岡崎京子
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80年代、90代を象徴する漫画家、といわれる岡崎京子さん。岡崎さんの作品は漫画誌だけでなく、サブカル誌、ファッション誌などにも掲載されていて普段漫画を読まない人にも支持をされていましたね。
映画、小説、音楽、現代思想書などから引用されていて情緒的な面がありつつ、固有名詞がバンバン登場しリアルな女の子の生活も浮かんでくる作品でした。「カルチャー系漫画家」と言えるようなジャンルを生み出した唯一無二の存在、だという人もいますね。
岡崎さんは1996年に不慮の事故に遭い、作家生命が事実上立たれてしまいました。ですが過去の作品が継続的に復刊されているのでファンはどんどん増えていきます。また、実写映画化などもされているので実写から入った人も多いでしょう。
代表作は「東京ガールズブラボー」、「ヘルタースケルター」、「pink」など。
映画、小説、音楽、現代思想書などから引用されていて情緒的な面がありつつ、固有名詞がバンバン登場しリアルな女の子の生活も浮かんでくる作品でした。「カルチャー系漫画家」と言えるようなジャンルを生み出した唯一無二の存在、だという人もいますね。
岡崎さんは1996年に不慮の事故に遭い、作家生命が事実上立たれてしまいました。ですが過去の作品が継続的に復刊されているのでファンはどんどん増えていきます。また、実写映画化などもされているので実写から入った人も多いでしょう。
代表作は「東京ガールズブラボー」、「ヘルタースケルター」、「pink」など。
内田春菊
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内田春菊さんは小学校のころから漫画家を目指していたのですが、養父と実母に反対されていたため隠れて漫画を描いていました。高校には二度入学していますが退学しています。その後アルバイトで生計を立てていたところ編集者・プロデューサーの秋山道男さんに出会って漫画家としてデビューします。
社会一般の価値観をくつがえすような内容、性的な描写もリアルに描いていたことから注目されるようになりました。芸術性の高い作品、と評価されることが多いですね。
自伝的小説「ファザーファッカー」の中で内田さんの経歴が描かれているのですが、かなり衝撃的で波乱万丈な人生なんですよね。それが漫画にも反映されていると思います。
「ファザーハッカー」は第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞し、直木賞候補にもなりました。各界に衝撃を与えた作品でしたね。
ちなみに私が最初に読んだ内田さんの作品は「南くんの恋人」です。ドラマから入っていた上に当時中学生だったのでかなり衝撃を受けたのを覚えています。
他に内田さんの代表作は「私たちは繁殖している」、「解決はしません」などがあります。
社会一般の価値観をくつがえすような内容、性的な描写もリアルに描いていたことから注目されるようになりました。芸術性の高い作品、と評価されることが多いですね。
自伝的小説「ファザーファッカー」の中で内田さんの経歴が描かれているのですが、かなり衝撃的で波乱万丈な人生なんですよね。それが漫画にも反映されていると思います。
「ファザーハッカー」は第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞し、直木賞候補にもなりました。各界に衝撃を与えた作品でしたね。
ちなみに私が最初に読んだ内田さんの作品は「南くんの恋人」です。ドラマから入っていた上に当時中学生だったのでかなり衝撃を受けたのを覚えています。
他に内田さんの代表作は「私たちは繁殖している」、「解決はしません」などがあります。
桜沢エリカ
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桜沢エリカさんは両親が離婚し、小学校3年生まで祖父母の家で暮らしていたそうです。その頃、母が勝ってくる漫画を読み、真似して絵を描くようになりました。
高校2年生の時に「少女アリス」というロリコン同人誌に興味を持ち、出版社を訪れました。そして文章や漫画を掲載するようになり、19歳で漫画家デビューしています。変わったところからデビューされているんですね。
岡崎京子さん、内田春菊さんとともに女性向けに性描写をしっかり描く漫画家として注目されるようになります。特に岡崎さんとは掲載媒体も同じで、初期は作風も似ていたため比較されることが多かったです。ちなみに、年齢も同い年なんですよ。
1999年に4歳年下の西麻布のクラブ店長兼DJと結婚。妊娠が発覚した時に「子育てして欲しいから、仕事をやめてくれる?」といい、旦那さんが専業主夫として子育てされているそうです。
また、自分の出産、子育ての経験を「今日もお天気」シリーズとしてエッセイ漫画化しています。桜沢さんも基本的には女の子のリアルを描いた漫画家さんですが、「今日もお天気」シリーズはほのぼのしたエッセイで画風も違います。他には「シッポがともだち」など猫をモチーフにした作品もあり、幅広いジャンルの作品がありますね。
他に代表作は「ラブリー!」、「メイキン・ハッピィ」、「こまどりの詩 ビューティーレジェンド四代記」などがあります。
高校2年生の時に「少女アリス」というロリコン同人誌に興味を持ち、出版社を訪れました。そして文章や漫画を掲載するようになり、19歳で漫画家デビューしています。変わったところからデビューされているんですね。
岡崎京子さん、内田春菊さんとともに女性向けに性描写をしっかり描く漫画家として注目されるようになります。特に岡崎さんとは掲載媒体も同じで、初期は作風も似ていたため比較されることが多かったです。ちなみに、年齢も同い年なんですよ。
1999年に4歳年下の西麻布のクラブ店長兼DJと結婚。妊娠が発覚した時に「子育てして欲しいから、仕事をやめてくれる?」といい、旦那さんが専業主夫として子育てされているそうです。
また、自分の出産、子育ての経験を「今日もお天気」シリーズとしてエッセイ漫画化しています。桜沢さんも基本的には女の子のリアルを描いた漫画家さんですが、「今日もお天気」シリーズはほのぼのしたエッセイで画風も違います。他には「シッポがともだち」など猫をモチーフにした作品もあり、幅広いジャンルの作品がありますね。
他に代表作は「ラブリー!」、「メイキン・ハッピィ」、「こまどりの詩 ビューティーレジェンド四代記」などがあります。
南Q太
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南Q太さんは1990年にアフタヌーン四季賞にて佳作入選して漫画家デビューしています。
1992年から『YOUNG HIP』という雑誌の巻末漫画で本格的に漫画家活動を開始。その後「週刊ヤングジャンプ」など青年誌でも執筆されていました。
1996年から1997年まで「FEEL YOUNG」で「さよならみどりちゃん」を連載。「さよならみどりちゃん」は平凡なOLゆうこの物語。ゆうこがカフェの店員ユタカと関係をもったあとに「みどり」という彼女がいることを知ります。ゆうこは自分が都合のいい女になっていることを理解しながらも離れられないという葛藤を描いています。2005年に星野真里さん主演で映画化もされました。
2003年からBS-iで放送されていた「恋する日曜日」内で「ゆらゆら」、「丘を越えて」、「猫」も実写化されました。
南さんのほかの代表作は「愚図な女ばかりじゃないぜ」、「こどものあそび」、「ひらけ駒!」など。
1992年から『YOUNG HIP』という雑誌の巻末漫画で本格的に漫画家活動を開始。その後「週刊ヤングジャンプ」など青年誌でも執筆されていました。
1996年から1997年まで「FEEL YOUNG」で「さよならみどりちゃん」を連載。「さよならみどりちゃん」は平凡なOLゆうこの物語。ゆうこがカフェの店員ユタカと関係をもったあとに「みどり」という彼女がいることを知ります。ゆうこは自分が都合のいい女になっていることを理解しながらも離れられないという葛藤を描いています。2005年に星野真里さん主演で映画化もされました。
2003年からBS-iで放送されていた「恋する日曜日」内で「ゆらゆら」、「丘を越えて」、「猫」も実写化されました。
南さんのほかの代表作は「愚図な女ばかりじゃないぜ」、「こどものあそび」、「ひらけ駒!」など。
魚喃キリコ
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魚喃(なななん)キリコさんは、幼稚園のころから絵が好きで、中学、高校になると出版社に投稿を始めますが落選していました。この頃岡崎京子さんの作品を読み、影響を受けていたそうです。
日本デザイン専門学校在学中に雑誌「ガロ」で漫画家デビューしました。コントラストを強調したイラストのような絵柄が特徴的です。若者の恋愛模様をリアルに描いた作品です。自らの実体験をもとに描かれているそうです。
1997年に発表した「blue」は2002年に市川実日子さん、小西真奈美さん主演で映画化。他に「strawberry shortcakes」、「南瓜とマヨネーズ」も映画化されました。「strawberry shortcakes」には岩瀬 塔子という名前で出演もされています。
その他の代表作は「痛々しいラヴ」、「ハルチン」など。大学時代に読んで胸が痛くなったのを覚えています。
リアルな漫画は軽々しく読めず胸に刺さりますがそれだけずっと心に残る作品になるのではないかと思います。おしゃれな漫画ではありますが、おしゃれなだけでは決してありません。
日本デザイン専門学校在学中に雑誌「ガロ」で漫画家デビューしました。コントラストを強調したイラストのような絵柄が特徴的です。若者の恋愛模様をリアルに描いた作品です。自らの実体験をもとに描かれているそうです。
1997年に発表した「blue」は2002年に市川実日子さん、小西真奈美さん主演で映画化。他に「strawberry shortcakes」、「南瓜とマヨネーズ」も映画化されました。「strawberry shortcakes」には岩瀬 塔子という名前で出演もされています。
その他の代表作は「痛々しいラヴ」、「ハルチン」など。大学時代に読んで胸が痛くなったのを覚えています。
リアルな漫画は軽々しく読めず胸に刺さりますがそれだけずっと心に残る作品になるのではないかと思います。おしゃれな漫画ではありますが、おしゃれなだけでは決してありません。
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