが、言葉は発しない(うめき声は起こす)。

薬品や火、光に弱いとされており、銃弾では死なないが、銃身で殴られて腕がもげるなど、骨肉の強度は人間のそれより劣る(ただし、大して血は流れない)。変身途上のマタンゴを、「マタンゴ怪人」と記述した書籍もある。

出典 マタンゴ - Wikipedia
第三の生物 マタンゴ

第三の生物 マタンゴ

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