オランダの超能力者「ジェラルド・クロワゼット」が来日!
ここから伝説が始まった・・・
via ja.wikipedia.org
ジェラール・クロワゼ(ジェラルド・クロワゼット、1909年3月10日 - 1980年7月20日)はオランダの自称・超能力者。行方不明者などを超能力で捜しだすと言われ、精神感応能力者(サイコメトラー)と呼ばれる分野の超能力者の先駆者となった。
サイコメトラーという単語をお聞きになったことのある方は多いと思います。彼はそのパイオニアであり、幼少期から人の死期を予言するなどの能力を持っていました。1940年代に入ると、地元の警察からの依頼で未解決事件を超能力者の立場として次々と解決していきます。
1976年5月5日放送「水曜スペシャル」に出演!
1976年5月3日に来日
当時NETテレビ(テレビ朝日)が放送していた「水曜スペシャル」のゲストとして、未解決事件の一つであった「7歳の少女の行方不明事件」の透視の依頼を受け、来日しました。放送日のわずか2日前のことです。そこで早速、以下の地図を描き出していきました。
クロワゼットが描いた地図
クロワゼットが描いた地図。
この地図を元に、番組スタッフが似た場所を探した結果、山倉ダム湖周辺が非常に似通っていることが判明しました。真ん中が国道。Aが車のスクラップ工場で、Bが山倉ダム湖。
この地図を元に、番組スタッフが似た場所を探した結果、山倉ダム湖周辺が非常に似通っていることが判明しました。真ん中が国道。Aが車のスクラップ工場で、Bが山倉ダム湖。
当時の貴重な映像が残っていました!
Croiset
フルの動画は見つからなかったのですが、当時の番組の一部がアップロードされていました。
via www.youtube.com
見事に未解決事件を解決!
もちろん新聞記事にもなりました。
「テレビ番組内で超能力者が事件を解決する」という前代未聞の珍事が起こったため、新聞でも大きく報道されました。5月5日の「水曜スペシャル」は30.5%の視聴率を記録!当時の関心の高さが伺えますね。このときの反響から、1976年12月にもクロワゼットは来日しています。
しかし、彼の超能力に異論も?
近々警察が捜査する予定だった?
番組スタッフが遺体を発見したのは1976年5月5日の午前6時頃だが、その三時間後の1976年5月5日の午前9時頃には、機動隊と住民の総勢300人による山倉ダムの大捜索が計画されていた。
遺体が発見された山倉ダムですが、既に警察としても捜査の対象となっており、仮にクロワゼットが透視していなくても事件が解決していたのは間違いないようです。そして、「その捜査の情報を事前に入手していたのでは?」という異論を唱える人々がいることも事実です。