任天堂に真っ向から喧嘩を売った!?お色気ゲームの数々を生み出した「ハッカーインターナショナル」
皆さんは「ハッカーインターナショナル」というゲームソフト制作会社をご存じでしょうか?ナムコ、ハドソン、エニックスなどと同様に、ファミコンのゲームソフトを制作していた会社なのですが、そのソフトは任天堂へのライセンス料を払っておらず、任天堂が絶対に発売を認めなさそうなお色気度の高いソフトを大量に制作していました。マニアの間では、他のハードで制作した「ボディコンクエスト」「ハイレグファンタジー」「ストリップファイターⅡ」といった作品でも有名です。この記事では、なんともアングラなソフトの数々を世に送り出した同社のファミコン用ソフトについて、まとめてみたいと思います。
こちらはPCエンジン用ソフト「ストリップファイターⅡ」
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ミスピーチワールド
ハッカーインターナショナルのファミコンソフトを語る上で外せないのが「ミスピーチワールド」。“大爆笑!ピーチパロディー アメリカンコミックアクション"として売り出された同作は、スーパーマリオシリーズに登場するピーチ姫をモロパクしたデザインをパッケージに採用。何か事情でもあったのか、真っ向から任天堂に喧嘩を売っているように見受けられます。
肝心の内容はと言うと、横スクロールで敵を倒していくアクションゲームで、操作するキャラはマリリン・モンロー風の容貌でピーチ姫には似ていません。ステージをクリアするごとにセクシーな画像を拝むことが出来るのですが、その画像の女の子もピーチ姫には似ておらず、何故パッケージでピーチ姫に酷似したキャラを採用したのか、よくわかりません!
パピヨンギャルズ
次にご紹介するのは「パピヨンギャルズ」。太古の銀河系における、人類創世期の壮絶な戦いを描いたシューティングゲームで、双子の美少女イヴを救い出すのがテーマとなっています。そして、ステージをクリアするごとに女の子のムフフな画像が拝める仕様は「ミスピーチワールド」と同様です。
ピラミッド クレオパトラ危機一髪
パズルゲーム「ピラミッド クレオパトラ危機一髪」。2100年のエジプト・ピラミッドを舞台とした、「NASA」「クレオパトラ」「タイムマシーン」といった何やら謎めいたワードが散りばめられたテトリス風の落ち物ゲームで、落ちてくるピースが三角形や台形のためテトリスよりも難易度は高いかもしれません。成年向け漫画家・わたなべよしまさ氏がCGイラストを担当したとあります。
ソープパニック
パズルゲーム「ソープパニック」。下から上に昇ってくる泡の塊を上手く消していくゲームで、パッケージの外国人モデルや、プレイ画面下のセクシーなお姉さんについ目が行ってしまいます!