2020年2月11日 更新
誰を思い浮かべますか?「ショートカット」が魅力的だった90年代アイドル!
アイドルのヘアスタイルの定番の一つである「ショートカット」。失恋で髪を切る、といったイメージもありますが、一般的にはボーイッシュな印象を増幅する効果があります。この記事では、90年代にショートカットで活躍したアイドルや歌手を振り返ります。
近年再評価著しい「ショートカット」が魅力的だった90年代アイドル!
アイドルファンであれば誰もが気になる、アイドルのヘアスタイル。かつては「聖子ちゃんカット」「ワンレングス」「ソバージュ」などが流行った時代もありましたが、そんな人気のヘアスタイルの定番として「ショートカット」があります。ボーイッシュなイメージを増幅する効果もあるショートカット。この記事では、90年代にショートカットが印象的だったアイドル・歌手を何人かピックアップしてご紹介したいと思います。
広末涼子
まずご紹介するのは90年代を代表するアイドル・広末涼子(1980年7月18日生まれ)。当時のショートカットブームをけん引したスーパーアイドル、という印象の方も多いかと思います。デビュー前から活発なスポーツ少女で、中学時代は男子に間違えられるくらい短い髪型でした。
デビュー後もその髪型は維持され、“広末といえばボーイッシュ”というイメージ戦略の下、同時期にトップアイドルとして活躍していた奥菜恵、榎本加奈子らとの差別化を図っていました。その戦略は大当たりし、NTTドコモ「ポケベル」のCMや、竹内まりやプロデュースのシングル「MajiでKoiする5秒前」、初主演映画「20世紀ノスタルジア」など様々な分野で活躍。“ヒロスエブーム”と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。また、広末には同性のファンも多く、広末に影響されて「自分もショートカットにした」という女性が続出したとも言われています。
内田有紀
90年代、歌手・女優として一世を風靡していた内田有紀(1975年11月16日生まれ)。現在はロングのイメージも強い内田ですが、90年代はショートカットをトレードマークにしていました。そんな内田がショートカットにしたのは、芸能事務所の先輩から「ショートカットが似合いそう」と言われたのがきっかけ。元々は胸まであったという髪をバッサリ切り、イメージチェンジを図りました。
内田がデビューした90年代前半は、色白のロングヘアがアイドルの理想とされていた時代。そんな中、内田の健康的な小麦色の肌とボーイッシュなショートカットはある意味斬新であり、ドラマ「ひとつ屋根の下」「じゃじゃ馬ならし」「17才」や映画「花より男子」などで一躍スターダムへと駆け上がっていきました。前述の広末同様に同性人気が高く、内田の髪型を真似てショートにする女性が続出する現象も見られました。
遠藤久美子
10代の頃はショートカットのスポーツ少女、という印象が強かった遠藤久美子(1978年4月8日生まれ)。元々はロングだったそうですが、バスケ部に所属していた高校時代、ショートカットにしました。そしてそのタイミングで芸能界にスカウトされたため、そのままショートカットのイメージで売り出す方針になったそうです。
デビュー当時について後年遠藤が語ったところによれば、名前を覚えてもらうためにショートカットのままにしたのは良かったものの、「ショートカットは飽きが来る」「反抗的に伸ばしたこともあった」とのこと。しかしながら、最終的にはショートカットを継続することで、90年代を代表するショートカットアイドルの一人として名を残すことが出来たのです。
川本真琴
90年代を代表する“ショートカット歌手”と言っても過言ではない、川本真琴(1974年1月19日生まれ)。アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のオープニングに使用された大ヒット曲「1/2」を覚えている方も多いかと思います。小動物的でキュートなルックス、落ち着きのない感じの仕草、そして少年っぽいアニメ声といった要素に、ショートカットの髪型がドハマりしていましたよね。
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