未解決の北関東連続幼女誘拐事件の犯人が実は判明している?同一犯でルパン似!?
2022年6月16日 更新

未解決の北関東連続幼女誘拐事件の犯人が実は判明している?同一犯でルパン似!?

1979年~1996年にかけて群馬県と栃木県の県境で発生した5件の幼女誘拐事件は、実は同一犯の仕業だったのではないかと言われています。一連の事件の中の一件は冤罪で有名になった足利事件です。この足利事件の冤罪が確定したことで、浮かび上がった真犯人。今回は北関東連続幼女誘拐事件の概要と真相について調査してみたいと思います。

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1979年の幼女誘拐事件

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最初の事件は1979年8月3日に、栃木県足利市で起きています。
この日福島万弥さん(当時5歳)は、自宅の隣にある神社に、昼頃一人で出かけました。
境内で20代の職人風の男とジュースを飲んでいるところや、同世代の子供と地面に絵を描いている姿が目撃されています。
その後福島万弥さんは5歳くらいの上半身裸の男の子と市道を歩いている姿や、公園で遊んでいる姿が目撃されています。
そして14時30分~15時の間に、男の子と2人で男浅間山に昇っていく姿が目撃されたのを最後に足取りが途絶えてしまいました。
ただこの男の子に関しては、該当の男の子はいなかったという調査結果が出たり、不明な点が多くわかっていません。
夕方になっても戻ってこない福島万弥さんを心配した両親が捜索願を出したため、当日には行方不明事件として50人体制で捜査が開始されました。
警察の懸命な捜索にも関わらず、8月9日には登山用リュックサックに全裸で詰められた状態で遺体で発見されています。
死後6日以上経過していることが判明したため、行方不明になった当日に殺害されてしまったのではないかと言われています。
このリュックサックは足利市内の業者が作った特注品で、日本でわずか数十個しか流通していないことがわかりましたが、その後犯人が特定されることはなく残念ながら、この事件は1994年に時効を迎えてしまいました。

1984年の幼女誘拐事件

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1984年11月17日には、同じく栃木県足利市で5歳の女の子が行方不明になる事件が起きています。
この日両親と共にパチンコ店を訪れた長谷部有美さん(当時5歳)は、両親がパチンコをしている間に忽然と姿を消してしまいました。
そして1986年3月8日に、足利市立大久保小学校近くの畑から白骨化した遺体となってなって発見されています。
こちらも未解決のまま1999年に時効を迎えてしまいました。

1987年の少女誘拐事件

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1987年9月15日には、栃木県の隣の群馬県太田市で8歳の女の子が行方不明になる事件が起きています。
当時小学校2年生の大沢朋子さん(当時8歳)は、拾ってきた子猫を抱いて自宅近くの尾島公園に出かけたきり、行方不明になってしまいました。
そして残念ながら1988年11月27日に、利根川の河川敷で白骨化した遺体となって発見されています。
大沢朋子さんは30歳くらいの痩せ型の男と町道を歩いていたという目撃情報もありましたが、犯人が特定されないまま2002年に時効を迎えてしまいました。
この事件に関しては、1988年の連続幼女誘拐殺人事件で逮捕された宮崎勉元死刑囚が、犯行声明文の中に記述していたことこら、宮崎勉元死刑囚の犯行ではないかと考えられたこともあります。
ただその後の捜査で、宮崎勉元死刑囚の犯行ではなかったことがわかっています。

1990年の幼女誘拐事件

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1990年5月12日には、栃木県足利市のパチンコ店駐車場で遊んでいた松田真美さん(当時4歳)が行方不明となり、翌13日に渡良瀬川の河川敷で全裸の遺体となって発見されています。
この事件では松田真美さんらしき幼女が、「ルパン三世に似た男に連れられていた」という目撃情報が多数寄せられていましたが、翌1991年に幼稚園バスの運転手をしていた菅谷利和さんが逮捕されてしまいました。
これが冤罪事件として名高い「足利事件」です。
菅谷利和さんはDNA型が一致したため、逮捕されて無期懲役の刑が確定し服役していましたが、日本テレビ記者の清水潔さんの取材で冤罪の可能性が濃厚となりました。
DNAの再鑑定が行われて遺留物に残されたDNA型は菅谷利和さんの物ではないことがわかり、2010年に逆転無罪の判決を受けています。
1991年はDNA鑑定が採用されたばかりで、精度が低かったために犯人とされてしまったのでした。
事件発生当時捜査線上に浮かびあがっていた、ルパンに似た男の捜査はすぐに終了してしまいましたし、冤罪確定当時は既に時効となっていたことから、この事件も迷宮入りとなってしまったのです。

1996年の幼女誘拐事件

窓から外を眺める子供 - No: 23889046|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK (2393168)

1996年7月7日には、群馬県太田市のパチンコ店から横山ゆかりさん(当時5歳)が忽然と消えてしまいました。

ゆかりちゃん不明で映像公開 群馬 重要参考人の男鮮明に

この日両親と共にパチンコ店を訪れていた横山ゆかりさんは、不審な男に声をかけられているシーンが、防犯カメラの映像に残されていました。
男がパチンコ店を出て行った後に、横山ゆかりさんもパチンコ店を出ています。
そのまま忽然と姿を消してしまい、現在でも行方がわかっていません。
防犯カメラに映った不審な男の特徴は
・身長158センチくらいの30代~40代の中年男性
・野球帽とサングラスをかけていて、愛煙家
・夏にも関わらずジャンバーを羽織り、ニッカズボンをはいている
これだけ特徴的な外見がわかっていても、残念ながら犯人の逮捕に至っていません。

浮かび上がるルパン似の男

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横山ゆかりさん誘拐事件が、足利事件の冤罪を暴くきっかけとなりました。
1979年~1990年に起こった連続幼女誘拐事件を同一犯の犯行とみた警察は、菅谷利和さんの犯行ではないかと疑いましたが、1990年の松田真美さん事件しか立件することが出来ていません。
菅谷利和さんが服役中の1996年に、犯行手口が酷似した横山ゆかりさん誘拐事件が起こったことに、日本テレビ記者の清水潔さんは着目しました。
松田真美さん殺害事件も含めて、真犯人は別にいるという推理です。
そしてDNAの再鑑定という異例の展開で、菅谷利和さんが冤罪であったということも突き止めました。
更に群馬県と栃木県のパチンコ屋をしらみつぶしに捜査し、遂にルパン似の男性を特定したのです。
ただ男性は事件については否認し、清水潔さんは警察にも情報提供しましたが、警察が再捜査に乗り出すことはありませんでした。
真偽は不明ですが、仮に1996年の横山ゆかりさん誘拐事件が同一犯の犯行であれば、ある批判を浴びることが懸念されるからではないかと言われています。
それは1990年の松田真美さん誘拐事件のときに、「ルパン似の男」の捜査を終了せずに、突き止めていたなら、後の横山ゆかりさん事件は防げたのではないか?という疑念です。
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  • 2023/2/8 17:55

    えぇ、きったな

    2023/2/8 17:55

    えぇ、きしょ

    たた 2022/8/24 10:24

    サムネに使ってる犯人の写真は別の事件の犯人です、Youtuberやこれ系の動画やサイトでも勘違いされてこの写真がよく使われてますが違う事件の犯人です

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