踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル
主役の婦人警官・篠原夏美を演じたのは内田有紀さん。父に憧れ刑事を目指して警察官になったのですが最初は交通課に配属になっています。新人警官の奮闘を描いた物語ですね。
同じ湾岸署を舞台にしていますが、青島は海外主張中という設定で物語にはほとんど登場しません。ラストの数分にゲスト出演という形で登場していますよ。
今作で初登場した篠原夏美ですが、12年の時を経て本編にも登場します。「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」では刑事課強行犯係に異動していて青島の部下として活躍しています。
深夜も踊る大捜査線 湾岸署史上最悪の3人!
今では深夜や配信で、スピンオフの身にドラマが放送されることも珍しくないですが、昔は珍しかったですよね。
映画宣伝のため、映画公開に合わせて1~3まで放送されています。FINALにはスリーアミーゴスではなく、映画本編に登場しない木島丈一郎(寺島進さん)、眉田克重(松重豊さん)、草壁中(高杉亘さん)が出演しています。
交渉人 真下正義
第一作目はユースケ・サンタマリアさん演じる真下が主人公の作品。スペシャルドラマではなく映画で登場です。
舞台になっているのは「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の事件解決から数時間後。クリスマスイブの午後に地下鉄が何者かに乗っ取られ暴走するという事件が起こります。
テロの可能性があるとして、室井慎次管理官は対応メンバーを収集。日本初のネゴシエーター(交渉人)として真下が司令塔として活躍します。
青島こそ登場しませんが室井を始め、雪乃など本編にも登場しているキャラクターが多数出演します。
逃亡者 木島丈一郎
逃亡者・木島丈一郎
— 大宮こより (@Omiya_Try) February 23, 2018
という映画をご存知でしょうか?
踊る大捜査線のスピンオフで木島警視がある男の子を連れて、同じ警察官から逃げる映画ですが
逃亡者は北に逃げるのが鉄則といい
寝台特急あけぼのに
大宮から村上まで乗っています
今となっては貴重な映像
やはりブルートレインはいいものです pic.twitter.com/1XxMtZmHd9
時系列としては「交渉人 真下正義」より前の出来事で、「逃亡者 木島丈一郎」のラストが交渉人につながるように作られています。ですがどっちを先に見ても面白いですよ。
マンションで少年が人質に取られた立てこもり事件が起こり、木島たちが強行突破することで解決します。その後、少年がある組織に狙われているから台東署の特捜本部に保護させるようにという指示が入ります。ですがこの指示に不信感を覚えた木島は少年と一緒に逃走するというストーリー。
容疑者 室井慎次
警視庁新宿北警察署管内で発生した殺人事件で事情聴取を受けていた神村誠一郎巡査は、捜査員を振り切り逃走したところ交通事故で亡くなってしまいます。事件は、容疑者死亡として処理されました。容疑者が警察官だったため、早く事件を解決したかたっため、捜査を打ち切ったのです。
これに納得がいかない室井は、押収物の整理をしていた時にあるものを見つけ、捜査を再開しようと会議を開きます。
そんな時室井は「特別公務員暴行陵虐罪」で逮捕されてしまいます。神村巡査の母親が弁護士 灰島秀樹にはめられて告訴していたことが原因です。
この事件の真相は次期警察庁長官の座を争う派閥争いでした。事件の真相を探ろうとする室井ですが、権力闘争に立ちふさがれ・・・というストーリーです。
弁護士 灰島秀樹
国と千葉県が進める「東京湾海洋博覧会」の開催予定地として千葉県・神ヶ浦町が選ばれます。反対した住民たちは国を相手に裁判をしますが一審で退けられてしまいます。その裁判の上訴審の依頼が灰島のもとに来ますが、メリットがないため断ります。
その後、IT関連企業社長・速水から別の依頼が舞い込んでいます。速水はテーマパークを計画しているのですが、その場所が博覧会の開催地と重なっています。速水は1億円の報酬をちらつかせ、博覧会の計画をつぶすように灰島に依頼して・・・というストーリー。
初めて警察官以外が主人公になっています。ですから本編に登場するキャラクターもほとんどいません。この作品だけでも楽しめるドラマですね。
警護官 内田晋三
警護官 内田晋三、初登場。(当時の役名は“内田”のみ)#odoru #踊る大捜査線 #踊る大捜査線20周年 #同時上映会 #歳末SP pic.twitter.com/cZzCcOd2US
— もりぞー (@tomo_wps) December 30, 2017