驚くほど少ないデータ容量で動いていたファミコンゲーム
そう聞いても、私たちは「そりゃそうでしょ」と感じると思います。
ですが、実際に調べてみたくなりました
「ビット」と「バイト」の違いを先に確認しておきましょう
「1バイト=8ビット」??
この「0か1」(これで表現できるのは白か黒、ONかOFFといった意味)を表す二進法の集合体で、様々な表現を行います。
「0か1」を表すのが1ビット、そして8ビットがコンピュータの最小単位「1バイト」です。
この「1バイト」は半角英数字1字のデータ量で、アルファベットの「A」は「01000001」、「B」は「01000010」といった8ビットで表現されています。
ちなみに日本語の全角文字はデータが大きくなるため2バイトを必要とします。
1,024バイト=1KB(キロ・バイト)、1,024KB=1MB(メガ・バイト)
いま考えると「おいおい」ってな表記のようですが、当時は「大容量」をイメージさせるのにビットのほうが都合がよかったという側面があるのかもしれません。
よく見られた「2メガ大容量」は2メガビット=256KB
とにかくゲームの容量を謳うことが売り文句になった時代ならでは。
「大容量=絵が綺麗、面白い」と思われていた時代だからこその表現だったでしょうね。
現在、身の回りで利用しているモノのデータ容量
基本的にMB(メガ・バイト)単位で表されるものがほとんどで、ゲームアプリなどは数十~数百MBなど。
またスマホで気軽に撮る写真だと、1枚で数百KB(キロ・バイト)~数MBなどの容量と思われます。
つまり、上記の大容量を謳い文句とする「がんばれゴエモン!からくり道中」や「未来神話ジャーヴァス」などは、スマホで撮る写真一枚よりも容量が小さいくらいだったということですね。
データ容量、だけで考えるならばスマホ写真一枚にも満たないものに数千円を払っていた、という考え方も出来てしまう訳です。
※もちろん、それは強引な解釈ですけれど
実際の数値でみると、果たしてどんなもんなのか。。。